地球浪漫紀行☆世界紀行スタッフの旅のお話し

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レンソイスの白砂漠

2011年02月15日 15時45分59秒 | ブラジル


限りなく続く真っ白な砂丘に、
コバルトブルーやエメラルドグリーンにきらきらと輝く無数の湖水。
水と砂漠の不思議な景観は、世界中どこを探しても、
ここレンソイス・マラニェンセス国立公園で、
一年のうちわずか約4カ月間しか出会うことはできません。

特殊な自然環境と地形を持ったレンソイス・マラニェンセス国立公園では、
この地に降る雨が地上から地下へ浸透しようとしても、
途中、粘土質の層にはばまれてしまい、
行き場を失った水は地下で巨大貯水槽のように溜まり続けます。
約5カ月間の雨季が終わるころには、いっぱいになった雨水が
逆に少しずつ地上に浸み出し、そして一面砂に覆われた砂漠の地に
無数のラグーンを造り出すのです。

地球で一番美しい「白」の大砂丘の壁で囲まれた池は、
大きさも形もさまざまで、ひとつとして同じブルーの色合いはありません。
果てしなく続く湖水と砂丘の景色を上空から眺めると、
レンソイスが世界一美しい砂漠と呼ばれる理由を、
改めて納得していただけることでしょう。

はるか彼方まで、波打つように連続する砂丘と、そこに散りばめられた湖水。
真っ青な空と降り注ぐ太陽に照らされたきらきらと輝く姿は、
想像を超える驚きの景色です。

日差しが強い日中でも、熱をためない湿りっ気のある砂漠の上は、
裸足で歩くことができます。
また、28~30℃の一定水温のラグーンでは、
水着を持参すれば泳ぐこともできます。

さらに水の中を観察すると、メダカのように群れをなして泳いでいる
小さな魚を目にすることでしょう。
その他に太陽が昇る前の涼しい時間帯には、砂の中で生息するカエルが顔を出したりと
生命も息づいています。

観光の受入れをはじめてから約10年のレンソイス・マラニェンセス国立公園。
地上にできた奇跡の世界へ、5年前、日本で初めてレンソイスへ
主催ツアーを募集、催行しました弊社で、ぜひおでかけください。

(川崎 大地)


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