丈草の「鷹」の句 2004-12-21 20:04:13 | 古俳諧鑑賞 丈草の「鷹」の句 ○ 鷹の目の枯野にすわるあらしかな 季語は「鷹」と「枯野」で冬の句。この鷹は鷹狩と密接不可分で、万葉の時代からよく題材とされるものの一つである。枯野は芭蕉の「旅に病んで夢は枯野をかけめぐる」の絶吟以来、蕉門の最も神聖な季語ともいえるものであろう。 内藤丈草は、その蕉門にあって、芭蕉に最も心酔した俳人の一人で、芭蕉もまた己に心酔している丈草に好感以上のものを抱き、晩年の芭 . . . 本文を読む
俳諧 桃桜 (右・左) 2004-12-14 17:23:46 | 下野俳諧研究会 「下野俳諧研究会」で、その鑑賞を進めている『俳諧 桃桜』(巴人撰)の資料は次の通り。 その左(其角追悼の巻) . . . 本文を読む