平成29年度「加治木ゆずり葉学級」(6回目)「みんなで進める人権教育」が11月16日9時30分から、姶良市加治木総合支所(多目的ホール)で開催されました。
ゆずり葉学級は高齢者が、いろいろな学習や活動に積極的に参加し、お互いに交流を通して絆を深め、地域社会に寄与しながら、高齢期を人生の最も充実した時期として、明るく楽しく健やかに生きることを目指して、今年度は姶良市内の6箇所で開設されました。(加治木ゆずり葉学級には49名が参加)
開会前に事務局の指導で、脳トレのためのじゃんけん大会が行われ、9時30分になってから、講師:「県教育庁 人権同和教育課指導主事 川畑真英 氏」の紹介がありました。
講演は講師の自己紹介の後にパワーポイントを使って講話が始まりました。【講話の概要】・・〇導入・・見方を変えると様々なことが見えてくる(絵、文字を出して説明)〇県が定めた人権に関する計画・・一人一人が人権を尊重するために(あなたが傷つかないために)・・人権を尊重すること→私も大切、あなたも大切・・思いに「共感する」「寄り添う」ことが大切・・【実際に「共感」しよう】・・①近くの人と自己紹介 ②気持ちの交流「私が選んだ〇〇味のアメ」「その理由は・・・です」・・見えない気持ちを言葉にすることで・・
【共感しながら「寄り添って」考えましょう】・・小児麻痺の倉田哲也さんの前向きな生き方(写真で説明)・・たくさんのことができますが、できないこともあります。・・本人の力ではどうしようもない課題・・様々な人権問題・・「招かれなかったお誕生会」・・歌詞をみながらCDで音楽を聴く・・共感する・・「同和問題」と「日本の文化」・・被差別身分の起源・・江戸時代の身分制度に関する記述〔武士の支配と差別・・分断による支配)・・同和問題についても当事者の思いに共感しながら正しい認識と理解を深めることが重要・・
⓵差別の解消の推進に関する法律(平成28年12月16日施行)・・②近年成立・施行された人権に係る法律・・〇女性活躍推進法 〇障害者差別解消法 〇ヘイトスピーチ解消法・・【人権を考えることの意義】・・「うわさ・因習・誤った知識・思い込み・勘違い」→偏見→差別・・偏見・差別を断ち切り、みんなが安心して、幸せに暮らせるために・・以上で講演を終わり、講師へ感謝の拍手を送りました。
今回の講演を聴いて、人権問題についての理解を深めると共に相手の立場に立って共感し、寄り添うことが大切であることを実感したので、今後の生活の中で活かしていきたいと思っています。
講演の様子を写真で紹介し、資料をスキャンして添付します。
開会前の会場全景
開会前に脳トレのためのじゃんけん大会
講演開始
講演の最後
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