寒波で思い出すこと

時折雪まじりの雨が降って、冷蔵庫の中にいるみたいな一日でした。
今日は誰も現場じゃないので心静かに仕事ができました。
個々で防寒対策してるのは分かっていても、こんな寒空にかわいそう・・と思っちゃうんですよね。
自分の体験がその辛さを思い出すのです。
脱サラした夫と２人で始めた仕事ですが、男はともかく、女にとっての現場作業は
予想以上に厳しいものでした。
冬の寒さ、夏の暑さも記しがたいものですが、強い日差しの春秋も大敵でした。
冬は手も足も霜焼けだらけ。
それ以外の季節は陽焼けて真っ黒になりました。
日焼け止めを塗っても汗で流れてしまうので効果なし。
顔もシミだらけで、わが子が思春期の頃、旅行先で温泉帰りのスッピンで歩く私を嫌って
不愉快そうな顔をしていたのは今も悲しく思い出します。
トイレの悩みも多かったですね。我慢を重ねて膀胱炎が持病みたいな時期もありましたし。

寒さが厳しくなる前に、手を温める、靴下に貼り付ける、ホカホカカイロなどを準備します。
最近は男用でも薄くて暖かい肌着が選ぶほどありますので、この冬は一式買い与えました。
しっかり準備して行ったから寒くなかったよ！
そんな言葉が最高に嬉しいこの頃です。

私が現場に出る頃はそんないいものありませんでした。
今みたいにチョチョッと帳簿つけたら後何しよ？
そんな楽な仕事だけしてていいのかな～
「たまには現場行ってもいいよ」
足手まといだから来なくていいって言われるとホッとするやら残念！やら。