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清流を見ながら

川面に映る自然を見ながら時々に思うこと

一喜一憂

2014年12月26日 | 景気
 株の門外漢には株価の日々の変動が理解できない。円安になったので株価上昇またはその逆。日経平均株価が300円上がった、翌日は200円下がる。こんな状況が続いている。

 長い目で見れば円安で輸出企業は収益が増す、素人でもかる。毎日、円対ドルの関係で乱高下とも思える変動は、日本産業の今を表しているのではなく、株をややる人が日銭を稼いでいるように思えてならない。

 株価が倍になった、総選挙で与党は言いまくった。その効果はごく一部の資産家が潤ったというのは定説になっている。そのことと日本経済の実態は関連しているのだろうか。そこのところの説明が理解できないでいる。

 株を持たないので日々の株価に一喜一憂することはないが、変動が大きいと日本は大丈夫なのと一喜一憂する。地方の町中の活気は乾燥注意報だ。助成金や給付金だけでは活気は出ない、出ても一時的でしかない。統一地方選に向けて今から地場企業の活性化の策を考えておこう。 

ガソリン値下げ

2014年12月20日 | 景気
 今朝早く車で出かけた。驚いたことは二つ。一つは雨なのに先日の雪がまだ残っている。山陰や日当たりの悪いところだが、ことしは暖冬、という季節変わり目の予報のはずれを思わせる。

 もう一つはガソリンの価格低下。昨日はリッター145円だった表示が今朝は139円、目をこすって見直す間違いない。35リッター給油したのは昨夕、一晩で210円あまりの損をした。消費者には価格予測は出来ない。

 お昼、出光興産が昭和シェル買収か、というニュースが流れた。その内容は「出光は、人口の減少やエコカーの普及などで今後も国内のガソリンの需要が減少することが避けられないため、生き残りをかけて昭和シェル買収の検討をしている」という。

 経産省も過剰供給になっている石油元売り各社に対して再編を促しているという。合併などでスタンドの統廃合、物流経費の削減、経営の効率化など効果の大きなことは事例がものがったている。自社の経営だけに目を向けず、ガソリンという社会的視野からの効率化が図れる買収になって欲しい。


円安の影響

2013年01月03日 | 景気
 信号待ちの歩道たもとで新年の挨拶を交わし終わった中年の男性2人「駅伝が終わったので正月が終わった」と話しながら箱根駅伝の感想を語り合っている。なんとも和やかな光景、静かな正月三が日を過ごされたことがうかがえる。

 見当も予測も出来ないがあの駅伝の経費はいったいどの位かかるのだろう。ここまでの準備にどの位の期間を要するのだろう。TV中継スタッフの食事はトイレといらぬ心配をする。唯一サポーターで紹介されるのは先導の白バイ隊員。公務だが責任感のなかにそれぞれの喜びを語られている。子どもさんのおられる家庭では選手とあわせお父さんへの声援も欠かせないだろう。

 大きな事故といえば山での遭難報道が多かった。それなりの装備や計画、万一への対策など万全の準備はされているのだろうが、事故はおきた。使いたくないが「想定外」の不幸な現象に出合われたことになる。山で迎える元旦の素晴らしさを語っておられた登山者の笑顔を思い出す。

 Uターンが始まり各地の高速道の渋滞、新幹線の込み具合も報じられている。海外からの帰国者も多い。こんなに円安が続けば海外旅行の今後は考えなければという帰国者のインタビューが流れた。そうか、海外旅行に出かける人が減る、円安の影響はまだまだ出るだろう。円安の不都合をもう少し教えて欲しい。

円安続きのその先

2013年01月02日 | 景気
 米国の財政の崖は解消したようで一安心された人も多かろう。また、正月休みの間も海外で円安が続く。どこまで安くなるのだろう。

 円安が続くということはドルはその逆で高くなること。これって米国にとって好ましい事ではないだろう。素人考えだが、例えば車や電機製品の日本からの輸出は増えるだろう。逆に米国ではこれらの自国製品の売れ行きが下がるのだろう。今の日本と真逆の現象になるのではなかろうか。

 いつまでも円安ドル高が続けば、いつか日米間の経済摩擦が起きるのではないか、そんな疑問を持つのだ。そのときはどんな影響が出るのか、かっては強い圧力をかけられ時には日本が譲って解決した、そんなことが蘇る。

 安倍日本丸、年明けから本格運航だろう。期待だけで上昇している株価、その確固たる裏付けを早く示して欲しい。

 稚拙なブログですが、昨年は多くの方に訪問いただき有難うございました。
 今年も宜しくお願いします。

1個、1本が19円

2011年08月02日 | 景気
食に欠かせない野菜。自然に左右されやすいその収穫は不安定でもある。福島原発の放射線は広く日本を覆い、今は牛肉がその俎上に上がっている。畑け作りが素人も使う腐葉土も出荷制限や販売自粛が起きている。豪雨による冠水など、新たな被害も発生した。

そんな野菜のスパーバーゲンがある。1個でも1本でもとにかく19円。開店前から並んで待つ。ナスビ、キュウリ、ジャガイモ、サツマイモ、ピーマン、人参…、なくなれば補充される。

大きさはは多少不揃いだが、理由ありよりはいい。こんなに多量に安価に品が入るということは十分に収穫されがされているのだろう。品質は決して悪くない。パック品と違い人数に合うように少量買いが出来る。庶民の台所には幸いしている。

安売りは日本経済の活性化に反すると専門家はいう。専門家の家は高価な品ばかりを求め歩かれているのだろうか。そうでなければ、安売り避難をしてはならない、と意地悪なことを思う。

今朝、そのスパーは19円の野菜類、砂糖にたまごが安値売りとあって繁盛しているが、そうでない日は客はまばら。安値にポイント増は庶民家計、固定した年金収入の家庭には助かる。

そうはいってもけちってばかりはいけない。立候補など微塵ほどもない庶民の一人として、東日本大震災の復興に必要なら、多少の増税などには応ずる。今のつけを孫の代まで残してはならないから。安価な買い物にうつつを抜かしてはいかないと思っている。

電化製品の買い替え

2011年04月24日 | 景気
東電の原発事故から節電が大きな課題になった。原発事故がなくても企業も個人もそのことは良く知っているし、出来るところから手をうってきた。これからもそれは続くだろう。

LEDに取り換えるとこれだけ電力が節約になり、電気代がこれだけ安くなる。10年前のエアコンを新しくすると、冷蔵庫を買い替えると、洗濯機はテレビはパソコンは、と家庭内のあるあらゆる電化製品を買い替えることが必要、そんな放送をするTV局があった。

新しく買いかえれば今より節電になり使用電気料金も下がる、温暖化の防止にもつながることは言われなくても知っている。そうしたいが出来ないのが現実である。高齢者福祉の見通しのないこの時期、年金のなかからそれへの蓄えを絶対に怠ってはならない。年々下がる通帳の残高がそれを教えてくれる。

仮に今ある電化製品を買い替えるとしたらいくらかかるのだろう。それが普通の家庭で可能か否か分からないTV局ではなと思いたい。執拗に買い替えを話すその人は原稿通りかもしれないが、苦しかったのではなかろうか。あなたは買い換えましたか、と問われかねない。

笑ったのは番組の終わりころ。1度に買い替えは出来ないから時期が来たら、それで終わばよかったのに「時期が来て買い替えの時は節電タイプの製品を買いましょう」と続いた。節電タイプしか売っていない。

先日、用をなさなくなくなった我が家の冷蔵庫、10数年購入した時はフレオンガスを使われていないというステッカーが貼ってあった。

日本の株価の実力

2011年01月21日 | 景気
毎日の株価の変動について、新聞の株式欄にはその動向が描かれている。簡潔すぎて素人には意味不明のことが多い。それは、日本の本当の株価は一体いくらなのか、ということ。グローバル化とひとくくりにされ片づけられている。

午前中の取引は前日の株高に影響で前日比高値で取引された。午後は香港などアジアの株価が軟調で、前日割れで取引を終えた。では、日本の経済の動向はどこに押し込まれているのか、分からない。ここの株価についての変動は分かるが、傾向として理解できない。

株をやらないから分からない、やっていない者には関係ないだろう、といわれるかもしれないが、株価は株をやっている者だけのものではない。株価の値下がりは企業の収益を下げ、それは配当にも給与にも、ひいては購買力にもいい結果を与えない。

米国とアジアの株価に翻弄されるように思えてならない日本の株価、いったいその本当の力はどんな力なのだろうかと思っている。

景気が悪いと必ず株価は為替と合わせて日頃は縁のない者も関心を示す。中国はドルは世界通貨として力を落としたと発言している。日々の株価と将来の産業実態を持ち合わせた株価になって欲しい、他国に大きな影響を受けない株価になって欲しい、摩訶不思議な株価を分かり安くしてほしい。不勉強を棚に上げて申し訳ない。

就職と学力

2011年01月08日 | 景気
大卒の採用選考の時期を遅らせるという経団連の方針が決まった。その時期を遅らせるというより正常になると言える。大学3年の後半から就職に時間をかけるようでは、学業という学生本来のあるべき姿が失われる。

企業は良い人材を早期確保、学生は良い企業へ早期に就職決定、双方の思いが一致するから早期のそれぞれの活動に異論はないかもしれないが、学業がおろそかになるのであれば、ちょっと待ってということは頷ける。

学力の低下が叫ばれる。70年代の後半くらいからそのことを感じていた。超のつく一流と言われる大卒にも。期待のし過ぎとも言ったが実力は低下していた。

しかし、昨今の就職難といわれることを考えれば、その活動ができる期間は長いほうがいいに決まっている。その兼ね合いは採用と学校の関係で最善の解決策を探してほしい。

いや、景気が上向けば上向くほど早期の人材確保合戦が激しくなるのは過去の事例が示している。学力のために就職活動期間に制限を求めるのであれば、ペナルティーも辞さない強い姿勢で臨んでほしい。

学生が勉学にいそしめるよう経済界はその発展と成長に努力してほしい。

不思議に思う

2010年10月21日 | 景気
円高で政治家、経済や金融の専門家、証券や銀行などの皆さんがその対応に苦心されている。現在の株安も円高に大きな原因があるようだ。ひと昔前はこうした状況になるとG7などが協調して供して為替相場へ介入したが、そうゆうことはなくなったようだ。自国がよければそれでよい。

株をやらない素人から見れば株価なんて不思議な物のひとつだ。為替など大きな要因はそれなりに理解していても「前日の米国の株高を受けて日本の株価も上昇した」とか「アジア諸国の株価の停滞を受け日本の株価も下降した」という言うような解説記事を読むことがある。

グローバル化といわれて久しい年月が過ぎる。それはそれとしても他国の株価で日本の株価が操作されてるようでならない。日本独自の株の力というのはどれほどなのか判らないでいる。

世界はこうなっているが、日本は独自の経済産業力でもって株価はこうなのだ、という事は出来ないのか、抜かれたとはいえ世界第3位の経済力を持っているのだから。

そろそろドル決済でなくエン決済に切り替えて独自力を出せないのか日本。素人の戯言と笑われる。

開店セール

2010年10月20日 | 景気
数日前に中堅のドラッグストアーがオープンした。近くにあった小さな店舗を閉鎖し、それまでの数倍もある広い店舗に変わった。その開店のチラシが織り込みされたのは1日前。大型のスーパーと並んでおり、客にすれば便利な場所になる。

初日、前を通った。10名くらいの警備員が整理しているが予想にたがわず大混雑していた。店舗は駐車場の奥にあり、車の出入りは1箇所、混雑は仕方ない状況だ。開店記念品をふくめ大きな荷物を抱え、スーパーの駐車場へ急ぐ人も多い。

そんな混雑も開店セール終了と共に、引き潮のごとく混雑は消え駐車場は人待ち顔の様子だ。2個の開店をアッピールするアドバルンも元気なく青空を見上げている。

いろいろなセールの様子は映像として見ている。大都市の老舗やデパート、有名ブランド店の開店セールになると長蛇の列が映される。超長時間待つ人もあるという。仕事は学校はと思いたくなるのは、田舎に住む高齢者だからだろうか。

それだけ待っても買う値打ちがあるということだろうか。デフレ解消が叫ばれているとき超安値のセールは逆行になる、そんな野暮はいわないが、大都会の一流店のセールが終わった後の様子はどんなだろうか。

閑散とした駐車場を野良猫がゆっくり横切っている。しばらく客は来ないかも知れない。店員さん、忙しかった開店の疲れはとれたろうか。