黄山の奇松

中国・安徽省南部にある、世界的にも有名な黄山の旅から戻りました。
お天気にも恵まれ、お客様にも黄山の絶景がご堪能いただけました。
黄山は、大小あわせ７２の峰が聳える世界遺産です。
雄大さと秀麗さを備えており、古来より数多くの詩人、画家、旅人を引きつけ、
「天下の名景、黄山に集う」と謳われる名山です。
伝説上の皇帝である黄帝が、山中で不老不死の薬を作ったとされ、
それゆえ唐代の唐民皇帝が、ここを黄山と名付けました。
写真は、黄山のシンボル、迎客松です。
黄山の松は、根の先から一種の有機酸を分泌するのだそうです。
この有機酸によって岩石を溶かし、岩の中から栄養分と水分を吸収できるんだそうです。
不思議ですよね。まさに不老不死の薬が作られるに相応しい山です。
（高橋 浩司）

←クリックいただいて、ブログ・ランキングにご協力いただけると幸いです。