しいたけの伊豆高原情報と放浪旅

(伊豆をバイクで回って10年、伊豆高原に住んで26年目に突入、いろんな事がおこりますねえ!)

8月1日「なまはげ」で有名な男鹿半島一周に挑戦です!

2014年08月15日 | バイク&キャンカー&鉄道&船旅
・                【男鹿半島は「なまはげ」が有名です】

大きな「なまはげ」の巨像がたっています

「「なまはげ」は怠惰や不和などの悪事を諌め、災いを祓いにやってくる使者(鬼・妖怪の類い)である。
 年の終わりに、大きな出刃包丁(あるいは鉈)を持ち、鬼の面、ケラミノ、ハバキをまとって、
 なまはげに扮した村人が家々を訪れ、「悪い子はいねがー」「泣ぐコはいねがー」と
 奇声を発しながら練り歩き、家に入って怠け者、子供や初嫁を探して暴れる。
 家人は正装をして丁重にこれを出迎え、主人が今年1年の家族のしでかした日常の悪事を
 釈明するなどした後に酒などをふるまって、送り返すとされている。」

寒い冬の夜に急襲されれば子供でなくても肝を冷やします、国の重要無形文化財に指定されています
ちょっと違いますが、寒い夜に明かりを消して鍋を突っつく「やみ鍋」の風習も無形文化財的だと思いますが
「やみ鍋」は闇に葬り去れようとしています!



秋田港を出ても土地勘は働きませんが、とにかく海岸線を北へと上がっていきます


・             【フェリーを下船して秋田港を北上すれば男鹿半島なのです】

秋田音頭で歌われる「秋田名物八森はたはた、男鹿ぶり子です」「ぶりこ」ははたはた魚の魚卵である
「ぶりこ」が流れ着いて海岸が白く白濁するほど収穫があったと聞きました、間違いないでください
「ぶりこ」と言っても鰤の子供ではありません

はたはた魚は大衆的な魚です

「日本では主に日本海側で食用にされ、秋田県の県魚である。
 煮魚や焼き魚に調理されるほか、干物、塩蔵、味噌漬けなど
 にもされ、しょっつると呼ぶ魚醤にも加工される。
 魚卵はブリコと呼ばれる。」



男鹿半島に入る手前に寒風山という名所があります



大小たくさん火口がありました、当日は霧で煙ってまして全貌は案内看板を参照して下さい


・              【寒風山という小さな火山の集団です】

男鹿半島の根元に存在していて、男鹿半島を見通す格好の場所にあります



大室山のように草原が続いていて、1本の道が頂上まで続いています、急傾斜で道の両側が
急斜面で下っていますから、眺望の効くバイクでは運転が怖いのです

(運転下手なシイタケはここでびびります!)



一本道が麓から延びていて、眺望をさえ切る立ち木がありません、残念ながら霧が発生してしまいました



肉眼では霧が晴れると男鹿半島の先端まで垣間見る事ができます、デジカメではシャッターチャンスを逃します



窪んでいる所が火口跡です、大きな火口が1個しかない大室山と比較して大きな噴火口が連続しています
火山活動が盛んだった時代は魔物が住んでいる世界だった事でしょう、「なまはげ」の背景には
寒風山の恐ろしげな風景が背後にあったと思います



寒風山を降りて男鹿半島を一周すべく海側に進路をとります、先端入道崎までは遠いね!



この時点では先端は近くだと思っていましたが結構な距離がありました


・                【遠くに浮かんで見えるのが寒風山です】

「男鹿温泉郷をはじめ、金崎、戸賀など海岸沿いを中心に温泉がある。
 北西端にある入道崎は海食崖の岬で、入道埼灯台がある。このほか、
 八望台といった景勝地もあり、男鹿国定公園に指定されるとともに、
 日本百景に選定されている。 半島内には三つの郷土太鼓のグループが
 あり、男鹿温泉郷を中心に活動するなまはげ郷神楽は、勇壮な演奏と
 華麗なパフォーマンスにより、アジア各国、フランスまでその活動の幅
 を広げている」

入道崎まではいくつか小さな岬がありまして、これが先端の岬かと勘違いしつつ走行でした
車が一台やっと通れる細い箇所があってこの道で良いのかしらと不安が頭をよぎります
日本海フェリーでは「あれが入道崎!」と案内がありましたが、行ったことがないのでピンと来ませんでしたが
これからは「あれが男鹿半島の先端ね!」と人にも説明ができます


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