風景居酒屋 ごじゃ満開

2011年03月11日14時46分、東日本大震災発生
(since 2007/8/15)。

1227)あの日からの本(大震災から11ヶ月)

2012年02月11日 | 東日本大震災
 全国から募った警察官350人が、「ウルトラ警察隊」として福島県で1年間の任に就くそうです。ウルトラマンの生みの親である故円谷英二氏が福島県出身である縁で決まった名だそうですが、そのセンスは数日前に話題になった「GKB47」とは対照的な気がします。

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 以前、東日本大震災をテーマにした漫画「あの日の漫画」をご覧いただきましたが、今回は、この震災に様々な形で関わった人々を取り上げた文庫本をご覧いただこうと思います。

 正しくは「震災で本当にあった泣ける話(文庫ぎんが堂)」という本で、タイトルやカバー表紙に脚色・演出を感じました(だからカバー表紙は外しています)が、「一部脚色を含んでいる」という正直な注意書きがあったので、購入しました。


 割り引いて読み始めたのですが、結構感情移入してしまいました。確かに「泣ける話」満載で、一気に読み終えました。読後思ったのですが、復旧復興や被災者に水を差す言動を集めた続編「震災で本当にあった虚しい話」というのはどうでしょうか。

 ところで、年末年始に足を伸ばしたお隣り茨城県では、その時点でまだ震災復旧途上である風景をいくつも目にしました。今回はその中から2枚ほどご覧下さい。

 1枚目は北浦にかかる「鹿行(ろっこう)大橋」です。大震災によって中央部分が落下し、死者も出しました。大震災前から架け替え工事が行なわれていた(写真後方の白い橋)そうですが、残念ながら間に合いませんでした。

(落下した旧鹿行大橋と新鹿行大橋 -茨城県行方市 2011/12/10-)

 2枚目は初詣に訪れた鹿島神宮への道中で見つけた、崩れたコンクリ塀です。コーンとビニルテープで近づけないようにはしてありましたが、10ヶ月(訪問時)経ちながら、修復する気配を感じられませんでした。

(放置されて久しい? -茨城県鹿嶋市 2012/01/02-)

 東日本大震災から11ヶ月、そろそろ日本の空気が12ヶ月に向けて動き出す頃でしょう。


2011/02/11の一品・・・876)白河だるま市 2011
2010/02/11の一品・・・641)白河だるま市 2010
2009/02/11の一品・・・お休みでした
2008/02/11の一品・・・176)白河だるま市 前編

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2 コメント

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Unknown (ロカビリージェーン)
2012-02-11 10:29:36
お久しぶりです。
わたしも震災関連の本、タイトルは生々しいですが「遺体」と言う本を買って読みました。主に、釜石市というところでの話でした。
悲惨な被災地での状況がよくわかりました。今、特に岩手県ではボランティアの人数が圧倒的に足りないと、今日の新聞に書いてました。
自分にも何か出来る事があるのでは・・・と、考えさせられます。
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Re:Unknown (店主)
2012-02-11 22:17:50
>ロカビリージェーンさん
再度コメントありがとうございます。私の読んだ新聞にもボランティア参加数が右肩下がりと載っていました。一方で受け入れを縮小している町もあるそうで、需要と供給のマッチングが難しいようです。
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