心の整理

未だに整理がつかないまま、日々は過ぎていく。
時間はみなに平等に過ぎていくのだろうけれど、あっという間のようで止まっているようにも感じられる不思議な感覚で、でも確実に明日へと進んでいる現実。

今年の正月に起きた悪夢は、一時は持ち直したかと思えたけれどそれに安心した隙に、ある日突然現実となって突きつけられる結果となった。
今でもどうして、なんで？と、考えてもしょうがないことなのに気持ちがもどっていく。本当になんで今なのだろう？
でも現実はかわらない。どんなに悔いても考えてもかわらないまま、日々は過ぎていく。

今年の自分の誕生日、寂しく…と書いた。
入院先の病院でただ話をしただけど、母と過ごせた『最後の誕生日』でもあった。
「何にもできなくて、ごめんよ」って母が言った。
なんにもいらないよ。そんなの気にしなやって言ったら、笑っていた母。
私の誕生日を覚えていてくれたってことがなんかうれしかったな。親だから当然って気持ちじゃなく、ちゃんと私のこと気にしてくれているのがうれしかった。それをちゃんと伝えられたらよかったのにな。
もう来年は一緒には過ごせない、貴重な思い出だ。
特別何かが無かったからって寂しく…なんて書いてごめんなさい。

でもでも、やっぱりこういうのは辛いなぁ。
私だけが体験していることじゃないけど、やっぱり辛い。
本当に辛くてさみしいなぁ。