自然への誘い

自然の中に飛び出し、思い切り背伸びしてみませんか。

またまた思川へ

2009-09-02 11:29:37 | 釣り

 <8月28日(金)思川への鮎つり>

前日の27日思川の黒本橋の下で数はまあまあだが大きい鮎に酔い知れている最中にNさんから
 「明日思川にKさんと3人で行けるのだけど行けるかな?」と連絡が入る。連チャンで少々きついが断るわけにも行かず快諾?

28日は天気も上々、ゆっくりと思川に向う。
小山大橋の下に着いたのが10時少し前、3人は少し前に始めたとのこと、私がのんびり支度中に対岸の下手で釣っている人の竿が曲がる。後で聞いたら3匹程掛かっているとのこと、

連中はまだ釣果なし、水は大分落ち、以前は渡渉が出来なかったが、今日は浅いところは渡れる状況、水も澄み、あまり良い状況ではなさそうだ。
Kさんが対岸(右岸)に渡り釣り始めた。

支度が整いオトリを引船に入れている時、こっちに来ないか、とKさん。浅瀬を渡りKさんの下手の石が黒くなっている所で釣りはじめたが、中々掛からない。Kさんの上流に移動し、アカ付きがない様に見える白っぽい所にオトリを入れてみる。

間もなく明確な当たりで鮎が掛かる。慎重に下り取り込む、20センチ程の綺麗な鮎だ。
それをオトリに同じポイントに、直ぐに掛かる。入れ掛かりだ!
またまた掛かる。3連チャンである。

対岸で釣っているNも、下手で釣っているKも  「どうして?」  という顔、その後も2匹追加、
ところで、今日の仕掛けはナイロンの0,4号、針は8号の3本イカリである。
今日はこんな太仕掛けは要らないのでは、と思い休憩を兼ねて細仕掛けを取りに車へ、

車の前で熱い紅茶を煎れ、仲間の様子を眺めながら暫しのんびり、
細仕掛けをセットしNさんに   
   「今日の鮎なら0,25号で大丈夫、これでやるよと」私、

      「それじゃあ細いよ、でかいのが来たら切られるよ」とNさん、
こんな会話を交わし元のポイントに、7,5号の針をセットしオトリを送り出す。
その直後、   「ガツン!」   という強烈な当たりと共に糸切れ、  「アッ!」

下の付け糸(0,5号)の上で切れていた。
   「だから言ったのに、0,25号じゃあ無理だよ」とNさん
矢張り無理か、0,4号の仕掛けに張替えたが針は0,75号のままでオトリを送り出す。

またまた強い当たり、今度はバレである。
針を見ると1本が欠けている。細軸の針、これも無理だった。
こんな事の後食事となる。

青空の下、涼風に当たりながらの弁当は筆舌に尽きない。
(冷たい豆腐が美味い)昔の戦果、珍事、等々楽しい語らい。
昼食後は対岸に渡り竿を出したが水色も澄み、水も朝方より大分落ち思った様に釣れない。

こんな悪条件の中、Kさんは9匹、私は結局7匹で終わった。
Nさん親子はオデコ、Kさんに釣ったばかりの瀬掛かりの鮎を貰って釣るも全く駄目だった。
今日もKさんに脱帽である。

このポイントも9月1日からコロガシが解禁となり、友釣りは出来なくなる。
思川には釣りの専用区が設けられているが少なく、友釣りフアンにとっては不満である。
5月15日に解禁となって以降、大雨、雷雨の濁りで遠来の釣り人には中々好条件には巡り遭う事が少ない。

昨年同様、思川は良い状態が続かないまま短い鮎釣りのシーズンが間もなく終わろうとしているが、鮎師にとってこの時期が一番寂しい時期でもある。
また、台風11号の増水がどのような状況なのか確認していないが、多少ながら影響し落ち時期となってしまうのではないかと心配している。
間もなく秋彼岸、本格的な秋はもう直ぐそこである。