バロック芸術の巨匠が眠る教会

皆さん、こんにちは。川崎です。

イギリス以外ではイタリアも大好きな私ですが、今回ご紹介するのはローマ市内にあるサンタ･マリア･マッジョーレ教会です。ローマの四大聖堂の一つであり、落ち着いた雰囲気を感じさせながらも大変豪華な造りとなっています。色彩大理石の列柱、金色の格子天井、モザイク画など贅の限りを尽くした神の家といっても過言ではないのではないかと思います。

さらには、イエスの誕生の際に使ったとされる飼い葉桶の一部が安置されているため、古くから多くの巡礼者が後を絶ちません。

このサンタ･マリア･マッジョーレ教会には、彫刻家であり、建築家であり、画家でもあった

ジャン･ロレンツォ･ベルニーニが埋葬されています。

 

バチカン広場、バチカンのサン･ピエトロ大聖堂の天蓋、ナヴォーナ広場の四大河川の噴水、聖テレジアの法悦、象を施したミネルバ･オベリスク、トリトンの噴水などなど、数え上げればきりがないほどに生涯で数多くの作品を手掛けました。

 

数多くの功績を考えると、もっと豪華なお墓をイメージしますが、思いのほかシンプルでした。見つかりづらい場所にありますが、主祭壇の近くですので探してみてください。

四大聖堂ということもあり入場の際には荷物検査がありますが、それでも是非訪れていただきたい教会です。