アレルゲン

これは最近聞いたばかりで知識は断片的で少ない
スギ花粉などにPM2.5が付着し水分を含んで膨張すると
花粉は分解破裂し多量の細かなアレルゲン物質を吐き出す
このアレルゲン物質はPM2.5並に細かく花粉用マスクなどでは防御できず
肺などに浸透し肺炎などを起こしやすい、とかいうもので
黄砂が飛来するこれからは雨の後風が吹くと多く発生するとも伝えた。
一方で財団法人日本アレルギー協会ホームページによると
鼻汁が花粉外皮を破壊
　アレルギー反応の特徴の一つに、反応の二相性がある。
すなわち、抗原が侵入して10数分後に第一相の反応が起こり、
それがいったん治まった４～８時間後に第二相の反応が起こる。
鼻の場合の第二相反応は鼻閉の形で起こる。
　花粉の外皮の構造は、酸性に対しては強くアルカリ性には弱い性質がある。
このため、食道を経て胃に入るとほとんど消化されないが、
鼻汁とくにアレルギー性鼻炎の人の鼻汁は生理食塩水よりアルカリ性であるため、
これに触れると花粉が破壊されて中の異物が放出される。
　一方、鼻粘膜の表面には、正常な状態だと繊毛が整然と並んで異物を排除する機能を果たすが、
乾燥した冷気や大気汚染物質、消毒剤、防腐剤などの刺激性物質に長時間触れると損傷して脱落する。
その場合には、異物は細胞間隙を通過して生体内に容易に侵入できるようになる。ともしてあり
乾燥した冷気や大気汚染物質、消毒剤、防腐剤などの刺激性物質も破壊の原因になるらしい。

なぜ私がこんなにもPM2.5や花粉破壊にこだわるのか、それは私が極度の花粉症だから。

基準値

ＰＭ2.5、基準２倍超で外出自粛呼び掛け　環境省　静岡新聞でも一面で報じ
日経によると
　基準としたのは１日平均のＰＭ2.5濃度が１立方メートル当たり70マイクログラムで、環境基準値(同35μg)の２倍。
米国で同65.5マイクログラムで健康影響が出るとしていることなどを考慮した。
早朝の濃度が同85マイクログラムを上回った場合に、１日の平均が70マイクログラムを超えると判断する。
FNNによると
大気中のPM2.5の濃度が、国の基準値の2倍、1日平均で1立方メートルあたり70μg(マイクログラム)を超えると予測された場合、住民に外出や屋内の換気をひかえるよう都道府県が注意喚起するなどとした指針をまとめた。
環境省がこれまで、健康を維持するのに望ましいとしてきた環境基準値は、1日の平均で35μg以下。
27日の指針では、この2倍の70μg超という、従来よりも緩い基準を設定した。

微小粒子状物質(PM2.5)の環境基準値
　環境省が、平成21年9月9日に「人の健康を保護し、生活環境を保全する上で維持されることが望ましい基準」として環境基準が告示されました。
【微小粒子状物質の環境基準】１年平均値が15μg/㎥以下であり、かつ、1日平均値が35μg/㎥以下であること。

最後の一行が環境基準値で一日平均35μg/㎥といいながら同じ環境省が今回、要約すると
一日平均が70μg/㎥(基準値の2倍)を超えると予測された場合(根拠は早朝の数値が時間当たり80μg/㎥を超えると)
地方自治体に注意喚起を呼びかけるように指示する暫定指針をまとめた。
なおその根拠は米国の数値を参考にしたとか。アメリカがこうだからとはおそれいる。
環境省 専門家会合で暫定指針とは何も言っていないと同じで
環境省が、平成21年9月9日に告示した数値をアメリカがこうだからと専門家会合は2倍にしてしまった。
外出自粛など要請、換気、マスク着用の呼びかけなんぞ基準値超えが予測されたら行えばよくて
基準値2倍超え予測で注意を呼びかけるとはこれ如何に？
福岡県はこれにどう対応するのか基準値超えの日はすでに何日もある
タイトルに添付したのは昨日の福岡県発表のグラフで基準値超え(平均は最後の数値)はゼロ