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定年だ!!世界一周

サラリーマン36年、
いよいよ念願だった世界一周に出発2015年4月1日
2016年1月22日219日間27か国達成

礼儀正しさが自然に出た、素晴らしい!

2021-06-15 21:37:28 | その他日常

柔道世界選手権で優勝した朝比奈選手が対戦した選手が膝を痛めて歩けないとみるや、なんと相手をおぶって会場から降りました。もちろん一礼して。この朝比奈さん柔道だけでなく昨年から自分の目標だった医者になるために医学部に入学しなおしたそうです。こんな素晴らしい選手、いや人がいるとは!とっても素晴らしいお医者さんになられるでしょうね!

 

柔道の世界選手権第7日は12日、ブダペストで行われ、女子78キロ超級は2018年覇者の朝比奈沙羅(ビッグツリー)が決勝で初出場の冨田若春(コマツ)に指導3の反則勝ちを収め、2大会ぶり2度目の頂点に立った  3年ぶりの優勝を決めた朝比奈は、対戦相手の元に駆け寄った。膝を負傷して歩けない冨田を背負うと、一礼して畳を降りた。「あの場に置き去りにはできなかった。おぶったのが正しい選択かは分からないが、一緒に畳に礼をして出るのは、相手として必要最低限やることだと思い、ああいった行動を取った」と振り返った。  医師を目指して昨年4月に独協医大の医学部に入学した「闘う医学生」。医者の卵として、柔道家として、冨田を放ってはおけなかった。「試合終わりで腕もしびれていて、足もガクガクで、とにかく『冨田を畳から下ろさないと』という気持ちだった」。冨田は全日本柔道連盟を通じて「朝比奈選手にはとても感謝しています」とコメントした。  5分を超す決勝の末、指導3の反則勝ちを収めた。息が上がる中でも圧力をかけ続けた。準決勝では第一人者のオルティスを支え釣り込み足から押し込んで技あり。増地監督は「コンディションをあわせてきたなと。経験豊富な彼女だからこそできたのかなというふうに思う」と称えた。  以前のような稽古時間の確保は難しく、2020年の全日本女子選手権は初戦敗退。東京五輪補欠でもある朝比奈に、強化委員会から厳しい声が挙がった。SNSでの批判もあった。「体は大きいですが、自分も人間です」。落ち込むこともあったという。「そういう人たちを黙らせるには『結果を出すしかない』と自分の中で決めた。心の炎が強くなった。そういった意味でも結果を残せてよかったという気持ちでいっぱい」。反骨精神で、世界女王に返り咲いた。