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新・悟りを求めて~

自由が故に退屈化し得る現代社会での日々へ、
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続・「二重性」について…

2021-05-22 09:51:52 | 言葉・概念
続・「二重性」について…

物事に「二重性」があるのではなく、
人間が対象を「二重性」として認識できる・している…という事。

動物は、本能で生きているので、世界を二重には捉えられない。

人間だけが、「本能」から相対的に独立した「認識」を得た故に
その認識によって世界の二重化が可能になり、
世界・物事の性質を「二重性」として捉えられるようになり得た。


その「二重化」のメリット・デメリットは何か?

メリットは、前向きに二重化するなら「より豊か」になり得る。
デメリッドは、後ろ向きに二重化するなら「病気」になり得る。


そもそも…世界の二重性とは?
眼前の世界と眼前にない世界。

現実の世界と頭脳内の世界。
存在する世界と認識する世界。


現実世界=認識世界ではなく、
現実世界≒認識世界となる。

それでも「≒」の中身は異なっている、
世界>認識もあれば、
世界<認識もあり得る。


学問を目的は、「≒」を限りなく「=」に近づける事。
弁証法の目的は、「>」や「<」の大きなズレを小さく修正する事。

何故に「≒」であって「=」ではないのか?

世界は変化・運動に対して、
認識の変化・運動は、生れ付き対応しているモノではないから。

動物の本能は、
生まれつき世界の変化・運動に対応しているのに…


本能のメリット、いつでも間違いなく生きて行ける事。
本能のデメリッド、進歩・発展がなく、いつまでも同じ。

認識のデメリッド、努力・学びなしでは生きても行けない。
認識のメリット、進歩・発展が可能で、より豊かになり得る。






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