しいたけの伊豆高原情報と放浪旅

(伊豆をバイクで回って10年、伊豆高原に住んで26年目に突入、いろんな事がおこりますねえ!)

震災・津波・原発のニュースで寝不足になります!(3月29日)

2011年04月03日 | 災害・地震・津波・原発脅威
・                【震災の被害者が増加しました】

死者・不明者が2万8千人、被災者は17万人になって少し減少しています
行方不明者の捜索は毎日行われていまして、見つかっても遺体の損傷激しく
3割位は身元が判らないそうです
届けがダブっている場合もありますし、家族全員が亡くなってる時は誰も
届ける人はいません

(原発避難地区にいる人については捜索の手も延びていないそうです)

 

地元の避難所だけでは被災民を収容できません


・【自治体全体で遠くに避難しています】

さいたまスーパーアリーナには、福島第1原発のある双葉町が、町民約1200人と
町役場機能ごと移転。3月末を期限に、いわき市民も含め、約2千人が生活していました
避難所は統合して、新しい施設でないと綺麗に生活ができないと思いますが
再三の移転ではさぞかし不自由な思いをしていますね

(原発積極誘致町ですから、原発での雇用や税収で潤ってきたはず、原発事故発生
 で避難していても複雑な気持ちだと思います!)

子供達には全く責任がありません、頑張ってもらいたい、負けないでね!



原発はどうやら水と時間との戦いです!


・            【正常運転していた頃の原発です】

プルトニウムが微量(人体に問題ない程度)に検出だそうです、格納容器にあった
燃料棒が空焚きとなってこぼれ落ちた(溶融は間違いありません)という事
驚くような事態ですが、当初関係者はそこまではいってない、スリーマイル以下だと
発言してました

(原子炉は密閉されて状況はわかりません、スリーマイルの時は燃料が溶けていた
 と判明するのに5年掛かったと言ってました!)

原子炉の燃料棒は冷やし続けなければなりません、格納容器に損傷がありますから
注入された水は漏れ出て隣のタービン建屋の床にたまって作業員を被爆させました
この水が建屋外のトレンチという巨大な溝に溜まっていましてあまりにも放射線が
強い為、排水作業が旨くいってないようです

トレンチが溢れると傍には海があるのです、トレンチの水をタンクに運んで更に
山側にある大型タンクまで運んで放射線除去処理を施して再び水を原子炉へという
大循環工事が考えられないのかしら?

原子炉→格納容器→タービン室→トレンチ→サージタンク→貯水タンク→放射能除去
して再び原子炉へ注水と水の循環が出来れば大きな冷却システムが考えられます

(高レベルの放射能水を海には流せません!水と時間との戦いになってます)



注)トレンチと繋がって取水口付近に電源ケーブル等が敷設されている入り口に
  ピットというのがあって、そこから高レベル放射線が海に流れているそうです

  (海洋汚染の影響はどうなるのでしょうか?防波堤で囲まれていますから
   開口部を封印できないのでしょうか?)

コンクリート建物の水漏れ箇所は通常の家屋でも判らないと言われています
ひび割れにそって漏水は伝播していくので表面にだけひびが入る訳ではないのです
地震や津波で通常は見えないピットの中では尚更だと思います
従って汚染水の水漏れ箇所はここだけではありません、もっと大きく遮蔽しなければ
なりません

(福島原発は廃炉決定ですから、海を含めて遮蔽して下さい!)



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