ほっとする お茶の惑星

皆様ようこそ  ほっとなお茶

言葉  (停車場)

2007-05-25 | 中日新聞より
停 車 場

石川啄木の「ふるさとの訛(なまり)なつかし停車場の人ごみの中にそを聴きにゆく」の「停車場」を「バス停」だと思っていました。
この歌を知った中学生時代に「停留所」から連想したのでと思いますが、情景が随分とと違ってしまいます。 ちなみにこの停車場は上野駅とされています。
                               中日新聞(佐藤さん)
いつも新聞の受け売りですが、知らないことばかりで、自分の知らなかったこと、解からないことに(私の、聞くは一時の恥)お付き合いください。

古 希

2007-05-24 | 中日新聞より
古  希

「古希」って何歳のことか知っていますか?
この言葉は中国・唐に時代の詩人杜甫の詩の一節「人生七十歳のことです。ところがこの前の一節は「酒債尋常行処有」で、「酒の謝金は何処にでもある」と言った意味で、詩全体としては「長生きする人はそんなにいないのだから、生きているうちに借金してでも酒を飲んで楽しもう」ということをいっています。
又、「歳月人を待たず」という言葉も前の「時に及んでまさに勉励すべし」という一節と共に「いつまでも若くないのだからしっかり勉強しなさいよ」とお説教のタネにされそうですが、実際は「歳を取ったときに後悔しないように楽しみなさい」ということを意味する六朝時代・東晋の詩人、陶淵明の詩が出典です。
いい言葉は、元の文脈を離れても使われるもののようですね。
                                    (中日新聞)

童謡の風景

2007-05-23 | 中日新聞より
ひらいた  ひらいた            合田 道人(作家、歌手)

♪ ⒈ ひらいた ひらいた     ⒉ つぼんだ つぼんだ
    なんの花がひらいた       なんの花がつぼんだ
    蓮華の花がひらいた       蓮華の花がつぼんだ
    ひらいたと思ったら       つぼんだと思ったら
    いつのまにか つぼんだ     いつのまにか ひらいた

切り絵 村上 保

わらべ歌には、庶民が、口に出した言えない心の叫びや願いが、子供の口を通して流布したとされるものが多い。この歌は、庶民の貧しさ、苦しみから抜け出したい、救われたいという願いが込められている。つまり「レンゲの花」が開くことを夢みているのだ。
レンゲは泥の水の中からでもまっすぐ水面に葉を大きく広げる。
仏教ではその姿から俗世の欲にまみれず清く生きる象徴としてとらえられ、釈迦がレンゲの上で瞑想する画は、極楽浄土の象徴とされる。
「われらの苦しみをお助けください・・・・」という願い、だが花は開いてすぐつぼむ。
しかし、現実を見据えしっかりと生きてゆけば、花は必ずまた開く。
ここには人生をあきらめることなく、夢を持ち、悲しみを乗り越えよう・・・と言う大切な訓え(おしえ)がちりばめられていた。
それは、今の時代にとても必要な歌ではないかと思う。
                                   中日新聞より

イ ル カ

2007-05-22 | Weblog
イ ル カ

イルカ 水族館のショーが終わりプールサイドに行き本物のイルカを近くに見られるだけでも、大人の私でも ワア!ワア!となったんですもの、子供ならなおさら興奮するでしょうね
水に濡れて黒くピカピカして、キィ キィ キィと鳴くんですよ
実際に泳いだことがある芸能人が天にも昇る気持ちだったと言っていました
昔のイルカはこんなに人なっこくなかったようですね
イルカの世界にも珍しい物に興味を示すイルカが近寄ってきて、そのグループのイルカ達も少しずつ慣れてきて一緒に泳げるようになったと言っていました(水中プロカメラマン弁)
動物は人間であれ、哺乳類、昆虫等、進化、変化、伝達、興味、(ミーハーぶり)が同じように伝わっていくものなんだと感じました
生き物っていいですね・・・・・

イルカ過労でダウン

2007-05-21 | 中日新聞より
イルカセラピー         中日新聞
    
イルカと触れ合うことで自閉症児ら情報伝達能力を高める「イルカセラピー」。
上海の水族館では、イルカ二頭が疲労から失語症になってしまい、関係者を心配させている
上海紙、晨報によるとセラピーが始まったのは二年前。ある自閉症児がイルカショーを見て強い興味を示したため、何度かイルカと触れ合わせたところ、会話ができるようになったという。
話が広まり自閉症児が次々と訪れるようになり、連日のショーの後に、子供に体をなでられたり「キューキュー」と返事をしたりするのは相当の負担だったらしく、気のう炎症にかかり、一年前からセラピーは中止されました。
それでも、セラピーを望む親子は三百組以上が順番待ちの状態。イルカの炎症も全快したことから、十人程度を相手に来月からセラピーを再開されようです。
ただその効果がどこまであるのかは、水族館の職員も疑問を抱いている。

と、締めくくられていましたが、少しでもよいと聞けば親とすれば藁をもすがりたいものですよ。
でも「イルカちゃん」のお仕事大変ですね