しいたけの伊豆高原情報と放浪旅

(伊豆をバイクで回って10年、伊豆高原に住んで26年目に突入、いろんな事がおこりますねえ!)

北海道:5日目(秋田行きフェリー泊)

2006年08月22日 | バイク&キャンカー&鉄道&船旅
・     【苫小牧FT:東港西港で右往左往は辛いね!】

帯広で花火大会を見てちょぴり寂しくなります
せがれどもは今何をしているやら
ママはどんな事して遊んでるのやら
長男は伊豆に忘れ物だそうで、本日伊豆にUターンと連絡有りね
長患いの仲間も気になります
てな事考えて、本日以降の予定はすべて中止
摩周湖の「ブルー」も根室の「花咲がに」「さんま」も
羅臼の「ほっけちゃんちゃん焼」もいりませんね、
屈斜路湖回って帯広ですから
根室、知床は方向が逆ね、もう帰ろう!
とり合えず苫小牧フェリーターミナルまで行こう
(結構これが正解です、後の人は雨に祟られていました)


帯広をでて広尾を目指します
途中の十勝港付近では「秋鮭」釣りの人々が壮観です
人出というより、釣竿の数が半端でないのです
釣るより場所取りの方が大変です
(遠く新得からも釣りにきていました)

       【この釣竿の量たるや!】


海岸や埠頭に出ている竿の数は見ているだけで圧倒されます
一人10本以上持ってくるのではないでしょうか?
卵をとった「ます」なら1本100円で買えますのに
やはり釣りは「ひきごたえ」「満月の竿」「苦労しての一匹」が
虜にするのでしょう!
(人生で釣りの趣味を持たない不幸があるそうです)


       【港の埠頭を取り囲んでいます!】

「幸福駅」ではライダー、チャリダーが何やら不思議な鍋を
つついています。インスタントでもグルメできるのですね!

「襟裳岬」は何も無い岬、感動なんてありゃしないよ
日高山脈の末裔が点々と海に沈むだけ、
横風強く霧がでたら景色も最悪、何処に灯台があるやら判りません
天馬街道でバイパスだあ、するとチャリダー氏曰く、そんな事ない、
感動するいい所ですよ、今の俺でも感動するかどうか試して見ましょう

       【暫らく来ない間に公園になっていました】

「襟裳岬」へ続く道路は黄金道路と呼ばれる程予算を使う難工事
今年はさらに長大なトンネルが開通して、五年前とは印象が違います
北海道の断崖絶壁にかかるトンネルはかつて落盤崩落事故が
あったせいで内側にバイパスするような長いトンネルでの
再構築が進んでいます。
トンネルの中でS字カーブしていますよ
(事故防止の大義名分の背景で、人があまり通らない所まで
 立派なトンネルができあがり、身近な生活道路が整備
 されない不便も予算上あるそうです) 


海をぼんやり眺めますと釣りに興じる人達以外に、昆布拾いの人達
がおります。波打ち際で拾っています
おそらくプロの漁師さん達です、1回で沢山は取れませんが
鹿部・おさつべの「間昆布」と違い、海は荒く養殖できないのでしょう
(昆布は道南;間昆布、日高の日高昆布、利尻の利尻昆布
 肉厚最高なのが羅臼昆布でしょう、それぞれ特徴があります)

        【昆布拾い漁です】

襟裳岬経由だった筈なのに、道を間違えました
一本道をはずし、岬をショートカットしてしまい
「様似」に出てしまいました
何もない襟裳岬に行くのは旅人位、前の車について行きますと
自然に岬をバイパスするようになっています
まあ、何も無い筈、感動するしないの判断は来年にしましょう

昆布干し場が続く街道を越えて、「浦河」に入ると町が綺麗です
何年か前の地震の復旧が進んで
道路沿いの町並みが新しくなっています,何処かで見たような景色ね?
奥尻島です、北海道は風雪に耐える住宅ですので個性的な家はなく
どこも似た様なきれいな家並みになってしまうのです

太平洋の海と昆布漁真っ盛りの中、苫小牧めざしひた走り
苫小牧東フェリーターミナル着
秋田行きフェリーはすでに入港しており、バイクは乗れますが
乗員が満員で席取れません、キャンセル待ちしますが
結果は19時といいますから、今度は西港へ向かいます
西港といっても20km以上あります
丁度西港についたら、秋田行席が空いたと連絡ですので
再度東港に戻ります。
(50km以上余分に走りましたね)


フェリーでは4輪50ccのおじいさんと一緒ね
無口な方と思っていましたら、やはり秋田出身でした
いろんな土木工事の機械修理を担当してきたせいか
言葉に迫力があります、天馬街道には10台以上の
重機が埋まっているそうです、山が動く時はそりゃあ恐かったで~

霧が出ると目の前は闇の日勝峠、道央の大動脈ですから
トラックがビュンビュン、バイクは肩身が狭い
何とかトンネルを掘ってもらいたいと思っていました。
おじいちゃん曰く地盤が動くので絶対トンネルは掘れないと頑固
山が動くと重機なんか吹っ飛ぶ位と説得力あります

(お酒が入るとこのおじいさんは饒舌になりました)



コメント (2)    この記事についてブログを書く
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする
« 北海道:4日目(帯広着)後半 | トップ | 北海道:6日目(栃木泊) »
最新の画像もっと見る

2 コメント

コメント日が  古い順  |   新しい順
竿の数が半端じゃないですね (滝夜叉)
2006-08-22 12:54:45
竿は一人2~3本までかなぁ。

それ以上だと、釣りではなくて、漁ですよ!

それにここまでやっちゃうと、湾岸法的に違法じゃないの?

不法占有とかなんとかあったように思えます。

ガミガミ言うのもどうかとは思いますけど、物には限度というものがあります。

さすがにこれは・・・・っていう位の状態ですね。

ま、だれも迷惑してなければ構わないんでしょうけど。



返信する
遅く入ると釣り場はありません! (たけちゃん)
2006-08-22 17:54:14
全体の雰囲気は竿の後方でジンギスカン鍋などつつきながら和気藹々でやっていますね!

秋味はまだ入ったばかりです

ごくまれに1本釣れるだけ、塩漬けさんまの切り身をルアーにつけて釣っていますが

「鮭」は食べたい訳ではありません、光るから飛びつくそうです!

確かにこれでは繊細な釣ではありません、延縄漁に近いですね!

(勿論入漁漁、堤防使用料等の野暮はありません)

返信する

コメントを投稿

バイク&キャンカー&鉄道&船旅」カテゴリの最新記事