個人情報

　「桜を見る会」のもやもやは解明されないまま、通常国会へ先送りされた。

　税金を使った見る会への招待状は首相名で出ている。それもそのはず、招待者は「各界において功績、功労のあった方々を招き日頃の労苦を慰労するため」に税金を使っての催しである。

　招待者の個人情報があるので「誰が招待されたかは明かせない」という。裏を返せば、公表できない功績や功労の内容だったことになる。それでは招待者に失礼ではなかろか。

　勘ぐるに明かしては困る個人情報とは、招待者を推薦した人の個人情報ではなのだろうか。明かせば推薦者と招待者の関係が判明するがそれに困ることでもあるのだろうか。来年は中止、改善を目指すそうだが、何もかも破棄しているなかでどんな策が浮かんでくるのだろうか。