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田舎暮らし~南信州四季折々の記

南アルプスと中央アルプスをのぞむ田舎での四季折々のつれづれの記写真付きで日記や趣味を書くならgooブログ

イタリア旅日記 NO18 フィレンツェ 1

2017-10-27 09:26:30 | 旅行

トスカーナの州都 フィレンツェ 花の都の意 (英語ではフローレンスと表現)

一帯は昔から花卉栽培が盛んで 町の名前もこれにちなんでいるという

中世メディチ家が支配していた時期にその保護下でミケランジェロやレオナルドダヴィンチ

ラファエロなどの芸術家が活躍し やがてルネサンス文化が花開く

街全体が美術館といわれるのも納得できるほど 旧市街では素晴らしい芸術品を

そこかしこで目にすることができる

フィレンツェに向かってトスカーナの地を進んでいく

オリーブ畑やぶどう畑の中を進む

ゆったりと流れる川の向こうに石造りの古そうな塔が見える

その昔は見張りの塔だったのか それともこの川を通行する際の検問所とか

通行料の徴収場だったのかなどと想像を膨らませるのも楽しい

     

    途中で日本企業の名前を見かける 車関係の会社はよく見かけた

    海外で日本企業の名前を見かけるとこの地でも頑張ってほしいと応援したくなる

    

     街の中に入っていく

 町の中にある噴水 市民の憩いの場かも 

 

この町も統一感のある落ち着いたたたずまいを見せている 正面看板の女性の目力がすごい

         

ブライダルショップのショウウィンドウ シンプルで着る人を引き立てるような上品なデザイン

         

        背の高いイタリア人女性にはよく似合いそう 私ならスカート丈は半分で充分

フィレンツェの駅前 左日陰になっている方面が駅

駅近くには夏らしく こんなディスプレイも見かけました

肉屋さんのショウウィンドウにはダイナミックな骨付きのままの肉の塊が・・・

何キロ単位で買うんだろうか

肉屋さんに限らず夕食を食べたレストランでも店の外からでも 店内からでもみえるように

こんなディスプレイがしてありました

すべて骨付きのまま 大きな塊のままで吊り下げてあります

日本では肉屋さんで見かけないこともないけれど スーパーできれいにパックされているのを

見慣れていると この光景はちょっと刺激的です 

       

肉のかたまりも大きい

レストランの一角 ワインのボトルが並んでいる

このレストランはいくつかのフロアに分かれていて 

赤いバラの花束を抱えた花売りのおじさんが 奥のフロアの方に歩いていきました

花を売りに行くのか 注文品を届けるのか ・・・花文化が根付いていることを感じる

夕食のメニューの一つとして出てきたのがこの大きな骨付きステーキです

フォークがデザート用に見えてしまうほどのボリューム感 厚さも面積も大きい

しかもすでに

サラダやひき肉たっぷりのパスタを食べた後 

とても食べ切れないとおもいつつ 一切れ一切れ食べていくうちになんと完食

堂々とディスプレイしてある肉だけあって 柔らかくてとてもおいしいステーキでした

脂身が少なかったのも完食できた一因かもしれない

味付けはシンプルで 肉のおいしさが引き立っている感じです

なんとその後に出てきたデザートも別腹で完食 ということはイタリア人並みの食欲?

満腹になったところですっかり日の暮れた街を歩きます

駅近くにはホテルが立ち並んでいるエリアがあり そこにある宿泊場所のホテルに戻ります

      

駅前にある教会の角を曲がっていきます 明かりがついた夜の街の雰囲気も良いものです

石畳と教会と街行く人々の風貌と こんなちょっとしたところにもヨーロッパを感じます

正面に見えるフラットな屋根の建物が駅 教会はライトアップされていてきれい

駅前の、ちょっとした食べ物や飲み物を売っているお店

シャーベット  コーラ、イチゴ、レモンが2ユーロと表記されている

カットフルーツやアイスクリームもある 

満腹なのになぜかこういうものには目が行ってしまう

 

         

         ホテルの立ち並ぶエリアまで帰ってきました

         夜は更けていますがまだまだにぎやかです        

 

 

 

 

 

 

 

      

      

 

         

         

 

 

 

 


ピサの斜塔

2017-10-20 20:34:54 | 旅行

   小学生のころ「世界の七不思議」というタイトルにひかれて借りてきた本

   があって エジプトのピラミッド、中国の万里の長城などと供にイタリアの

   ピサの斜塔が載っていたのを思い出します 

   フィレンツェからそのピサの斜塔に向かいます 

   

 朝のフィレンツェ  天気は快晴 朝から早くも暑くなりそうな予感

ピサに向かう道路の沿線には植木業者の畑が続いている一帯があり いろんな種類の

苗木が育てられていました

こんな南国風の木もあります

これはもみの木 クリスマス需要がかなりありそう

こんな景色の中を走ってピサに着きました

         

     城壁のような石の壁の外側にはお土産屋さんがずらりと並んでいます

         

売り子はイタリア以外の国からきている出稼ぎ労働者がほとんどだとか

なのでアフリカの民芸品のようなものが並んでいたりもします

そんなお土産屋さんの並ぶ城壁に沿って行くとやがて入口のアーチに着きます

         

アーチの向こうに見えるのは手前から洗礼堂、大聖堂、そして鐘塔(ピサの斜塔)

西から東方面を見ていることになります どの建物も白い大理石が緑の芝生と

青い空に映えてまぶしい 芝生はとてもよく手入れされていてきれい

洗礼堂 直径約35メートルの円筒形の建物 完成までに200年以上を要したとか

天井が高いので音響効果がとても良いそうです

大聖堂  厚い壁や半円アーチが特徴のロマネスク様式(ローマ風)の傑作

といわれるこの建物は 上から見るとラテン十字(縦長の十字)の形になって

います

       

    有名なピサの斜塔(鐘塔) 観る位置によって傾き具合が異なる 

       

最下層のアーチの下が入口になっていて何段か下ると塔への階段がある

        

斜塔の中は一時立ち入り禁止の時期があったけれども 今は有料で中に入れます

中はらせん状の階段があり上ることができます

中に入るには荷物を預けなければなりません 手荷物は一切持ち込めません

ただしカメラはOKでした 上がるにも人数制限があるようで ひと区切りづつ

入っていきます もちろん軍関係者が複数人で目を光らせています

最上部までは300段近い(294とも296ともいわれる)階段をひたすら

上がることになります 300段はかなりきつい

以前東京タワーの展望台まで600段の階段を上ったことがある

その時は下に見える景色を眺めながらだったのでまだ気が紛れて良かったけれど

斜塔の場合はところどころに明り取り程度の窓があるだけなので 

両壁に挟まれた階段を黙々と登るのみでつらい おまけに傾いているので

平衡感覚がおかしくなる 人によっては車酔いのような状態になることもあるという

私も中に入って上がり始めたとき時少しフラッとしたのを覚えている

でもそのおかげで傾きを実感することができました

塔の上から眺めると こんな景色が広がっています

大聖堂がラテン十字の形に見えます ドームは修復中でした

大理石の階段は滑りやすく おまけに多くの人が歩いたのですり減っていて

下りは滑らないように壁に手を当てながら降りました

階段は両側壁になっていますが 塔の中は空洞でした

観光客目当ての馬車が何台かとまっていました

どの馬も後ろの左足のかかとを浮かせて 下を向いておとなしくじっとしています

こんな風に石の壁にかこまれています

この向こう側にお土産屋さんやたべものやさんがズラリと並んでいます

      

      パスタなどの食事系を扱っているお店

      

       アイスクリーム屋さん 大体2ユーロ前後の値段

このように斜塔を模ったお土産を多く見かけました 

キーホルダーやマグネットはもちろん色々なものに斜塔型が使われていました

インドのサリーを着た女性がお土産屋さんでおじさんと交渉していました

2・5ユーロのしなものを5個買うから10ユーロにしてというようなことを・・

でもおじさんは一歩も引かず別のお客さんのほうに行ってしまいました

観光客が多くてよく売れるのか売り手も強気の様でした

              

駐車場で見かけたこのおじさん 暑さのあまり上半身裸です

このおじさんは観光バスの運転手で お客さんが観光している間に

自分のバスに水を積み込んでいるところです

観光バスはこうして水を積んでいることが多いので 水が欲しいときは

運転手さんから買うことができます

      

それにしてもこのおじさんもう少し体に合ったものを着たほうがよさそう・・・

 

 

 

 

          

 


イタリア旅日記 NO17 トスカーナの古都シエナ 4

2017-10-07 20:44:12 | 旅行

   世界一美しいと称される シエナ市民の集いの場カンポ広場に向かいます

   カンポとはイタリア語で広場、野原、畑などを表す言葉だとか

   中世ヨーロッパ最大級ともいわれ、市民の集いに場となっているようです

     カンポ広場に向かう道

     町のレストラン

    かわいい陶製のお面を見つけました

カンポ広場に着きました

この広場はシエナにペストが流行する直前の1347年に完成したといわれます

貝殻(扇型)の形をしていて付け根部分(市庁舎方面)に向かって

緩やかな傾斜になっています(写真左から右方向に下がっています) 

広場にはレンガが敷き詰められ 白い石で9つの区画に分けられています

これは当時シエナを支配していた9人の市民代表を意味しているとのことです

ホテルやカフェ、レストランなどが周りを取り囲むように建っていますが

色や高さなどにに統一感があります

 

暑いので人々は日差しを避けて日陰に集まっています

日陰にあるオープンテラスのカフェなどはとてもにぎわっていました

緩やかな傾斜は座ったり寝転んだりするのに最適 直接座り込んでいる人が多い

市庁舎であるプブリコ宮殿 市立美術館も併設されています

高い塔はマンジャの塔といいます 今は時計が付いていますが以前は時を告げる

鐘がならされていました 初代の鐘つき男のニックネームをとってマンジャの塔と

称されるようになったということです 高さは102メートルもあるそうです

      そびえるマンジャの塔と市庁舎

カンポ広場といえば シエナ市民を熱狂させるパリオと呼ばれる地区対抗の

裸馬のレースでも有名です 起源は古く戦に勝利した際に聖母マリアに

感謝の祈りを捧げ馬のレースの祭りを行ったのが始まりとか 

レースは年2回行われます

7月2日(聖マリア誕生の日)と8月16日(聖マリア昇天の翌日)です

この日はパリオ目当ての観光客が押し寄せるのでホテルは1年前から予約しないと

とれないそうです 観客の中には世界的な有名人もいるようです

800年以上続いている伝統行事で特にコントラーダが結束するのがこのパリオです

コントラーダ(シエナの17の地区)は中世の軍事事情が元となっているようです

当時フィレンツェ近隣の町からシエナを守るため軍隊が配備され 武器や兵科ごとに

編成された各部隊が起源となっているようです

現在軍事機能はなくなったものの洗礼、結婚、葬儀、食事会、など人々の生活には

欠かせない存在となっているようです 

当日は中世の装束をまとった人々のパレードが行われ その後レースが始まります

各自、自分の地区の旗やスカーフで熱狂的な応援をするようです

裸馬なのでカーブなどでの落馬があるようですが 馬だけがゴールしてもOK 

勝者には高価な織物の旗が送られます パリオとはこの旗を指す言葉だとか

レース自体は1分半ほどで終わるそうですが熱狂はその後もずっと続くようです

   

  パリオのスカーフが売られていました

     

  カンポ広場付近の公衆トイレの表示です 0.5ユーロの金額が書かれています

        

観光施設や美術館などは無料でトイレを使えますが 

街中で無料のトイレを使おうとすれば カフェやレストランなどを利用したついでに

使わせてもらうか 公衆トイレの無料のところを探し回るか・・・です

料金支払い場に人がいなかったり お釣りの出ない支払機があったりするので

街歩きにはトイレ用の小銭が欠かせません 料金はトイレによってまちまちです

もちろんウオシュレットではありません 便器の蓋が陶器製というのがほとんどで

重たくて使いずらいです 

きれいなトイレをどこでも無料で使える日本のありがたみを再認識です

シエナの街角で見かけた革製品のお店 

イタリアンカラーを使ったカバンなどが並んいます   

こんなショーウインドーもありました

城壁の脇を通って駐車場に戻ります 

途中噴水があったのですが ドイツから来たという学生のグループが 

Tシャツにジーンズ姿のままでその中に入って大はしゃぎ 

歓声を上げてずぶぬれになって泳いだり水をかぶったり・・・

とても暑かったのでその姿はうらやましい限りでした

 

    

 

 

 

  


イタリア旅日記 NO17 トスカーナの古都シエナ 3

2017-10-07 12:04:19 | 旅行

     シエナ大聖堂の中にはピッコローミニ図書館というところがあります

   ピッコローミニ家はシエナの由緒ある家系で貿易と金融業で

   財を成したといいます ローマ法王を2名排出しています

   その一人 ローマ法王ピウス2世の蔵書コレクションを保存する目的で

   作られたそうです

         

   内部の天井には豪華な金色を使った装飾がなされています

   年月を経てきたにもかかわらずきれいで古さを感じられません

   四方の壁はピントリッキオによるピウス2世の生涯を描いた

   フレスコ画で覆われています

   

左側のフレスコ画は 亡くなった聖カテリーナがローマ法王ピウス2世の前に

横たわっている場面です 聖カテリーナはシエナ、イタリア、などの守護聖人です

ローマでカテリーナがなくなった後 シエナの人々は遺体をシエナへ運ぼうと

しますが 検問を通ることができず頭部を切り取って袋に入れて運び出そうとします

ところが衛兵に見つかり袋を開けてみせると なんとそこには袋いっぱいの

バラの花が詰まっていたということです 

シエナに着いて再び袋を開けるとその中にはカテリーナの頭部があったという伝説が

あります このためカテリーナはいつもバラを持った姿で表現されるということです

右側の絵は ピウス2世が十字軍の出発地であるアンコーナに到着したところです

ところが彼はこの地で死去し十字軍の遠征は急遽中止となったそうです

   

   左はピウス2世がローマ皇帝フェデリコ3世とポルトガル王女エレオノーラを

   引き合わせたシーン 背景には当時のシエナが描かれているそうです

   この後二人はローマに移り結婚式を挙げたということです

   右はピウス2世が枢機卿になった時の戴冠式の様子です

 

   展示されている蔵書は細密な挿絵が描かれた楽譜がほとんどだった気がします

      

      グレゴリオ聖歌の楽譜の様です

   

   五線譜ではなく四本線で音符もオタマジャクシはありませんが

   楽譜だということはわかります

      

   ガラスケースの中に入っているので天井の金色が反射しています