自然への誘い

自然の中に飛び出し、思い切り背伸びしてみませんか。

鮎つりもそろそろ終わりです。

2009-09-11 10:56:35 | 釣り

<9月9日玉淀の鮎つり>

久しぶりに玉淀に顔を出してみるか、こんな軽い気持ちでゆっくりと出発、
現地に着いてから仲間のKさんに玉淀に来てる旨を連絡すると、これから来るという。
今日の玉淀は何時もより若干水が多い様だ。

おとり屋さんの話によると数日前にダムの放水があり、水嵩が20センチ程増え、今日もこの関係で少しばかり水が多いのだそうだ。
こんな関係で7日は何処でも先ず先ずの釣が出来たとの事、昨日はそれほどでもなく、今日はボチボチとか、

私は、オトリを購入し、右岸下流の瀬脇で竿を出すが当たりがない、この時期は瀬より瀞場の方が良いのは分かっているのだが、瀬で掛かれば大型が、加えて掛かったときの「ガツン」という当たりがたまらなく、どうしても瀬での釣りとなってしまう。

11時過ぎにKさんが対岸に到着し釣りはじめる。私は車で対岸に移動、丁度昼飯なので揃って昼食休憩となったが、これまでの二人の釣果は「ゼロ 」、
昼食後は過日Kさんが面白い釣りをした鉄橋上で揃って竿を出すが全く掛からない。

私が右岸で釣っていた時は周囲に5~6人、左岸も4人程入っていたが今は両岸併せて数人のみとなっている。水は申し分ないのだが、
一匹位掛かれよ、こんな祈りが通じたのかKさんにオトリサイズの鮎が掛かる。 

間もなくして私にもチャラ瀬で掛かるが、二人とも後が続かない。
上下にポイントを変えるも全く駄目、お手上げで4時には納竿
 5日の話であるが、「玉淀に来てるけど、来ない?」とKさんから突然電話が入る。

竿を出す気分でもなく、弁当持参で見学に行ったのだが、この日はKさん7匹の成果、
この日は素晴らしい天気で、各ポイントはまるで解禁日の様な賑わい、こんな中での7匹は中々立派、翌日のスポーツ紙には2~8匹とあったから、たいしたものである。

鮎つりもどうやら終わりの様だ、上流の秩父も8月末でおとり屋さんが今季の営業を終了、ホームグラウンドの栃木県の思川も実質的に終わり、スポーツ紙には各河川の釣果速報が掲載されているが、何処も貧果、前にも書いたが、この時期が一番寂しい時である。

今季の鮎つりももう時間の問題、竿納めは何処の川で迎えることとなるのだろうか、
「秋には秋のよさがあるから」と友人が、確かにそのとおりである。
これからはのんびり里山歩きでもと思っている。

茂みで鳴く秋の虫もどことなく寂しげ、自室でパソコンに向っているが、深遠な白檀のほのかな香りが心を和ませてくれている。
間もなく秋彼岸である。



   玉淀の9月5日は解禁の様な賑わいでした。


 玉淀の鮎つりもそろそろ終わりです。9月9日撮影