母さん、いつまでも長生きしてください

・　　　　　　　　【前回より元気なお姿に見えました】

無事に退院しましたが、弟が入院して母もショートステイのホームに入って過ごしました、この時たまたまコロナが発生して

ホーム側も混乱したようです、ホームには色んな症状をもった老人が入ります、全く意思が通じない老人もいますし、母のように

耳が遠いだけで日常は動作こそ素早く動けませんが自分の事は意思を持って行動できます、母にとっては何気ないスタッフの

言葉でも母なりに集中して理解しているのです

（この辺の意思の伝わりが違ってボタンの掛け違いが始まり、勘違いや物忘れもあって母には辛い思いが溜まったようです）

・　　　　　　　【家にいる母は起きるとお化粧して日課を始めます】

折り紙を折ったり、お題目を唱えて仏壇に向かって、畳んであった健康器具を横に伸ばして体をもみほぐします

お茶を飲んで、近くのコンビニまで歩行器を使って買ってきた文芸春秋の最新号にも目を通します

新聞にも目を通しますから最近の社会事情にも明るいです、僕のブログやFBにも目を通しますから

毎日のルーチンワークは決まっております

耳が聞こえにくいので、聞こえた部分で判断し理解が繋がって行きます、結果として自分の思うように

ならなかったと思います、ホームでは隣の人と口も聞けない状況でしたから、猶更孤独感に苛まれたようでした

（家に戻って落ち着きを取り戻したようで安心でした、食事やおやつは美味しかったようで食欲も出て来ました）

本日深夜に悪魔のキーボードを押してUSBメモリーにある個人情報を全て削除してしまいました、復元ソフトで復元を試みるも

僕の操作が悪く復元出来ていません、過去の写真、EXCEL、WORDの全て消えてしまいました、思い出の写真も沢山ありましたが

日々の生活に困る事はありません、無くなった喪失感がだけが心の隅から離れません、何でやる必要がないのに操作してしまったのでしょうか

（これも年のせいですね）

息子が大事なEXCELシートや写真を復元してくれましたが、過去の記録は復元できないのもあって複雑な気持ちです

（なきゃ無いなりに考えねば先に行かないのは分かっています、頭の切り替えに時間が掛かっています）