田舎暮らし~南信州四季折々の記

南アルプスと中央アルプスをのぞむ田舎での四季折々のつれづれの記写真付きで日記や趣味を書くならgooブログ

オーストリア旅日記18 ウイーン旧市街2

2024-02-25 14:44:31 | 旅行

 朝起きてすぐ カーテンと窓の間に頭を入れて外の様子を覗いてみる 空は雲に覆われている 

下の通りに目を移すと 通勤や通学と思われる人々が足早に行きかっている

その様子を眺めながら 驚いてしまった

なぜならば コートを着ている人、ダウンジャケットを着ている人、マフラーを巻いて寒そうに歩いている人

ホテルの室内は暖かいので気が付かなかったけど 皆の服装を見る限り外は相当寒そうだ

前日は暑くて半袖で 日よけの帽子が役立っていたのに マフラーやコートとは、、、

着ないかもしれないと思いながら用意したセーターが役立ちそうだ 薄手のものだけどないよりはまし

外に出るとまだ9月の中旬というのに本当に寒い セーターにジャケットを着て 首にはスカーフを巻いて

出かけることにした どんよりとした空模様が余計に寒さを感じさせる 

     

          

 旧市街の街角風景

 

 

 

             

 大都市だけど落ち着いた雰囲気の街だった

 

 観光客相手の馬車に乗車     

            

少し高い目線で周囲を眺められる その昔貴族はこういう目線で庶民を眺めていたのだろうかと

つい想像を巡らせてしまう 

二頭立ての馬車なのでゆったりしていて わりあい座り心地が良い 20分ほどの街中見物ができた

石畳の道はガタガタ振動するかと思いきや 思ったほどのことはなく快適に乗って楽しめた

馬は手入れが行き届いているようで きれいな毛並みをしていた

しかし排泄物の処理はどうしているのか ふと気になった

 

 

  

             

 

             

 

      


オーストリア旅日記17 ウイーン旧市街1

2024-02-05 15:52:05 | 旅行

 

        

 ウイーンで宿泊したホテルのパンフレット

 一説には第二次世界大戦中にヒトラーがこのホテルを事務所として使っていたとか

 

           

 下から4行目に寿司レストランと書いてある

 

 地下鉄の駅にもトラムの停車場にも近くとても便利な場所にある

 旧市街の主な名所をめぐるのにも便利なところに立地している

 部屋の内部は青と白を基調とした落ち着いた雰囲気だ

 窓の向こうにはトラムの通る大通りが見降ろせる

        

 近くにスーパーマーケットがあるか尋ねたら、歩いて数分の所にあるというので

 早速出かけてみた

 こじんまりしたお店で食料品がメインだったけど目新しいものがいっぱいあって面白い

 夕食までにはまだ時間があったのでおいしそうなハムを部屋で食べようと買ってきた

 ついでに地下鉄の駅にも寄ってみた

 階段を下りるとパン屋さんがあって 通りがかりに立ち寄って買っていく人達がいた

 サンド系やハード系甘系等目移りするほどたくさんの種類があって

 見ているうちに食べたくなって つい買ってしまった

 夕食までのおやつ感覚でたべられるくらいの軽いパンにした

 部屋に戻りスーパーで買ってきたハムをはさんでいただいた

  

 


オーストリアの旅16 ドナウ川クルーズ4

2023-12-07 14:41:33 | 旅行

  ドナウ川はヨーロッパのリバークルーズの中では人気があると言われている

 ドイツから黒海まで2850キロ10か国ほどを流れているのでいろんな場所から

 出航し到着地もそれぞれの船が運航している

 何日もかけて各地を観光しながらのクルーズも多いようだ

 ゆったり流れる河なので船酔いの心配はほとんどないし 

 両岸の景色を楽しみながら過ごせるのも良い 大海原を眺めるのとは違った楽しみがあると思う

 着岸した船から自転車を押して降りてきて そのまま自転車に乗って観光に出かけていく人達

 もたくさんいた こういうクルーズ船で日ごろのストレスから解放されて

 一週間ほどのんびり過ごせたら良いのになあと思いつつ そうこうしているうちに

 終着地のデュルンシュタインの教会の塔が見えてきた

 水色のきれいな塔で その下の建物の赤い屋根とは対照的で美しい

            

 ここで下船する

 川岸から小路を上がってくると すぐ脇に大きなプルーンの木があって

 熟れて食べごろの実がたわわに実っている 

 何人もの人が通りがかりにとって食べている なので低い所の実は食べつくされていて

 残っているのは高い所なのだ

 しかし残念なことに標準的日本女性の体格の私では 

 どう手を伸ばしてみても ジャンプしてみても到底届かない

 そんな様子を見ていたのか 通りかかった若い男性がひょいと手を伸ばして

 そのプルーンを採って私に差し出してくれた

 急いでハンカチを出して受け取るとさらに何粒かとって入れてくれた

 お礼を言うと彼は笑顔でもう一つ実をとり ズボンでささっと拭いて口に含み去って行った

 この時のプルーンはホテルに持ち帰り夜食べたけれど 甘くておいしかった

 

 

 

 

 

 

 

                                                     

                                                    


オーストリア旅日記 15 ドナウ川クルーズ3

2023-08-14 14:10:37 | 旅行

 デッキではイタリア系の様な(帽子に赤、白、緑の国旗色のリボンが見えたので)グル―プが 

 ビールを飲みながら会話を楽しんだり笑ったりと 明るくにぎやかに過ごしていた  

 そこに白髪の男性と金髪の美しい女性(多分奥様)が近寄って何やら話しかけている

 ちょっと言葉が通じにくいのか何度か会話していた後に グループの人達がうなずいている

 そしてグループの一人がいきなり立ち上がって男性からカメラを受け取り このご夫婦にレンズを向ける

 ご夫婦は寄り添ってそのカメラを見つめ、何枚か撮ってもらっていた

 落ち着いた雰囲気の 品の良い美男美女の初老の夫婦だった

 しばらくしてグループの皆にジョッキのビールが配られた

 言葉は理解できなかったけどウェイターが初老の夫婦の方に手を向けていたので

 彼らが写真を撮ってもらったお礼にビールを差し入れたことが分かった

 ビールの差し入れが届いたグループでは歓声が上がり 初老の夫婦を呼び込んで

 会話が盛り上がっていた 

 こんな交流の仕方も良いものだと 心が温かくなった

         

 

                 

 川を見下ろせる高台に 要塞のような頑丈な城が建っている

 かなり急峻な崖の上なのに何百年もの間崩れることもなく 堂々とした威容を誇っている

 

           

          

 

          

 緑の濃い渓谷で時々小さな集落が現れる

 先ずは遠くに教会の塔が見え始める だんだん近づくにつれて民家が見えてくる

 集落の周りには段々畑状態のブドウ畑が広がっている

 

          

 ブドウ栽培が盛んなこの地域には ワインの醸造所もたくさんあるようだ

 今は車でも何でもあるけれど 昔はあの急坂を上り下りして作業したり 運搬したりと

 大変だったろうなと想像がつく

 あの高い所から下を眺めれば 眼下にゆったりと流れるドナウ川と

 赤い屋根の集落と 対岸には何が見えるのだろう

 作業は大変だけど きっと絶景が広がっているんだろうな

 そして心地よい風が 汗を乾かしてくれるに違いない

 

 

 

          

 

          

          

 

 

            

 


オーストリア旅日記 14  ドナウ川クルーズ2

2023-06-02 19:14:37 | 旅行

 

 この日、船に乗り込むころにはかなり気温が上がっていて暑かったので

 始めは船内の涼しい所で窓越しに外を眺めていたのだけれど

 窓に収まり切れない風景全部を見たくて

 結局デッキに出て暑い日差しにめげずに この渓谷のけしきを堪能することにした

 帽子をかぶりサングラスをして準備万端階段を上りデッキに出る

 やっぱり辺りが一望できるデッキに出て正解だった 視界を遮るものが無い心地よさ満喫

        

        

 船から見える風景

 

        

 

        

 山の上の見晴らしが良さそうな場所には古い城が見える ところどころにあるこのような古城は 

 その昔ここを通る船から通行税のようなものを 徴収していたという 

 安全に行き来するためにはこのような料金の支払いは 必要だったのかもしれない 

 それにしてもあっちでもこっちでも通行料金を支払わなければならない船の負担は 

 かなり大きかったのではないかと推察する 

 車のない時代には こうした川を使っての船の果たす役割はとても大きなものだったと思う

 そこに目を付けて通行税をとるなんて 濡れ手で粟の様な商売だ

 

       

 船の乗客は船内で飲み物などを飲みながらのんびりと過ごす人や 

 デッキで景色を楽しむ人等それぞれの過ごし方をしている

 色々な国の観光客が乗船しているので 色々な言語が飛び交っている

 このそれぞれの言葉が分かればどんなに面白いかと思うけど 残念ながら、、、