セネガル日和2

アフリカ最西端の国、セネガル共和国での日々の出来事(2009.4~2010.3)

気になる② 情報の渦

2010-04-04 | 日記
 帰国してすぐのブログにも書いたが、日本でいると受け取る情報が多くて疲れてしまう。むろんそれは私が日本人であり、日本語が理解できるから仕方のないことではあるが、何日間か過ごした後で、それは別に都会に限ったことではないということがわかった。
 家族がTVをつけているのをなんとはなしに目を向けると、アナウンサーがニュースを伝えている横で天気予報の画面が出て、下方には帯状に最新のニュースらしきものが流れていた。つまり、TVが3分割され3つの情報が同時に流されているのだ。なんだかもう、何を見て、何を得るのかわからない。
 また、新たに携帯電話を契約するためにお店を数軒回ったが、会社によってプランや機種、細かいオプションが異なっており、店員は客が理解した云々よりも、「もちうる情報を全て提供する」というスタンスで説明するためもうアップアップ。どの携帯でどのプランが自分に合っているのか比較検討するための情報が整理される前にうわーっと矢継ぎ早に説明されて、頭はもうろうとしてきて「もぅ堪忍してください」と言いたくなる。口頭での説明でもお腹いっぱいなのに、さらにはパンフレットもどっさりくれて混乱は増すばかり。久しぶりの日本で新規の契約や手続きが続くがどこも似たりよったり。夫と「歳をとったら、ますますこんな説明は理解できなくて生活できんな~」と笑いあったが、現実にそうなりそうでちょっと怖い。