セネガル日和2

アフリカ最西端の国、セネガル共和国での日々の出来事(2009.4~2010.3)

アフリカン・ルネサンス

2010-03-19 | 日記
 2010年はセネガル共和国にとっては独立50周年、そしてアブライ・ワッド大統領にとっては就任10周年の記念の年である。次期大統領選は2012年を予定されているため、残り2年、御年84歳のワッド大統領がセネガルを治めていくのだが、なにやら雲行きを怪しく感じるニュースを耳にした。http://www.afpbb.com/article/life-culture/culture-arts/2634759/4499069
 添付のニュースは昨年8月現在のもの。今年4月の落成式にむけて急ピッチで工事は進められ、ほぼ完成に近づいている(写真)。しかし、最近こちらのTVで“モニュメントの女性のスカートが短いことが気に入らず、大統領が作り直しを要求している“というニュースが飛び込んできた。ちょうど今日は家の近所の独立広場で「ワッド大統領就任10周年記念パレード」が行われるらしいが抗議デモも予想されているらしく、警備員の数も多く、ものものしい雰囲気。モニュメントの管理責任者は娘にさせるとか、次期大統領は30代の息子をたてるとか、ワッドさんは暴走気味。お隣りニジェールのようにクーデターが起こるようなことがないように、ただひたすらセネガルのジャム(平和)を祈るのみだ。

[写真:モニュメントは空港と市街を結ぶ道路に面した小高い丘に建っている]

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