蒼い空と夏雲
久しぶりに映画を観ました。(ネット配信ですが)
トップに出てた
『異動辞令は音楽隊!』
タイトルは知ってたのですが、ストーリーも演者もよく知らず
部下に厳しく、犯人逮捕のためなら手段を問わない捜査一課のベテラン刑事・成瀬司。高齢者を狙ったアポ電強盗事件を捜査する中で、令状も取らず強引な捜査を繰り返した結果、広報課内の音楽隊への異動を言い渡されてしまう。不本意ながらも音楽隊を訪れる成瀬だったが、そこにいたのは覇気のない隊員ばかりで……。
阿部寛は好きな役者なので
何の楽器だろうと思ってたら、なんとドラマー
かなり練習したであろう、ドラム
他の出演者たちもそれぞれの楽器の演奏
清野菜名さんのトランペット
渋川清彦さん、六平直政さん、渋い役者も顔をそろえて
深くつっこむと警察の内部や音楽隊の位置など、いろいろ思うことはあったけど、気楽に観れて
まあまあ満足
続いてもう1本観ました。
『ぼけますから、よろしくお願いします。~おかえりお母さん~』
第2弾
私は1弾もちゃんとは観てなくて
今回もうずっと涙をこぼしながら観てました。
あらすじ
東京で働くひとり娘の「私」(監督・信友直子)は、広島県呉市に暮らす90代の両親を1作目完成後も撮り続けた。
2018年。父は家事全般を取り仕切れるまでになり日々奮闘しているが、母の認知症はさらに進行し、ついに脳梗塞を発症、入院生活が始まる。
外出時には手押し車が欠かせない父だったが、毎日1時間かけて母に面会するため足を運び、母を励まし続け、いつか母が帰ってくるときのためにと98歳にして筋トレを始める。
その後、一時は歩けるまでに回復した母だったが新たな脳梗塞が見つかり、病状は深刻さを極めていく。
そんな中、2020年3月に新型コロナの感染が世界的に拡大。病院の面会すら困難な状況が訪れる。
それでも決してあきらめず奮闘する父の姿は娘に美しく映るのだった――
まず、3人の言葉のかけあいが優しい
呉市だから、広島弁だと思うけど、決して強くは聞こえず、耳の遠いお父さんにかける直子さんの声
勤勉で博識でそれでいて自立してる98歳のお父さん
やっぱり自分の両親に重ね合わせて観てしまってました。
ずっと溢れる涙を止めることができませんでした。
お父さんの優しさと強さ
まがった腰を伸ばし伸ばし、買い物に歩いていき、重い荷物を両手にぶらさげ
帰る後ろ姿・・・
切なくなりました。
先日、実家に行ったら、電話が
私が出たら叔母さんからでした。
「野菜何かある~?今年悪くて、猿にも食べられて、何もなくてよ」
食堂を経営してる、叔母さん(オモウマい店のテレビ局も取材に来たり、地元のテレビにも出たことが)
「実家のは、今日別な人にやるから、私んちの何か持ってくるよ」
翌日、小雨の朝いろいろ収穫したもの
きゅうり、30本くらい
長茄子、ピーマン、いんげん、甘南蛮、パセリ、青じそ、トマト
あとジャガイモの子芋持って実家に
そしたら、父が作業場で肥料の袋をしばってて
「もしかして、追肥したの?」
「うん。茄子さしてきた」
昨日までは1歩も外に出ず、帯状疱疹後神経痛で痛みに苦しんでたのに
なんか、心なしか顔色もよく元気に見えました。
やっぱり気を張って好きな事するのは、いいことなんだなあ~
そんな姿を見たばかりだったので、この映画はすごく身近に
その後のお父さんのことが気になったので
今103歳、お元気でした。
https://naokonobutomo.com/
今、娘さんが配信されてるサイトで一緒に出演されたりしてるそうです。
清流 (父へ)
作詞:吉田拓郎,作曲:吉田拓郎
あなたが 元気でいるならば僕は正面にひざまづき
多くの無礼を 心からおわびしなければなりません
この頃 やっと正直に愚かな自分を声にして
時には人目をはばからず
無念の涙を流します
安曇野のわさび農場に流れる「名前のない川」
そのテーマ曲になった曲
以前、そのPV映像がアップされてて、初めて観た時感動しました。
このPVは監督 吉田拓郎
石川鷹彦さんのギター。
拓郎さん本人のナレーション
PVの最後に拓郎さんがズボンをまくって清流を歩いていく後ろ姿
とても素敵でした。
この頃48歳(アップした音源は66歳頃)やっぱり声が違います
映像は今探してもないんです。
このDVD買おうかな
今朝は茄子の味噌炒め
ズッキーニのサラダ、薄くスライスしたのにオリーブオイル、お酢、塩コショーを
もう夏はそこまで
要は、誰が看ても良いのです。
子どもが居なければ、近所の或いは親しい者が気を付け見守る。
それが、遺産が多かったり、今の生活を壊してまでの事になるから放棄する。
お金さえあればいいのでしょうか?
やさしさも思いやりも、子どもの頃に受けた仕返しで済ませる。
介護の仕事は、給料を貰えるからだけではないんです。
怪我をしたり、病への発症等、全て記録されます。
他人である人間を、尊厳し、大切に接するには心が折れますです。
言われたことや、その日の業務を行う中でも、卑猥な言葉は当たり前、身体を触られるのも逃げ場がありませんでした。
蹴り倒して、殴ってやりたかったですよ。
綺麗ごとでは決して済まないのが現場です。
重労働でもあり、資格云々も多々です。
ご家族が、自分を犠牲してまでしないのは苦情を言えないからです。
自分の親ですが、人生の先輩でもありますから、思考回路の切り替えは不可能です。
個々の生活環境は、先ず同じではありません。
何処かに集めて、同じ内容での生活には限度もあります。
介護職に携わって、給料を受け取っているんだから当然でしょう。
これには、腹が立つ以前に、哀しかったですね。
そりゃ、実の親でも看て貰いたくないでしょう。
無論、金銭の支払いはあるけれども、心が通い合わないと、生活するのは無理です。
わたくしも、他人をあてにせず、独りでの工夫と知恵で、生かされたく日々思いますもの。
その為には、自分の物ではないと、手放すことと悟りました。
コメントありがとうございます。
私が初めて看取りという実体験をしたのは
小学校の時でした。
尊祖父そしてその後曾祖母も
二人とも80代後半、自宅での最期でした。
まだあの時の光景はよく覚えています。
介護なんて言葉がなかった時代
二人とも本当に静かに穏やかに逝きました。
ただ、曾祖母の背中を最後にさすってあげなかったことが今も悔やんでいます。
祖母は晩年、母も怪我をし入院などがあって、施設にお世話になることに
98歳、天寿を全うしたと皆が思う最期でした。
アナザン・スターさんは介護職に携わっていらしたのですよね。
大変な職業、苦労や葛藤があったと思います。
きれいごとでは済まされない事も
他人である人間を、尊厳し、大切に接するには心、ほんとにその通りですね。
実は私も、あるドラックストアーに事務として勤務した時に、介護施設も経営してた会社だったので、人手不足で、そちらの仕事もしました。ヘルパーの資格もない人を・・違法ですよね。
私は言われるがまま、食事介護、排泄、通院介護などをしました。
必死でした。
介護型有料老人ホームに入所されてた、元お医者さん、二人
この二人の性格・態度が全く違うものでした。
一人の方は横柄で威張ってて
もう一方の方は脳梗塞の影響か、思うように話せず、でもいつも私の下手糞な介護をあたたかなまなざしで返してくださり、涙をためて喜んでくださる姿が、今も思いだされます。
4月に東京に行く機会があり、桜の花、お土産に持ってくるねとその方に
瓶につめた東京の桜の花びらを、見せたら、また涙を流しながら喜んでくださいました。
それまで24年間ほど、一つの会社で働いてて、まったく井の中の蛙でした。
他にもたくさんその会社では経験することが出来、今となっては大きな財産の一つなです。
3年前に約10年間介護をしてた義母を送りました。
果たして、自分の親は・・・
どういう事ができるか、どういう事を望んでいるか
実の親はむしろ難しいことがあろうかと
今も時々感じます。
他人をあてにせず、独りでの工夫と知恵で
日々のアナザン・スターさんの生活をブログで拝見させていただいています。
昨日観た映画で、この103歳になるお父さんも「自立」
そう言っておられました。
音楽の先生の映画ー
NYまで監督と来て日本語放送のインタビュー受けていて
日本は当時辺りマスクばっかりなので人が違って見えると。 今でも多いみたいですね。
拓郎さんが安曇野で撮った写真かな?の2枚組レコード持ってます。もう50年も前?速いですね。
そちら9時からキンキchannelでミニライブの配信あります。良かったら。
コメントありがとうございます。
茄子は今回は長茄子使ったのですが、本当は薄皮丸茄子の大きくなったもの
それが一番おいしくて好きなんです。
音楽の先生の映画ですか?
日本ではまだマスクはしてる人が多いかもしれませんね。
私もスーパーなど買い物する時かけてます。
拓郎さんの安曇野で撮った写真
2枚組アルバム~なんだろう
「月夜のカヌー」
モスグリーンのジャケット、拓郎さんがコート着てるもの
9時からの番組、今夜は私のチャンネル権あやしいです。
楽しみです。
『ぼけますから〜』はなぜかタイミングよく1も2もテレビで見ることができて録画もして、何回か見ました。泣きますね。
うちは義父は早くに亡くなったのですが呉で育った人なのでこの映画のお父さんと同じような喋りようでした。
義母が認知症になった時には義父はもういなかったのだけど、生きていたらきっとこんな風だっただろうなぁ、、と思うのです。
義母はお茶とお花を教えていた人なのでやっぱりとてもプライドが高く、辛そうでした。
このご夫婦はほんと、義両親と重なってしまい、自分ができなかったこともいっぱい思い知らされてずっと涙して見てしまいます。すごく考えさせられる映画ですよね。
私は夫が亡くなり、義母はまだ生きているのに夫の実家ではなくて自分の実家のある北海道に帰ってしまったので、義姉や義妹に『義母を捨てた』と言われてしまいました。自分ではそんなつもりはなかったけど、周りからはそう見られるんだ、と後で気がつきました。お姉さんや妹よりずっとお母さんの元に通っていたけど、そんなことは関係ないのですよね。結局義母は夫が亡くなってわずか半年後に亡くなったので、十分なことをしてあげられなかったし、どうするのがよかったのかもわからないままで過ごしています。
ただ一つ嬉しかったのは、夕方になると義母は疲れてしまって、いつも私のことが誰かわからなくなっていたんです。
でもある日『あなたが誰かわからないけど、私が安心していてもいい人だというのはわかる』と言ってくれたことがあるのです。これはとても嬉しかった。今でもその時のこと、しっかり思い浮かびます。
全くもって不十分な嫁だったけど、それなりには認めてくれてたかなぁ、、、です。
なんだか自分のことを書いてる変なコメントになってしまいましたが、、りりんさんのブログでこんなこと思い出してしまいました。
私も大好き(^O^)/
それに拓郎さんのナレーション
最高だと思います
茄子とピーマンの味噌炒めにズッキーニの
サラダ、どちらも美味しそう~
夏のお料理ですね
103歳、素敵なお顔ですね
この映画見て見たいです(*´∀`*)
コメントありがとうございます。
阿部寛の『異動辞令は音楽隊!』
是非、ご覧なってくださいね。
『ぼけますから〜』1・2、観られたのですね。やっぱり自分に置き換えて観てしまいますよね。
ふうさんの事、ブログの切れ切れからいろんな想いを感じていました。
お義父さまは早くに・・そうでしたか。
呉で育った方ならばやっぱり同じような言葉を使われてて、この映画のお父さんがより身近に感じられたのですね。
お茶とお花を教えてらしたお義母さま
きっと大正生まれか昭和の初め、プライドが高いというのはすごくわかります。
私の義母もそうでした、昔で言う旧家の生まれ、いつも背筋を伸ばし、人が好き
人望も厚かったけど。
認知症になられてからも、ふうさんは一生懸命お世話をされたのですね。
よくやられてたはずです。
>十分なことをしてあげられなかったし、どうするのがよかったのかも・・・
どんなに尽くしてもやっぱりそういう想いは持ってしまいますね。
『あなたが誰かわからないけど、私が安心していてもいい人だというのはわかる』
本当に救われた言葉ですね。
心の底から言われたお義母さまの真実の言葉だと思います。
自分の本当の娘たちよりも心を許されてたのだと思います。
私の義母も、実の子供たち、孫はわからずとも、私の事だけはわかって、にこっとしながら「お母さん」と呼んでくれました。
その晩年があるから、若い頃の嫁姑の云々なんて、もう忘れてしまっています。
旦那様が亡くなられて・・・からのふうさんの身の振り
ふうさんの人生なのですから、義姉義妹のいう事にはもう耳をかさない
ふうさんらしく、楽しく生きたいように生きたらいいと思います。
こんな場所ですが、いつでもふうさんの気持ち吐露してくださいね。
聞く事だけはできますから。
この映画は本当に考えさせられますね。
この映画のお父さん、元気でいつまでも
コメントありがとうございます。
石川鷹彦さんのギターお好きでしたよね。
先日80歳になられたばかり、にこやかな笑顔でしたよ
『石川鷹彦LIFE ~昨日・今日・明日~』とういう書籍も出ます。
拓郎さんのナレーターだったんです。
また聴いてみたいのですが。
茄子の味噌炒め
今回は長茄子でしたが、いつもは薄皮丸茄子の大きくなってしまたもの、使うんです。義母仕込みのある秘訣が
友人がこの味噌炒めを食べた時、美味しいって、自分で作ってみたけど、同じ味にならなかったよ~って。
今日も夏野菜をたくさん収穫
これから実家に持って行く予定なんです。
この映画、ぜひ、このお父さんがほんとに素晴らしいです。
ご訪問、コメントありがとうございます。
そして丁寧な自己紹介も
初めまして~と言いたいとこでしたが、もうずっと以前2015~2016年頃にたくさんコメントいただいてて交流あったんですよ。
小学校5~6年の頃にザ・タイガースに夢中になってたと沢田研二の曲へのコメント
猫の「各駅停車」
そしてイーグルスの「The One You Love」グレンフライが亡くなった頃など
oyajisanさんとはずいぶん昔から交流いただいてて、マニアックな音楽など楽しいですよね。
洋楽がお好きなんですよね。
私はあまり詳しくないけど、お伺いしますね。
これからもよろしくお願い致します。