室生深野の棚田6月の風景、月ヶ瀬・毛原・下笠間経由で。実質後編…

2024-06-18 00:32:10 | 花や風景など
今年の2月「修二会松明調進」の講座を聞きに行った折、
「笠間峠」ってどんなとこ?ととても気になりました。
講座の終了後、友に連れて行ってもらえることになり、
凄い山道(ほぼ極道並み)、それでもその道は山から来る人にとっての生活道路で、
車の通行量はそれなりに多かった記憶。
その山道を越えた先の開けた風景(室生深野地区)に感動し、
ここはぜひ「田植えの頃にもう一度」と思っていました。
念願かなって行ってきたわけです。
 
丁度「ササユリ」の時期と重なっており、何もかもが「今でしょ!」と…
奈良の景観資産」「にほんの里100選」「ユネスコ未来遺産」でもあります。
地域の方々の頑張りのおかげかと、ほんとに素晴らしいところです。

深野の勧請縄を抜けたら、
「室生火山群」の山々の凸凹感、たまりません。
  

  

 

 

見比べのため、「冬」の風景の振り返り写真から
冬の深野の棚田
深野の峠の勧請縄①峠の勧請縄②
ササユリ保護地区/冬

ここは「ササユリ保護地区」でもあり、しっかり管理されています。
道端から下を覗きました…
見えます、可憐に咲いてる「ササユリ」。
上からは「そこに咲いているのに」、なかなか遠くて💦撮るのは難しいです。
 
ヘアピンカーブ道をぐるり下りると、
なんと鑑賞用にベンチまで設置されている憩いの場があります。
人間はネットの外から見学です、鹿などに荒らされぬためです。
  

よく見ると、葉っぱと同じ色した「イトトンボ」?
  

根笹(ネザサ)という笹の種類と「ササユリ」の葉、
ササユリは「日本特産で日本を代表するユリであり」(Wikipedia)、
「葉っぱが笹に似ている」からそう呼ばれるのです。
比べて見ていかがでしょ?
 

余談ですが、とても大事なこと。
この地区には「獣害対策犬」がいるのです。

出会っても「無視」ですよ! 彼らはお仕事をしているのですから。

深野の棚田の間を抜けると、近くに「神明神社」があります。
神社の横には「棚田用の水路」でしょうか、順に流れ落つる水は勢いよく、
紫陽花の間から棚田と室生の山々。
  

当日2024/6/16の順路としては、
「月ヶ瀬梅林の現在/みおろし茶屋」から「月ヶ瀬橋」を渡って五月川の水位の低さに驚き、
梅雨前だからか、昔の「橋」まで見えるほど。
そこから名張川沿い、川が分かれ「笠間川」沿いに、
その先「山添毛原/国史跡/毛原廃寺」、「室生下笠間/阿弥陀摩崖仏」を過ぎ、
いよいよ笠間の県道の峠道へという行程です。


過去ログにも掲載させていただいた「深野と周辺地域の歴史と文化」(再掲)です。

では、次回は月ヶ瀬からの前編です、あれ?

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