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田舎暮らし~南信州四季折々の記

南アルプスと中央アルプスをのぞむ田舎での四季折々のつれづれの記写真付きで日記や趣味を書くならgooブログ

エジプト旅日記9 クルーズ船

2019-04-29 15:36:29 | 日記

 

 エジプトはほんの一時期を除いて暑いところなので 観光も暑いことを基本に組まれていることが多い

 午前中の涼しい時間に観光し 日中の暑い時間は休んでいて 夕方涼しくなってからまた観光する

 そういうことで私たちもカルナック神殿の観光の後は 昼食と昼休みタイムとなる

 まずは今日から宿泊する ナイル川のクルーズ船に乗船

 

         

 このクルーズ船でナイル川を南の方にさかのぼりながら 各地の遺跡を巡る事になる

 乗船場所は水面よりかなり高いところなので そこは船の2階フロア―になる

 部屋の中はホテルと全く同じで 入って左側にクローゼットやミニバーがあり

 右側にはトイレ、洗面コーナー、バスタブがある その奥がベッドルームになっている

 

 

        

 各部屋ごとにバルコニーがついているので外の風を部屋で感じることもできる ただし停泊中の用心のためなのか 

 バルコニーに出て窓を閉めてしまうと外からは 開けられないので注意が必要とのこと

 バルコニーはくつろぐにはよかったけれど片側の景色しか見られないので 

 すべての景色が見えるサンデッキにあがって 過ごす時間の方が多かった

 この船では3泊するので荷物は広げたままでいられるのが良い

 

       

 フロントの天井 円形になっている

 

       

 部屋の中に飾ってある 典型的なエジプトの写真 

 

             

 これはドライヤー 所変われば品変わる

 

        

 

乗船場の脇にあるお土産屋さんのおじさん 行きかう人々を眺めている様子


      

 サンデッキにあるプール この時期は寒いので誰も入っていなかったけど 暑いときにはにぎわいそう

 サンデッキには屋根付きのカフェテラスもある


      


      


      

 船内にはフイットネスルームもある

 


イタリア旅日記42 最後の晩餐鑑賞

2018-12-28 12:38:19 | 日記

 

 ミラノでの楽しみの一つは レオナルド・ダヴィンチの有名な(最後の晩餐)の鑑賞です

 先ずはこの絵の描かれている教会に向かいます

       

       サンタマリア・デッレ・グラツィエ修道院です 

 これが正面ですが 第一印象としてはあっけないほどシンプルでこじんまりしていました

          

 来た道を振り返ると古い建物の向こう側に近代的な建物が見え、ミラノらしい風景かなと思います

             

 

  

 見学は完全予約制で見学30分前には到着していなければなりません

 少し時間があったので右手の道を進んでこの修道院の裏側に回ってみました

      

 こじんまりした正面とは違ってかなり奥行きがあります

          

 正面のシンプルな造りとは違って手の込んだ装飾がありイメージが違います

 レンガの色が同じようなので統一感はあります

 ここはミラノのスフォルツァ公の要望によって造られたそうです

     

 中庭を囲むように回廊があり 中庭の緑の植栽がレンガの色とマッチして映えます

         

 回廊の縁に腰かけて新聞を読んでいる女性が一人いただけでこの回廊と中庭は静かな時間が流れていました

 ダヴィンチの有名な絵を鑑賞するために世界中から途切れなく人が訪れる修道院の一部とは思えないほどです

         

            

 正面に戻って入場前に修道院の中を見学します

         

 

         

 内部はシンプルだけれど厳かな雰囲気です 

 内部はドームの天井から明かりが入っているとはいえかなり暗い印象でした

     

 これはロウソクです 買って供えるようになっています 

 日本のお寺でおせんこうを買って供えるのと同じ様なものかと思います


 いよいよ鑑賞に向かう時間になりました 一度に入れるのは二十数人です

 二十数人がひとグループになって集められ 先ずは前室が空くのを待ちます

 ロシア人のグループの人達と一緒でした 15分待って前室に入りまた15分待ちます

 そしてようやく絵のある部屋にはいれます 鑑賞時間は15分で二十数人だけなので

 割合ゆっくりじっくり鑑賞することができます

 同じダヴィンチの絵でもモナリザはルーブル以外で観ることができるかもしれません

 ゴッホでもモネでももしかしたら日本で観ることもできるかもしれません

 でもこの絵だけはここに来ない限り決して観ることはできません

 何故ならこの絵は壁に描かれたものだから・・・

 もともとこの修道院の食堂の壁画として描かれたもので4・2メートル×9・1メートルの大きさです

       

 室内にはベンチが置いてあり座ってゆっくり鑑賞もできます

 絵を良い状態で保存するため温度湿度の管理はもとより照明もかなり抑えてあり 室内はかなり暗くなっています

 キリストが受難の前夜に12人の弟子と共にとった晩餐の席で 弟子の中に裏切る者がいると予言し

 弟子たちが動揺している場面が描かれています

      

      

 絵の中心にはキリストが描かれています

 有名な絵なので何処かで何度か目にしているけれどやっぱり本物を見たかった・・・

 食堂の壁に描かれたものなので湿気や熱気で傷んだ上に 17世紀には馬小屋として使用されていた時期があり

 馬の呼気や排泄物などから出る成分などによって傷み また大戦時には空爆を受け修道院の屋根が半壊し3年間

 露天にさらされたようです

 そんなわけで修復が繰り返され 大規模な修復は5回記録されているといいます

      

 暗いので感度を上げてもぶれてしまう 

 フラッシュ撮影は禁止でもこの作品を自由に撮れるのはありがたい

      


 部屋の反対側の壁面にも大きな絵が描かれています

      

 15分経つと部屋から出なくてはなりません 入れ替わりに次の人達が入ります

 部屋を出るとお土産コーナーのようなところがあり ダヴィンチに関する書籍などがならんでいました

      

     

 


 





 


 

 

    

                  

 


イタリア旅日記 NO36 ヴェローナ  恋人達の聖地

2018-08-11 14:18:18 | 日記

 

                      

 街を歩いて 恋人達の聖地と言われている場所に向かいます

         

       きれいに整えられている石畳の歩道を歩きます

            

 カプレーティ家の入口付近

 柱も壁も落書きで埋め尽くされています 落書きの上にまた落書きされていて すごいことになっています

 この奥にロミオとジュリエットの舞台となったジュリエット側のカプレーティ家があります

      

 トンネルのような通路の両壁天井すべてこの状態です 元の壁がどうなっているのか全く分かりません 

 これはほんの一部です 落書きのみならず手紙(紙切れ)もたくさん貼られています

 恋人達の聖地と言われるだけあって落書きにも若いエネルギーが満ち溢れているような勢いを感じます

 各地からやってきた恋人たちや若者がそれぞれの願いを込めて書いていったのでしょう

 

      

     門の上にはカプレーティ家の紋章があります ここの紋章は帽子だそうです(単純で分かりやすい)

      

 ここがカプレーティ家の中庭で 写真右上にあるのがバルコニーです

 思ったよりこじんまりとした中庭でちょっと意外でした 

 このバルコニーにはだれでも立つことができます ただし有料となっていますからお金を払って入ります

 ツタの絡まる古い壁はこの建物の雰囲気にとてもよくあっています

     

    何の部屋だったのか鉄格子のある窓が気になります 単なる明り取りだったのかそれとも・・・

          

 中庭の一角にジュリエットの像があります 

 この右胸に触ると願い事が成就するとか幸せが訪れるとか言われています

 大勢の人が触るのですり減っている感があります この像に触るために長蛇の列ができていました

 ヴェローナの観光といえば真っ先に紹介されるほど有名なところですが 

 恋人云々でもない私的にはちょっとがっかりスポットでした

 

     

       

      ヴェローナ市庁舎 と ランベルディの塔

 ランベルディの塔は12世紀に建築が始まり その後何度も上に増築され凝灰岩、レンガ、大理石などの

 いろんな建築資材が使われた痕跡が今でも残っているそうです

 1779年には時計がつけられたそうです

 ヴェローナの町で一番高い建物で 高さ84メートルのこの塔には大小2個の鐘がついているそうです

 小さな鐘は労働時間や火事を知らせ 大きな鐘は議会の招集や戦時の軍事招集に使われたといわれます

 この塔は上まで登ることができます エレベーターもあるので簡単にいくことができます 

   

 ヴェローナの中心部にある賑やかなエルベ広場 古代ローマからの歴史を持つ農産物の市場だったところで

 主に野菜やハーブを扱っていた市場だったそうです その名エルベもこれにちなんでいるそうです

 エルベとは草とか葉物野菜(ほうれん草、香草など)の意味らしい

 白いテントの露店にはいろんなお店があって見て歩くのが楽しい 

 マーケットも開かれているし 日用品や衣料品など市民の生活用品、そのほかお土産屋、食べ物屋など

 なんでもありの 市民から観光客まで楽しめる場所となっています 

 喉が渇いたのにサブバックに水を置き忘れてきたので 早速水を買って喉を潤します

         

 ひろばの中央にある ヴェローナのマドンナの噴水 1368年スカラ家によって造られたものなので

 かなり古いものですがきれいに保たれています ヴェローナの象徴とされています

 水が出ているのは四方に彫られた人面の彫刻の口からです 

     

 広場の北東にあるカーサ・マッザンティ 壁に神話や伝説のフレスコ画が描かれています

 当時の貴族や豪商は自分の富や力を誇るために画家を雇いこうした絵を描かせて競ったようです

     

 こうして街の装飾に貢献したものには税法上の優遇処置があったとか

 

    

 広場奥にあるマッフェイ館

 17世紀にヴェローナの貴族マッフェイ家が建てた バロック様式の館です

 ローマ時代ここには大きな神殿があったそうです 神殿の跡地に建てられたこの館の最上部には

 ローマ神話の神々の像が立っています 

 左からヘラクレス、ユピテル、ウェヌス、メルクリウス、アポロン、ミネルヴァだといわれています 

 現在この建物はアパートや、レストランなどの店舗として使われていて レストラン地下のワインセラーには

 古代ローマの神殿跡がみられるそうです

 この建物の手前にある円柱の上には 一時期ヴェローナを支配したヴェネツィア共和国のシンボルである

 サンマルコの有翼の獅子の像が立っています

     

 窓辺を彩るきれいな花に つい目が行ってしまいます

          

 もう一つ 目が行ってしまいました これは何でしょう

 市場の中にあったもので 頑丈な柱に取り付けられたものです

 鎖の先には両手の指を合わせて作ったくらいの大きさの輪が付いています

 いったん輪を開いて中に入れ、入れたら閉じます

 答えは秤です この輪の中に納まる量を一束として売買するときに使ったものだそうです 

        

   

 

      

 

 

 


イタリア旅日記 NO30 ヴェネツィア 目に付いた 

2018-05-19 06:54:13 | 日記

 

  ゴンドラの船着き場にいたお兄さん 乗り降りのお手伝いなどしてくれます

           

 右足にきれいなタトゥーが・・・つい目が行ってしまいました

 カラフルなドラゴンが彫り込まれています 暑い季節で肌を出しているせいか こうした色々な模様の入った人を

 よく見かけました イタリアではタトゥーに対して割合寛容なようです

 しかし職種によってはやはり拒否されることもあり こうした形で自分をアピールしたい人がしているようです

 

      

 こちらは腕に一色で彫ってあります もしかしたら体のほうまでつながっているかも・・・

 太い腕に黒一色というのも結構見ごたえがあります

 

      

 これはミラノの街角で見かけたもので女性の足です リボンを付けたドクロが足の一部分に彫ってあります

 女性の場合ファッションの一部のような感覚で 小さなものがポイント的に使われていることが多いそうです

 最近はタトゥーに漢字を使う人もいるようで 意味も解らずとんでもない字が使われていることもあるようです

      

           

 この二人はサンマルコ広場で目に付きました 

 背の高い欧米人の中でも目立つほど背が高い男性と 大胆なバラの花模様のドレス姿が似合う女性

 この二人はどうやらモデルさんの様でここで撮影をしているところでした 

 インド系の顔立ちで 撮影スタッフもインド系のように見えました

             

 スカートではなくワイドパンツ風のドレスです こんな大きな柄を着こなせるのも背が高いからこそ

 

      

 ここヴェネツィアでも赤いバラの花束を持った花売りのおじさんを見かけました

 


イタリア旅日記 NO9 ローマの休日ロケ地巡り

2017-07-29 19:24:34 | 日記

   (真実の口)はサンタマリア・イン・コスメディン教会の正面 柱廊の左側の突き当りにあります

   ちなみにコスメディンとはギリシャ語で装飾という意味らしいです

   古代にはマンホールの蓋として使われていたものでこの教会に取り付けたのは

   1632年とのこと この蓋は直径が1・75メートルもあるのでかなり大きく感じます

   ここに行ったのは昼下がりだったのですが 四つ折りのすごい行列ができていてそこに並んで

   順番を待ちました 真実の口に手を入れて写真を撮るだけなので行列の割には早く進みます

     並んでいる時こんなコンサートの案内が目に着きました

   行列で待っている人はつきあたりの真実の口方向を見る格好となり 

   写真を撮られる人は行列のほうを見ることになります 

   順番を待ちながらすることもないので カメラに向かってポーズをとっている人にみんなの目が

   集まることになります なのでなにかせかされているような気がして

   ゆっくり構えている余裕はありません 次から次へと淡々と進んでいきます

   写真を撮り終えれば皆すぐその場を立ち去ります 教会の中に入って見学する人は少ないので

   中はゆっくり見られます

           教会床のモザイク 古代のものらしい

   ローマの建物にはよくあることですが この教会も建築資材をあちこちの遺跡などから

   調達してきているようで寄せ集め感があります

         教会内部

        

   私はこの真実の口の彫刻はライオンの顔だと思っていたのですが 海神トリトンだということです

 

   (トレビの泉)は路地風の道を歩いていくと突然という感じで目の前に現れました

     

  陽光に映えた大理石の白い彫刻と前面の透き通った水の色とのコントラストがまぶしいほどに美しい

 

   泉は25メートルプールくらいの広さがあります

   ローマ神話の神々の彫刻が正面にありネプチューン(ポセイドン)がその中心となっています

   大理石の間を流れ落ちる水は涼感をよびます 水がきれいなので中に落ちているコインが

   よく見えます このコインは定期的に回収されて慈善団体に寄付されたり貧困対策に利用される

   様です ちなみに1日約3000ユーロ(約40万強)1年では100万ユーロになるそうです

   後ろ向きにコインを投げ入れると再びローマに来られるということで私もコインを投げ入れました

     彫刻の後ろ側から見るとこんな感じ

   周りには建物が迫っていてお土産屋さんやジェラート屋さんがたくさんあります

   暑かったので一番近くのジェラート屋さんに入ってジェラートを買いました

   まず入口でチケットを買いショーケースの前でコーンかカップかを伝え

   何種類もある中から好きなものを選んで注文します 

   どれもおいしそうで迷ってしまいますがヨーグルトとピスタチオを選びました

   ジェラートを食べてちょっと暑さが緩和され元気が出ました

   スペイン広場はトレビの泉から歩いてすぐです

   暑いのでスペイン階段は日陰で休む人がいっぱい

   

     

   トレビの泉のすぐ近くでスペイン広場に向かう路上にあった果物などを売っているお店

   食べられるようにカットしたフルーツもカップに入って売っています

   種類は豊富でどれもおいしそう

      

   有名な観光スポット以外のこうした街中にある何気ないものにはその土地ならではの

   何かがあって面白いと思います 旅の楽しさはこうしたもの探しにもあると思います