生涯大学 生活科 三四会

三四会 会員相互の交流の場です

柏南校友会「人づくり、国づくり」(7月23日)

2014年07月27日 10時16分40秒 | 日記

柏南校友会は麗澤大学での授業で、「人づくり、国づくり」(麗澤大学経済学部 下田健人教授)であった。34会メンバ8名参加。麗澤大学学祖廣池千九郎博士は、道徳を根ざした国を創りたい、道徳に満ちた人を創りたい、一生かけて品性を磨く教えを説く。人づくりは、家庭→学校→企業を通じて一人前に、そして社会貢献。最高道徳は、品性、徳をつむ。安倍首相が目指す雇用のかたちは、フレキシュリティ・・・フレキシブル(柔軟性)とセキュリティ(安全)の造語。北欧諸国モデルの福祉国家、解雇された人は社会が受け止める・・・保険、教育。大きな政府(高福祉、高負担)北欧←→小さな政府(自分の事は自分で)アメリカ、どちらを目指すのか。日本の年齢別就業率は、M字型カーブ・・・一旦休んで子育て。欧米、中国は、働きながら子育て。厚生労働省の夢・・・M字型の谷底を引き上げること。片手間な子育てで、初来の日本を担う人を育てることができるのか。三つ子の魂百まで。日本は、人口が減少して、経済成長が可能か。消費が増えるのか。結婚しない若者の増加。草食系男子。人間関係ができない子が多い。日本の雇用慣行は特異・・・企業は家庭、終身雇用、企業は人なり育てる。物をつくる経営ではなく、人をつくる経営。経営者と従業員は「親子」の関係→組織の品性(社徳)などの話であった。人口減少は大きな社会問題だと思った。若い男女の出会いが少なくなったのか、結婚に魅力を感じないのか。

終わってから、学食でランチを食べながら学生時代を思い出す。その後、「まんりょう」で珈琲タイム。ビールを飲みたかったが700円と高かったのであきらめる。暑かったので、今回は往復ともにバス利用した。その後、地元の「サイゼリヤ」で、一人ビールとワインを飲む至福の時。ヴィナースの絵画を観賞しながら、日本の人口を増やすためにはどうすればいいかと考える。

均ちゃん