2019年2月22日~5月6日まで姶良市歴史民俗資料館において、歴民館春季ミニ特別展 鹿児島の土人形たち~帖佐人形を中心に~が開催中ですが、私は3月17日に見てきましたので、配布されたパンフレット及び写真の一部を紹介します。
〇展示内容のパンフレットから・・●鹿児島の土人形は、帖佐、垂水、東郷、宮之城等が知られています。なかでも帖佐人形は有名であり、明治から大正時代にかけての最盛期には、窯の数も40を数え、その販路は県外まで及んだといわれています。そのころ家々では、子供が生まれると親戚や知人から帖佐人形を贈られ、3月と5月の節句に飾って、子供の成長を皆で祝ったものです。
●帖佐人形の起源について・・島津義弘が朝鮮から連れてきた陶工の手による説や江戸時代に壺屋に住みついた旅の僧によって広まったなどの言い伝えがありますが・・・
●帖佐人形保存会・・帖佐人形は、昭和10年代にはほとんど作られなくなり、・・・昭和40年には有志が、帖佐人形保存会を立ち上げその復興に尽くしました。・・・
●土人形とは・・・土を成形し焼成した後、表面に絵付けをしただけで、釉は用いません。・・・明治以降、ブリキやゴムの新しい玩具が普及するまでは、子供のおもちゃ、節句人形、民間信仰の対象として用いられました。
以上、パンフレットの一部を紹介しましたが、詳しくはスキャンして写真と共に添付してあります。
歴民館春季ミニ特別展の全景
人形の展示の一部
人形の展示の一部
木型の展示の一部
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