平成28年度「加治木ゆずり葉学級」(2回目)は6月23日9時30分から、姶良市加治木総合支所(多目的ホール)で「元気に生きる~介護の現状に学ぶ~」を学習しました。
ゆずり葉学級は高齢者が、いろいろな学習や活動に積極的に参加し、お互いに交流を通して絆を深め、地域社会に寄与しながら、高齢期を人生の最も充実した時期として、明るく楽しく健やかに生きることを目指して、今年度は姶良市内の6箇所で開設されています。(加治木ゆずり葉学級には47名が参加)
司会者より講師の「共生ホーム よかあんべ 苙口 淳 氏」の紹介があり、講師からパワーポイントを使って、「介護の現状について」詳しく説明がありましたので、その概要を紹介します。
講演の概要は「伝えたいこと」「共生ホーム よかあんべ の理念」「頭の中で何がおきている!」「認知症の中核症状と行動・心理症状」「認知症とは」「問題行動からメッセージへ」「当たり前のことが大切」「認知症の人に対する基本姿勢」「認知症の人と会話から対話へ」「人生の歩みの中で築かれたその人の暮らし」「私たちが地域で大切にしたいこと・・・」「認知症になりにくい生活習慣」「3つの機能を鍛える」「ぼけ予防10か条」について事例を交えて詳しい説明があった後に、「共生ホーム よかあんべ」での出来事を撮ったものを、スクリーンに投影してプライバシイに配慮しながら説明されました。
今回の講演は「小規模多機能型居宅介護事業」・・「共生ホーム よかあんべ」での事例を通して認知症の人との共生をどのように行っているかを説明されたものですが、最後に「その本人の存在は家族の中にいつまでも」のビデオが上映され、亡くなる前の出来事の紹介と孫の結納の当日に亡くなるまでのエピソートが紹介され感動しました。
今回の講演で、認知症の人との共生について理解を深めることができたので、今後の生活に生かしていきたいと思っています。
今日の様子を写した写真及びパワーポイントの画面を写した資料で詳しい内容を紹介します。
会場全景(資料の説明および講師紹介)
講演の開始
パワーポイントによる説明
パワーポイントによる説明
「共生ホーム よかあんべ」での事例・・野菜の皮剥き
「共生ホーム よかあんべ」での事例・・あくまき作り
姶良市内の「小規模多機能型居宅介護事業所」対抗バレーボール大会・・入所者も一部参加
「共生ホーム よかあんべ」での事例・・腕立て運動
亡くなった人の生前の様子と亡くなるまでをビデオで上映
講演の最後
「共生ホーム よかあんべ」に実習に来ていた高校生が特別参加して感想を述べているところ
学級長から講師へお礼の言葉
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