聖心こども園 こども園日記

<認定こども園>聖心こども園(中条聖心幼稚園・聖心保育園)の様子をお伝えしていきます。どうぞお楽しみください。

「マナビップフェスタ胎内2009胎内市民音楽祭」

2009年11月28日 | Weblog
今晩おこなわれたマナビップフェスタ胎内市民音楽祭に、ひかりかぜクラスが出演しました。


幕が開いた直後です。みんなとってもいい笑顔です!


上衣が白、下は紺・黒系のキリッとしまったかわいい姿で「Hello How Are You」,「Goodbye to You」を、振り付け付きの英語でとても上手に歌い、「青い空に絵をかこう」ではリズムバンドの演奏と歌、会場のみなさんからとても大きな拍手を頂きました。




O先生指揮の「青い空に絵をかこう」では、楽しい雰囲気がいっぱいでした↓



「ハロー」「グッバイ」ソングではアンちゃん先生も大活躍でした。


「Goodbye To You」の最後にみんなで手を振って「さようなら!」


一つ一つの体験をしっかりクリアーして、子どもたちは確実に成長している様子で、とても頼もしくうれしい良い日でした。

会場いっぱいのあたたかい拍手と笑顔に包まれたこの経験は、子どもたちにとって
心に残るすてきな想い出となることでしょう。

高橋 正

収穫感謝の日

2009年11月19日 | Weblog
今日は、収穫感謝び日でした。

まず朝一番、かぜ・ひかりクラスが園庭のゆずとキウイフルーツを採りました。




収穫感謝祭のために、季節の野菜や果物を色々ありがとうございました。

 今日のお昼は、サツマイモご飯、7種類余の具沢山のみそ汁、焼き魚、金時豆の甘煮、果物のフルーツポンチ、ほうれん草のおひたし、柴漬けのごちそうになりました。みんなでホールに集まり感謝していただきました。かぜ・ことりクラスのこども達も収穫感謝祭についても何となく理解し、作物の名前の当てっこをしたりしながら楽しく味わい有意義な時間になりました。




高橋 正

おみせやさんごっこ

2009年11月16日 | Weblog
14,15日の作品展では、こども達一人一人がとてもうれしそうに自分の作品の説明をしている様子をほほえみながらうなずいていらっしゃるお家の方々の姿がとても印象的な心温まる日でした。

今日は、作品展の作品を使って、みんなで「おみせやさんごっご」をしました。

小川先生からの説明をみんな静かに聞いた後、
ひかりクラスの銀行さんから、ことり・そら・かぜクラスのみんながお金をもらいました。そのお金を使って、自分の作品と、おかしとアクセサリーを一つずつ買いました。



「何を買おうかな?」
「これください!」
「はい、○えんです。」
「ありがとうございま した!!」
かわいい声が お部屋に響きます。

ことり・そら・かぜクラスのお買いものが終わった後、今度はかぜクラスがおみせ屋さんになって、ひかりクラスが買い物をしました。




とっても楽しいおみせやさんごっこをみんなで満喫しました。

高橋 正

「愛のあるところに」     園長 高 橋  稔

2009年11月11日 | Weblog
                
 中条教会日曜学校のクリスマスお祝い会でロシアの文豪トルストイの書いた「靴屋のマルチン」を脚色、劇にして上演したことがありました。この作品は小品ですが、読めば読むほどこころが暖かくなり、人にやさしくする勇気が湧いてきる傑作です。

 この話を紹介します。

靴屋のマルチンは、妻や子に先立たれ、生きる希望も失いかけていました。周りの人々との関わりもだんだん疎ましく感じられ、毎日ただ惰性で仕事を続けていました。

  ある日、教会の神父さんが傷んだ革表紙の聖書の修理をしてほしいと置いて行きました。マルチンは、その聖書を少しずつ読み始めました。そんなある日の夜、夢の中に現れたキリストがマルチンにこう言います。「マルチン、明日、おまえのところに行くから、窓の外をよく見てごらん」と。

 次の日、マルチンは仕事をしながら窓の外の様子を見ていると、寒そうに雪かきをしているおじいさんがいました。マルチンはそのおじいさんを家の中に迎え入れて、暖かいお茶を差し上げました。それから、今度は寒さに震えながら赤ちゃんを抱えたお母さんが見えました。マルチンは出て行って、その親子を迎え入れて暖かいショールをあげました。まだかまだかとキリストがおいでになるのを待っていると一人の少年がおばあさんの籠からリンゴを盗んでいくのが見えました。マルチンは少年を諭しておばあさんからリンゴを分けてもらって少年に与えました。そうしているうちに、一日が終わりました、とうとう待っていたキリストは現れませんでした。「やっぱり、あれは夢だったのか」とがっかりしているマルチンにキリストがあらわれて言いました。

  「マルチン、お前のところに行ったのがわかったか」

  そう言い終わると、キリストの姿は雪かきの老人や貧しい親子やリンゴを盗んだ少年の姿に次々に変わりました。

 この話の題材は、聖書のマタイによる福音書25章40節に出てくるイエス・キリストがおっしゃったお言葉によるものです。
 「わたしの兄弟であるこの最も小さい者の一人にしたのは、わたしにしてくれたことなのである。」
この「靴屋のマルチン」には「愛のあるところに神あり」という副題がついています。

 私は、子ども一人一人は神さまからの尊い預かりものだと思っています。目に見える金銀、財宝とは比べることのできない神さまからの賜物です。神さまにおほめいただけるように苦労をいとわずに子育てをしていきたいものですね。

今日も保育室から園児のお祈りが聞こえてきます。「神さま、給食をありがとうございます。病気のお友だちをお守りください。アーメン」「愛のあるところに神あり」です。

(幼稚園便り 第9号より)