「伊賀の里歴史ウォーキング」の前日、
今回のコースの予習を兼ねて旧小田小辺りをそぞろ歩き…
ここでこの の咲き具合なら喜んでもらえそうだなと思いました。
ちょっとその折の光景を先に~~
淡いピンクの花ばかりではない、深紅の「木瓜の花」も綺麗です。
お隣の「平井神社花手水」も…
さて、本番当日後半。
昔「西之丸」(現・西大手町)と言われた台地の縁から下りて、
「旧小田小学校」で小休止、と校舎の見事なマッチング。
やっぱり学校には桜が似合う
*「疑洋風建築」と言われる校舎で三重県では最も古い
*明治14年(1881)建築、「啓迪(ケイテキ)学校」とよばれた
(詳細は当blog「旧小田小学校①・その②・その③をご参考に)
ここでは「入館」することになっており、参加者の皆さん自由に見学。
ワタシも思い立って、今でしか見られない風景に会いに2階へ~~
1階の玄関ポーチの真上にある部屋で『奉安殿(ホウアンデン)』です。
そこにはギヤマンのガラスがあり、今はこんな感じに見えます。
明治時代のガラスなので微妙に歪んでる、
その「ゆらゆら感」がたまらなく素敵(個人の見解です) かと…
旧小田小を出て、ひかり保育園の前を通り、激坂を上り「堀の道」へ。
下から「高石垣」を見上げます、なかなかの迫力!
石垣の上にいる人を見れば、高さがわかるというものですが、
(当日は写真が撮れず、過去の写真です、あしからず)
参加者の方から質問が出て「石垣の草木はどうしているんですか?」
「自衛隊さんが訓練の一環として伐採しに来てくれます」と。
「崇広堂」の前で『御成門』だけ見学。
そこに『史蹟舊崇廣堂』と彫られた石碑が立っています。
「舊」という字はなかなか読めないので覚えておいてください…
城下町西大手門跡から「鎌田製菓」で忍者の携帯食『かたやき』。
なんと今日は「焼きたて=やわらかいかたやき」をいただく、
それって何?という方のために、「かたやき」を鉄板の上で叩きつつ焼く、
その途中の行程の「やや柔らか目」をいただけるのです。
いつもの硬い!固い!というイメージとは全く違う食感なのです。
これは焼きのタイミングが合わないと食べられない「レアかたやき」です。
いつもこれがあるわけではない、通りに向かって焼いてくれているので、
ちょっと覗いてみて「今日は『やわ焼き』ありますか?」って、
聞いてみるといいかもしれません。
但し、これはその場で食べること!!これが鉄則です。
※「鎌田製菓」さんのかたやきの生地は「小麦粉、砂糖、山芋」(これが美味しさのヒミツ)。
※「焼き」作業の動画です。
伊賀のかたやき 鎌田製菓さん(取材:観光三重)
さて、いよいよ「上野公園」へは、いわゆる「城見北通り」を抜け、
「白鳳門」から入ります。
桜並木は花吹雪、歩道はピンクの絨毯。
さぁ、「桜と白鳳城(伊賀上野城の別称)」の撮影スポットをご紹介し、
見ごたえのある「(全国一・二を争う)高石垣」を上から覗きます。
「ブラタモリ」という番組でタモリさんも怖々覗いていた「高石垣」ですね。
「大坂城」の高石垣は東南側の一部が30m超えてますが、それは水中も図ってのこと。
伊賀では残念ながら水中は不計測、現在見えている部分が29mとか…
最後に「俳聖殿」でお疲れ様、解散となりました。
少々時間が押してきました、参加者の皆さんはこれからどこかで「昼食」に。
どこへ行けば良いのか?という質問もあったりします。
「伊賀牛炙り丼」の紹介やら、「和菓子街道」のことも伝えたり、
午後は自由に城下町を散策していただけるととても嬉しい。
ではこれでお仕舞い、
帰り道に公園で「コバノミツバツツジ」が咲き出し、
「上野高校垣根のからたちの花」も開き、春の花々も入れ替えの様子です。
「伊賀の里歴史ウォーキング」、無事に終わりました。
参加者、関係者の皆様、お疲れさまでした。
ではまた
今回のコースの予習を兼ねて旧小田小辺りをそぞろ歩き…
ここでこの の咲き具合なら喜んでもらえそうだなと思いました。
ちょっとその折の光景を先に~~
淡いピンクの花ばかりではない、深紅の「木瓜の花」も綺麗です。
お隣の「平井神社花手水」も…
さて、本番当日後半。
昔「西之丸」(現・西大手町)と言われた台地の縁から下りて、
「旧小田小学校」で小休止、と校舎の見事なマッチング。
やっぱり学校には桜が似合う
*「疑洋風建築」と言われる校舎で三重県では最も古い
*明治14年(1881)建築、「啓迪(ケイテキ)学校」とよばれた
(詳細は当blog「旧小田小学校①・その②・その③をご参考に)
ここでは「入館」することになっており、参加者の皆さん自由に見学。
ワタシも思い立って、今でしか見られない風景に会いに2階へ~~
1階の玄関ポーチの真上にある部屋で『奉安殿(ホウアンデン)』です。
そこにはギヤマンのガラスがあり、今はこんな感じに見えます。
明治時代のガラスなので微妙に歪んでる、
その「ゆらゆら感」がたまらなく素敵(個人の見解です) かと…
旧小田小を出て、ひかり保育園の前を通り、激坂を上り「堀の道」へ。
下から「高石垣」を見上げます、なかなかの迫力!
石垣の上にいる人を見れば、高さがわかるというものですが、
(当日は写真が撮れず、過去の写真です、あしからず)
参加者の方から質問が出て「石垣の草木はどうしているんですか?」
「自衛隊さんが訓練の一環として伐採しに来てくれます」と。
「崇広堂」の前で『御成門』だけ見学。
そこに『史蹟舊崇廣堂』と彫られた石碑が立っています。
「舊」という字はなかなか読めないので覚えておいてください…
城下町西大手門跡から「鎌田製菓」で忍者の携帯食『かたやき』。
なんと今日は「焼きたて=やわらかいかたやき」をいただく、
それって何?という方のために、「かたやき」を鉄板の上で叩きつつ焼く、
その途中の行程の「やや柔らか目」をいただけるのです。
いつもの硬い!固い!というイメージとは全く違う食感なのです。
これは焼きのタイミングが合わないと食べられない「レアかたやき」です。
いつもこれがあるわけではない、通りに向かって焼いてくれているので、
ちょっと覗いてみて「今日は『やわ焼き』ありますか?」って、
聞いてみるといいかもしれません。
但し、これはその場で食べること!!これが鉄則です。
※「鎌田製菓」さんのかたやきの生地は「小麦粉、砂糖、山芋」(これが美味しさのヒミツ)。
※「焼き」作業の動画です。
伊賀のかたやき 鎌田製菓さん(取材:観光三重)
さて、いよいよ「上野公園」へは、いわゆる「城見北通り」を抜け、
「白鳳門」から入ります。
桜並木は花吹雪、歩道はピンクの絨毯。
さぁ、「桜と白鳳城(伊賀上野城の別称)」の撮影スポットをご紹介し、
見ごたえのある「(全国一・二を争う)高石垣」を上から覗きます。
「ブラタモリ」という番組でタモリさんも怖々覗いていた「高石垣」ですね。
「大坂城」の高石垣は東南側の一部が30m超えてますが、それは水中も図ってのこと。
伊賀では残念ながら水中は不計測、現在見えている部分が29mとか…
最後に「俳聖殿」でお疲れ様、解散となりました。
少々時間が押してきました、参加者の皆さんはこれからどこかで「昼食」に。
どこへ行けば良いのか?という質問もあったりします。
「伊賀牛炙り丼」の紹介やら、「和菓子街道」のことも伝えたり、
午後は自由に城下町を散策していただけるととても嬉しい。
ではこれでお仕舞い、
帰り道に公園で「コバノミツバツツジ」が咲き出し、
「上野高校垣根のからたちの花」も開き、春の花々も入れ替えの様子です。
「伊賀の里歴史ウォーキング」、無事に終わりました。
参加者、関係者の皆様、お疲れさまでした。
ではまた
今回のウォーキングの下調べは諸先輩方数名が1週間前に下調べをしてくれています。
ワタシが島ヶ原のウォーキングに行くとき、伊賀鉄道で一緒になって、ワタシは遊びに、先輩方は時間配分などを確かめるために「実地に歩いて」いたのです。
「語り部」として依頼された場合、こうやっていつも下見という予行演習をしているという姿勢を学ばなければと思っています。
せっかく伊賀を訪問してくれる方たちに「伊賀のエエとこ、何か面白くてためになること」「心の中に残ること」お伝えするために日々精進されていることをお伝えしておきます。
ワタシなどいつも「一夜漬け」の勉強なので、当日が過ぎれば恥ずかしながら忘れてしまいます💦
mini5187さんの思い出話の記憶力がうらやましいです。
諸先輩方に教わっているおかげ、諸先輩方の背中を見て学ぶことが大事かと思っています。
悲しいかな語るのは苦手でこうやって文章に残すのが精いっぱい
どうもワタシには「語って」人様に伝える才能は乏しいと感じています。
とはいうものの、ワタシには「私の道」もあるのではないかと記録に残している次第です。
時々追い込まれそうになるのですが、できる限り知る限りのことを綴りたいなぁと思っています。
これからもよろしくお願いします。
またまた、当方の昭和の思い出話になってしまい失礼します。
よく似たコースで伊賀上野橋を歩いて渡ったのは、中学校の時にもあったのを思い出しました。
明日は伊賀線が止まるので授業は昼からになります。歩いて来てください。ということになり、
橋から南の道を旧友と歩いて行って、小田小学校前の坂道を登ったのを覚えています。
おそらく昭和48年のゼネスト関連で、近鉄も国鉄も止まったのだと思います。
もっと遠くのスクールバスの子らはどうしたとか、町の子らはどうだったとか、
詳細は何も覚えておらずです。
kuro&hanaさんの豊富な知識がさらに付加価値を高めたものと思います。
いずれの写真も素晴らしい。ひとつの記事に収めてしまうのはもったいない気がします。
いろいろ観賞した後での焼き立てかたやきは、また格別のものですよね。五感に訴える観光には、味覚も不可欠ですから、とても魅力的なコンテンツです。解散後に「伊賀牛炙り丼」となれば最高だと思います。