いやいや…

何だか怒涛のように毎日が過ぎていく気がする、今日この頃
せっかく楽しみにしてたテアトロン、そしてたっぷり楽しんできたテアトロンなのに、その余韻に浸ることができないままに一週間が過ぎようとしている。

それはなぜかと聞かれたら、チャチャチャン…って、昔あったね、スタレビのライブネタ（笑）

いやマジで、早くも薄れかけているライブの感動…
まぁ、半分は私の年のせいもあるだろう、よかったねぇ～って会場でたらもう忘れてるってね。！

ずっと雨が降ってたこともさほどのマイナスではなかったし、そりゃ天気がいい方がよかったけど、あれはあれで楽しかった。
何より、雨だったからこそ、あれだけセットが前に出てきていたんだろうと思う。テントを置くために。
とにかく（まだ去年のDVDで検証してないが）今までにないくらい、近かったもん。
少なくとも私はそう感じた。まるでホールコンサートかと思うくらいに、楽器隊が前にきていた…と思う。

今回２列目というお席で、去年も同じ２列目だったけど、こんなに近くに寺田さんはいなかった…と記憶している。
しかも、前の席の人がいなかったので、段差はあるけど、よーく見えた。
よーく見えた、あこがれの寺田さんが！！
そして、『あれ？セカンドタムがないぞ？前からこういうセットだったかな』と。
いつからセカンドタムのないセットだったんだろうかと、始まるまでずっと考えていたけどわからん…。

余談だが、私の受けてるレッスンスタジオでも、ちょっと前までセカンドタムのないドラムセットがあって、これはタムをつける器具がゆるくなって壊れていたがために、外されていたものだった…まさかね、そういうわけじゃないことはわかっているが、意図して外してるものだろうけど、なんかそのセットを見ているようでひとりウケてしまった
サウンドがどう違うのか？…なーんて偉そうに思っていたけど、いざ演奏をきいていてもちっともわからんかった（笑）。

そして、ライブ終わって余裕をぶっこいていたら、なんと帰り道が『通行止め』になっていて、私は香川で足止めを食らってしまうのであった…
そこから宇多津で２泊…なんとも、ライブの余韻に浸る余裕のない時間が過ぎていた。
さすがに焦ったけれど、どうあがいても雨は降りやまないし通行止めの解除も見込みがないと思って、こういう時こそ「こんなことはめったにないことだから、楽しまないと」と気持ちを切り替えようとはしたんだけどね。楽しめたようには思えない。
だけど、焦る気持ちはできるだけ排除した。

うん、心配だったのはお金（笑）。
ただでさえぎりぎりだったのに、２泊するお金にご飯、ガソリン…もうひやひやものだった

でもさー、もうこうなったらなんとかなる！と思うしかない、本当に。
少し、宇多津のお勉強もした。そうか、ここでは昔塩田があって、お塩作りをしていたんだ…とかね。
あれ？それくらい…

人生、予期せぬことが起こるもの…それを実感したテアトロンライブのその後…であった。

まぁ、時々妹たちに連れてきてもらっていた宇多津だったから、なんとなく覚えていたし、帰れないと判明してからなんとかここにたどり着いたのも、今までの経験があればこそ。いろんなことを体験しておくことは大切だなと。
で、どうせしばらくは通行止め解除なんてないんだろうなと、覚悟を決めて妹のアドバイスもあって、本を買ってさあ読むぞと決め込んだら、翌日、ほかの足止め組から「国道で止まってないのがある」という会話をキャッチして、思わず会話に食い込んでしまった…
で、月曜になってなんとか帰ってこられた次第。
そう、その道も以前から大雨でもけっこう通れる道だと聞いていて、何度か走っているけど、今回まったく思い浮かんでいなかった。
高速しか頭になかったから、これの通行止め解除ばかりを気にしていた…ああ、そうか。その道があったかって。

まぁ、その国道までの高速道路が止まっていたから、やっぱその時しかダメだっただろうとは思うけど。

そんなことがあって、ライブの感動を思い出すのが困難になってきている（笑）。

でも、私が通行止めで帰れないことを知って、狭いけどうちに来る？って声かけてくれたり心配してくれた友達や、いろいろと情報をメールしてくれた妹、本当に感謝してます
けっこう一人で心細かったんだけど（柄になく）、やっぱり人は一人では生きていないってことをしみじみ感じました。
たとえ一人でいても、独りではないんだって、心が支えられてると感じると、がんばれるもんだと思いましたね～。

いろんな意味で今回のテアトロンも思い出に残るものになりました、ええ。