しいたけの伊豆高原情報と放浪旅

(伊豆をバイクで回って10年、伊豆高原に住んで26年目に突入、いろんな事がおこりますねえ!)

前から行きたかった「トロッコ王国」!

2009年09月13日 | バイク&キャンカー&鉄道&船旅
・             【本当のトロッコを運転できます!】

自分で運転して、往復5kmをエンジン付きトロッコで自走するのです

(旧狩勝線でも小さな人動トロッコがありまして駅構内を往復できます
 ここのは原動機付でして2.5kmという長い距離を走って、農道踏み切りや
 川を交差する鉄橋も渡れるんです!)

前にも来た事があって、その時はひっそり営業でした、来年は存続が危ぶまれる位
お客さんが少なかったのです!

今年、行きましたらトロッコ車両も増設されていましたし、昔あったような小さい物
ではありません、1台に無理すれば10人位乗れると思いました

(冬場には営業できませんから半年の営業で頑張っています!)



宗谷本線美深駅から仁宇布駅までは実際に線路があって旧国鉄が営業運転していました
やがて北見枝幸まで延長される予定でした、残念な事に廃線となってしまいました

(歌登駅予定地は部分開通できたのに全線開通を待っていのです)


・            【当時「仁宇布」駅は終着駅でした】

SLの頃ですから転車台などもあって単線と言えども駅は大きかったと想像します

美深から歌登町を経由してオフォーツク沿岸の北見枝幸まで延びる予定だった「美幸線」!


・           【幻の駅には鉄道資材が運搬されて!】

(写真が寝ていますのでノートPC&液晶の方はひっくり返してね、ブラウン管の方は
 自分が横になって「王国憲章」を読んでくだされ!)

アップすると写真を削除しますのでアップ画像の回転方法が判りません

歌登駅は開業間近になっていたのに廃線決定でしたから、住民は大反発!
部分開通を拒否して全線線開通を望んでいたのに残念な決定でした
何しろ100円の収入を上げるのに4000円近く掛かる日本一の赤字路線になっていました

(建設予定だった枕木やレールがその後青函トンネルに使われていったそうです!)



こうして最終目的駅まで線路を延ばす事無く「美幸線」は1985年に廃止されました
踏切がほとんど無かった「美幸線」に目をつけて「トロッコ王国」が誕生したのは
多分5年位前でしょうか
町から仁宇布駅からの5kmの線路借り受けてNPO法人が営業しているそうです

「王国」ですから当然王様はいるのでして、湿原に棲む「ふくろう」さまが王様だとは知りませんでした



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