東北大震災から早くも１か月が過ぎました！（４月１１日）

・　　　　　　　　 　　【関東では桜が満開です！】

伊豆高原や城が崎海岸の桜並木は先週日曜日あたりが満開でした
さすがにこの時期「お花見」見物をやっている人はいません
死者及び不明者は２７６２１名、避難所暮らしを余儀なくされている方は震災当初は
４３万人、現在でも１５万人もいます

（壊された家屋は２０万戸とも６０万戸と言われております）



さらには福島原発事故では避難命令や屋内退避の措置が取られて、放射能被害は
農業、漁業にも暗い影を落として、取り返しつかない事態になっています

（政府は原発事故を「最も深刻」なレベル「７」と発表しました！）



この体では行きたくてもボランテイア活動なんかできません、せめて後方支援で
募金活動しようと買い物です、勿論釣り銭は募金箱にいれています
消費をこれ以上冷え込ませてはますます不景気になってしまいます、普段通りの
買い物をしましょう


・　【消費は景気浮揚につながります】

ガソリン、納豆、牛乳、ヨーグルト、単一乾電池に紙おむつ類の買いだめはしません

（被災地優先で良いのです）



現地ではいまだに余震が続いております、先日も震度６という大きな揺れが
ありました

（余震は３か月位続くと気象台で発表しています）




・　　　　　　　　　　　【今回の震災は東北太平洋岸に集中です】

本震も大きかったけれど長く続く余震で被災者の皆さんもせっかく忘れようとしていた
光景が再び蘇ってくるようです
東北のほとんどが停電していました、停電があればポンプも止まって水道も機能しません
ガソリンも供給できません、石油ファンヒーターも使えません
お年寄りに毛布だけの暖房は東北地方では大変辛いものとなっています



原発事故問題は冷却停止に向けて水際での必死の作業が続いている筈ですが関連する
避難地区問題、放射能問題、農業漁業問題等で今後の補償対策や居住地対策は
どんどん拡大していくでしょう


・　　　　　　　　　　　【本当に原子炉格納容器は安全かしらね？】

何しろ物騒な原子炉が４個あって、使用済み燃料棒が１万本以上もあればここから出る
放射線物質の量は莫大なものです
２０ｋｍ以内は避難地区でなく警戒地区に格上げされる予定ですから、無人の家屋が
つらなっている街並みは不気味だと思います
放射線被ばくの量は同心円で一定ではありません、３０ｋｍ以上の地区でも放射線量が
多くなる所もあります

空から降ってくる放射線と海に流された汚染水の影響で農産物や漁業にも重大な影響が
出ています



本日はトレンチ内に残っている汚染水６０００トンの除去、窒素封入等、予定の作業がありました
余震のため中断、電源も止まって注水は５０分に亘って中断です

（原子力安全神話の脆弱性が出ていますね！）

原子炉災害ロボットというのが３０億円の補助金で開発されましたが翌年開発は中止になりました


・　　　　　　　　　　　【中止の原因は世界一安全な原子炉だったのです】

米軍やフランスは軍事目的で放射線に強いロボットを開発しているそうです

（民生用のＬＳＩは放射線に弱いのです！）

いろんな教訓、反省が出てきますが今はまず安全停止に全力を尽くして下さい

東電関係者の皆様、現地で作業している陣容は２００～３００名と聞いております
原子炉メーカー各社さんの広報支援は１０００名を越えている（東芝、日立、三菱重工
ＩＨＩ、ＧＥ等）そうですが、発電所は巨大な構造物です
仮に２４０名として６台の原子炉で割りますと一台当たり４０名、これが３交代ですから
１シフトにつき１３名、交代要員はどうしているのでしょうか？
原子炉圧力容器、格納容器、タービン建屋、複水器にサージタンクに排水タンクに
窒素ガス要員、注水ポンプ要員、制御盤要員、放射能監視要員と必要になっています
から陣容としては少ないと思います

（僕の命で良ければ加わって応援したい！）

皆さんの献身的な復旧作業に感謝です！