goo blog サービス終了のお知らせ 

田舎暮らし~南信州四季折々の記

南アルプスと中央アルプスをのぞむ田舎での四季折々のつれづれの記写真付きで日記や趣味を書くならgooブログ

エジプト旅日記35 ナイル川からの光景4

2019-11-26 19:11:12 | 旅行

 

                          

 この二人はTシャツを着ている 若い人たちはこういう格好をしている人が多い

 特に都市部では女性でも若い人はジーンズにTシャツ姿が多い ただし頭にはへジャブ(ヒジャブ)

 をかぶっているひとがほとんど

 


                          

 相変わらず羊たちは一列に並んで 行儀よく同じ方向に向かって歩いている


         

 敷物なのかシーツなのか毛布なのか 大判の布が干してあるのをよく見かけた


         


         

 ここにも毛布の様な大きな物がたくさん干してある


         

 このロバが 横にある荷車を引いてきたと思われる 木製の簡単な造りだけれどゴム製のタイヤがついている

 昔ながらの生活を続けながらも便利なものはちゃんと取り入れている


         


         

 一見して廃墟のように見えるけれどそうではない


         

 たらいを使って洗濯をしている 後ろには民族衣装のガラベイヤが何枚も干してある

 ここに干してあるガラベイヤは男性の普段着の様だ

 ちなみに男性が頭に被る布はクーフィーヤというもので黒いリングを載せて固定している

 このリングはヤギの毛を編んで作られているらしい

 クーフィーヤは結んだり、ねじったり、ターバンのように巻いたりといろいろするらしい

 それにしてもあの格好で洗濯するのは大変だ 見ているだけで腰が痛くなりそう


        

 屋敷内にバナナの木がある家

 私がエジプトで食べたバナナはもっちりしていてどれもおいしかった


       

 ここにも手を振っている子供たちがいる 後ろに置いてある小さな車輪の付いた籠は長い棒がついているので

 一輪車のように使うのかもしれない


       

 女の子も手を振ってくれた


       

 日干し煉瓦の素朴な家並が続く路地 こんなところを歩いてみたい


       

 周りの家に比べてちょっと趣が変わっている家


       


       

 こうして岸辺の通りを眺めていても看板などを見かけることはほとんどない


       

 崩れかけているように見えるけれど 案外こういう所にも人が住んでいるのかもしれない

 大型の犬が歩いている 


       

 後ろに見える家の 多分日よけにしていたと思われる葦が垂れ下がっている

 上に戻すなり取り除くなりすればすっきりするのに・・・


      

 日干し煉瓦の建物がありヤシの木が見える 典型的なエジプトのナイル沿岸の町並み


      

 左側の人はこんな道端に座り込んで何をしているのでしょう

 車が通ることもなくこうしていても危なくない様子 時間がゆっくり流れている


      

       


      

         


 


エジプト旅日記34 ナイル川からの光景3

2019-11-21 19:21:29 | 日記

 


         

             

 親子らしき二人が岸辺に座って川面を眺めている

 

            

 ピンク色の壁の家 手前右の小屋は家畜小屋の様だ 日よけに葦で葺いた屋根がある


          

 ここには大勢の子供たちがいた クレヨン箱のごとく色とりどりの服を着ている

  階段の中ほどには大人が数人座って子供たちを見守っているようだ

 この子たちも船に向かって大きく手を振ってくれた


          

 緑の葉っぱのついた小枝を手にもって振っている


          

 この子たちは肉眼で見れば豆粒くらいの大きさ だから向こうからすれば私たちも豆粒くらいなのでしょう

 あの後ろに見えるこんもりとした木の枝を振っていたのかもしれない


          

 一人物思いにふけるようにぼんやりと水面を見ている男性 昼休みなのか暇なのかそれとも・・・


          

 川岸に近い民家 階段を下りればすぐ川になる


          

 牛の脇を犬が通り抜けて行く 犬は自由に動き回っている 飼い犬なのか野良犬なのか

 こうして自由に歩き回っている犬はほぼ野良犬と思って良いようだ

 エジプトではこの野良犬が数年前に社会問題となったようだ

 狂犬病対策もままならないようで こうした犬には近づかないようにしないと危険な場合があるそうだ

 狂犬病を持った犬にかまれたときは24時間以内に治療をしなければ死に至るという

 以前は野良犬駆除のため銃で撃つこともあったらしい 餌に毒を混ぜて殺処分することもあったらしい

 その為飼い犬を散歩させるときには口にガードをはめて 毒を口にしないようにする人もいるらしい

 


        

 室内犬の様な小型の犬はほとんど見掛けなかったけれど 中型から大型まで多種多様な犬がいた

 この犬たちは痩せてはいないし元気そうだった 特定の人が飼っていなくても犬好きな人たちが餌をやっているのかも

 

 


         

 新築間もないのか壁の白さがひときわ目立った家 一年もすれば砂埃の洗礼を受けそうだ


         

 穴を掘って何かを燃やした跡がある ゴミ焼き場なのかもしれない


         

 戸口に幼い子供が立っていた


         

 しばらくすると子供は家の中に消えた ここは3階建ての家 

 3階までのすべてに戸が取り付けてあり 各階にエアコンもあるようなので裕福な家だと思う

 もしくはアパートなどの貸家かもしれない 


         

 羊なのかヤギなのか縦に並んで歩いている

 誰も誘導する人がいないのに同じ方向に向かって整然と歩いて行った 逃走しているようには見えなかった

 自分の家が分かっているのかな なんて手のかからないひつじなんだ



         


 


エジプト旅日記33 ナイル川からの光景2 

2019-11-10 19:46:51 | 日記

 

             

 ブーゲンビリアの様な濃いピンク色の花が満開になっていた

 寒い時期とは言えここはエジプトの南部 花も結構咲いていた

 

           

 作業の合間の休憩なのか男性が集まって思い思いにくつろいでいる

             

 履物を脱いで裸足になってリラックスのようだ 右端の人はスマホでも見ているようだ 服装も皆違っている

           

           

 この家の2階の窓には何もない 穴が開いているだけ

 こういう家はいたるところで見かけた 雨がほとんど降らないのでなくても困らないのかもしれない

 クーラーは入れられないけれど 砂漠地帯では日中暑くても夜間になるとグッと気温が下がるというから 

 夜になればカラッとした乾いた涼しい空気が入って来るのかもしれない 


           

 一階は用心のためにすべての入り口や窓には戸が付けてあるけれども2階以上は穴開き状態

 雨の心配はなさそうだけれど 砂嵐のときは家の中に砂ぼこりが入り込んで部屋中砂だらけになりそうだ


           

 青い服を着たこどもが布を広げるのを手伝っている 階段の上には幼い二人の子供が遊んでいる

           

 女性がカーペットの様な大きな布を洗っている 子供たち3人はきっとお母さんの洗濯についてきたんだと思う


           

 川で洗ってこの石の上に広げておけば短時間で乾きそうだ

 太陽はさんさんと照っているし 何より空気がかなり乾燥しているから


           

 舟に草を積んで運んでいる 小さな舟が生活の足になっている

 

           

 カラフルな服を着た子供たちが大勢いる 子供を抱いている大人は見守り役なのかも


           

 ここは子供たちのたまり場、遊び場の様だ ヤシの木の向こう側に子供たちの家があるんだろうな

 

          

 船に向かって子供たちが手を振ってくれた 船が通るたびにこうして手を振っているのかな

 これも遊びの一つなのだと思う これといった変化の少ない日常の中で 

 いろんなお客さんを乗せて通る船は魅力的なのだと思う 子供たちにはお客さんの反応も面白いのだと思う

          

 私たちも手を振る子供たちに向かって手を振って応えた

 サンデッキにいてこの子たちに気付いた人たちは同じように手を振っていた

 中には船から身を乗り出すようにして手を振る反応の良い人も結構いた

 これも旅での一期一会なのだと思う

         

 


           

 

 


 

 

 


エジプト旅日記32 ナイル川からの光景

2019-11-09 19:22:52 | 旅行

 


          

 檻に囲まれないで自由に歩き回り 水も飲みたいときに飲んで食べたいときに食べる牛たち

 

          

 ナイル川の水をポンプでくみ上げて灌漑用水として使っている 

 その為か辺り一面青々とした草が生え家畜の良い餌場となっている

 

         

 後ろに見える白い部分は砂地となっているところ

 

         

 ナイル川の岸辺ではこうした灌漑水路を時々見かける

 

         

 ヤシの木が茂ってジャングルの様


        

 子供たちが遊びながら家畜の世話をしている 世話することを任されているようだ

 この日はイスラムの休日の金曜日ではないので 学校は休みではない この子たちは学校には行ってないのだ

 小学校低学年くらいの年恰好の子供たちだ この子たちはこうして家の手伝いをしながら仕事を覚え

 大人になって親と同じように生きて行くのだろうか・・・


        

 家畜がいうことを聞かないのか子供の一人が棒を振り上げている


        

 集落が見えてきた 日干し煉瓦の家が続いている

      

        

 ヤシの木の間に家々が並ぶ 町に入ってきたようだ

 

        

 黒い服を着た女性が家の方に向かって歩いている 川で洗濯でもしていたのか何かを抱えている

 この時期は冬でさむいくらいなので この服装でちょうどよいと思うけれど

 40度を超える夏の暑いときはこれで大丈夫かと気になってしまう

 空気は乾燥しているのでカラッとしていて日陰にいれば涼しいかもしれないが・・・

 まあ昔からこの服装で営々と生活してきたのだから 部外者が心配することはなさそうだ

 

          

 堤防には川と町を行き来できるように ところどころにこうした階段が造られている

 

          

 堤防の一部を補修しているおじさん達 重機を使わずに小さな道具だけを使って作業している

 服装からして作業効率はかなり良くなさそうだ

 あの積んである石を使い切るには何日もかかりそうだ

 

          

 奥のほうにモスクの塔らしきものが見える

 船に乗っていて 突然イスラムの祈りの時間を知らせる声があちこちから

 防災無線のように聞こえてくる事があるけれど この塔のあるモスクからも流れてくるのだろうな

 独特の節回しでこれが流れてくると アラブの世界にいるのだ イスラムの世界にいるのだと実感する

 

          

 ここにも子供たちがいる 休日でもないのに昼日中子供が遊んでいる

 

          

 ちょっとカラフルな 日干し煉瓦の家とは趣が違うおしゃれな感じの家