美術館の出口前に、ご入館なさった方々に書いていただくための
感想ノートが置いてあります。
スタッフ全員 何が書かれているのか毎日読むのを楽しみにしているんです
昨日そのノートの中に、奇遇な絵との出合いを書いてくださった方がいらっしゃいました。
以前、その方が宮廻先生の財布を拾われ、宮廻先生に届けたところ
先生からお礼として先生の作品集を頂かれたそうです。
その作品が宇奈月セレネ美術館にあることがわかったそうですが、
なんと、奇遇なことにその一か月前にすでに黒部峡谷旅行を計画してらっしゃたとか。
その旅行が昨日だったんですね。
作品集で観た絵の本物が目の前に。感激もひとしおだったと思います。
埼玉からのお客様でした。
宮廻先生の描かれた氷見の「薮田小学校」もお客様の間からよく出る話題です。
取り壊されて今はない木造校舎。
「私も主人もこの学校の卒業生なのよ。左側に直径1メートルあまりの大木があってね…」
なんてとっても懐かしがられます。
心に訴えかける宮廻先生の作品たち、皆様に満足していただけて何よりです。
話は変わりますが、最近黄色の蝶をよく見かけませんか?
ブルーベリーの木に止まった蝶。
摘み残しの実が翅に映っています。
秋ですね~