![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/5c/a6/4bafeb31fa77f45c8bb995cc6fb27183.jpg)
・ 【ママには面白くない建物かも知れません】
幕末期に品川のお台場に据えた大砲を作りました、国の実力の最後は兵器で決まるのです
(反射炉は90度向かい合って作られ、溶けた鉄が1か所に集まるように配置されてました)
鋳型に流し込まれた大砲を水車を使って,丸1か月掛けて中ぐり加工をしたそうです、ここで製造される鉄以上の固さを
持った刃物があったのも不思議です
・ 【世界遺産となって綺麗になっていました】
復元された反射炉は綺麗に復元されていました、作られた大砲も展示されておりました
(お台場に120門の大砲を据え付けて江戸城を黒船から守りました)
・ 【大砲の製造には難しい問題があっていまでも解明されない仕組みがあるそうです】
昔の書物に全ての回答があったとは思われません、動力の無い時代水車で果たして精密な加工ができたのでしょうか
(お台場の大砲は命中精度より並べる事で相手が攻めて来ないのを目的にしたそうです)
・ 【説明さんが解説してくれましたが、細かい事になると謎の部分もありました】
強力なふいごが無くても高温の炉が作れました、大量の空気は取り入れ口から自然に沸き起こる一番下の取り入れ口から
上へと流れて鉄の材料を溶かして行きました
・ 【釜石の銑鉄と伊豆の炭と九州の石炭とコークスをここから投入したのです】
鉄の元は遠くの釜石からもって来ました、コークスは石炭から自前で加工したそうですし、耐火煉瓦は伊豆石を使って
加工したそうです
(材料を並べたら窓に蓋をして陶器と同じように何日もかけて炉の温度を上げて行ったのだと思います)
・ 【溶けた鉄が出るように45度傾けて炉が天を向いていました】
出来た当初は鉄枠では囲ってなく、漆喰で白く塗られていたそうです
・ 【鉄を取り出すには時間もかかります、2つの炉で効率を上げました】
炉の前は深く掘られていて大砲の鋳型が待ってました、動力も電力の無い時代です、人力と滑車で作業が行われましたが
危険な作業だったと思います
・ 【説明を聞いてるうちに昔の人の手作りに感心でした】
動力の無かった時代に下から上に抜ける空気に寄って得られる燃焼力、溶けた材料が自動的に流れでる傾斜角度
鋳型を削った刃物のの存在と水量のある水車、精密に作れる人材とオランダの書物、小さな模型は江川代官の
自宅で作ったと言われています
ウクライナの戦争は長期が想定されております、プーチンも勝ちを急いでいませんし、欧米のインフレ対応を見てほくそ笑んでも
います、欧米の援助がないとウクライナは長期的存在しません、ロシアの戦力は強力で簡単には潰せません、しかも侵攻とはいえ
不当に領土を占有しています、ウクライナは総動員令を掛けていますから100万人位の兵力はあるそうです、ウクライナに
足りないのは戦闘機や歩兵が攻め込んでいく通常の兵器、ミサイルや新兵器も必要です、欧米諸国に援助疲れなどがあっては
ならないのです、日本は武器援助は出来ない仕組みですが、廃棄する武器はあるはずです、それをウクライナに持って行けないでしょうか
(いつの間にか自衛隊には優秀な武器が貯えられていると思います)
※コメント投稿者のブログIDはブログ作成者のみに通知されます