しいたけの伊豆高原情報と放浪旅

(伊豆をバイクで回って10年、伊豆高原に住んで26年目に突入、いろんな事がおこりますねえ!)

震災被災者はマイナスからの出発なんです!(4月30)

2011年05月01日 | 災害・地震・津波・原発脅威
・           【被災者の多くはゼロからの出発ではありません】

働けない、働きたくとも収入がありません、自分の責任でもないのに全てを失っています
おまけに住宅ローンや債権を抱えていてはゼロところかマイナスからの出発になります
これでは再起ができません、債務保証人となっている人についてもきめ細かい援助が必要です
行政が機能していませんから金利ゼロの災害復興資金にも申し込めません

(対応が遅ければ敷地にプレハブ小屋を建ててしまう人だって出てきます!)



阪神大震災では仮設住宅に入居できても事業再建できなく破産、自己破産、孤独死問題で
犠牲者を出しました
まして高齢者の割合が高い被災者ですから生きていく為に金融問題は重要です
①生活資金、②住宅ローン、③債務保証人、④事業再建、⑤義援金分配、⑥住宅復興資金
⑦金融機関支援、⑧失った現金補填、⑨失った動産問題、⑩原発費用補償、風評被害補償
通常の災害と違います、財源には限りと言ってしまっては余りにも可愛そうです

(あまりに手厚く補償すれば不公平感だって出かねません!東電は資産売却で最大限努力
 すべきだと思います、公的な資金援助も莫大です、こうなると国有化の方向に
 向かいますね)


・  【被災者の住宅ローン免除も=金融機関が判断―自見金融相】

 「自見庄三郎金融担当相は29日の衆院予算委員会で、住宅ローンの返済が残っている
  東日本大震災の被災者が自宅の建て直しなどで新たな債務を抱える二重債務問題に
  ついて、「ケース・バイ・ケースだが、金融機関の経営者の判断として債権放棄も
  あり得る」と述べ、債務免除は可能との見解を示した」

①~⑩位の金融問題が発生するのは誰にだって浮かびます、野党からの質問がない限り
対策が浮かばないのでしょうか?
実際に発生する震災が原因で発生する金融諸問題は緊急性が高いです、金融機関支援や政府系
金融機関を通じて救済に向けて早く行動して成果をアピールしてください

お役所仕事と言われていてはダメです、行政の先手を打って政治家が決断してください
バスは来なくても次にバスがくれば安心します、緊急時の仕組み作りに寝てなんて
いられませんよ

(復興対策は待ったなしですから野党も補正予算を優先して通したと思います!)



 


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