これは外科医であった現役医師”海堂尊”の第四回『このミステリーがすごい!』大賞作品で現在公開中の映画の原作。
読みたい本が見つからず、本屋を遊泳中に映画を見に行くつもりはないので、読んでみようと手にとったのが先週末、私にしては珍しくハードワークで疲れきった神経を休めるには娯楽色が強くよさげな内容と思ったのが運のつき。
魅力的な登場人物と舞台にひきずりこまれ、１日で上下を完読。コミカルで、白い巨頭ほど重々しくもなく、それでいて医療現場の問題点もさらりと織り込んであったりして、ただのミステリーでは終わらない面白さ。
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