コタキナバルに登ったことがある

NHK BShiの世界の名峰・グレートサミットを何気なく見ていて
思い出した


（写真はボルネオ観光局のサイトから拝借）

おお、この景色、ボルネオ島のコタキナバルだよ

先週、大掃除をしていて
押入の奥から当時の山行の写真を見つけたばかり
それもスライドで
当時（２０年ほど前）はデジカメなどなかったから
フィルム写真なんだけど
時々、スライドフィルムで撮っていた

数日前に息子にそのスライドを映写して見せたばかりのタイミング
早速息子に声を掛けて一緒にテレビを見た

こうして客観的に４０００ｍ越えの山を見ると
なぜ、あんなところに気軽にほいっと行ったのか
我ながら不思議

親友に誘われて
どんな山かもよく知らないまま
シンガポールからバスに乗り
まず半島マレーシアのジョホールバルに
そこからマレーシアの国内便でボルネオに飛んだ
これは節約のため
絶対的にシンガポールからの国際線より
マレーシア国内線が安いから
経費節約のための遠回り

当時は山歩きもあまり苦労した思いがしなかったけど
テレビの映像を見て、
そういや、ロープを頼りに登る岩場があったなと
その背景の風景を見て
怖くなった


（写真はHISのサイトから拝借）

「あんなところに良く行ったねえ」と
息子に言われるまでもなく
怖いもの知らずだったなあと私自身が思ってた

私の山行は、山小屋を早朝に出発しご来光までに登頂したので
眼下の雄大な景色は山頂近くまで暗くて見えなかった
だから、登れた

その時に使った登山用のヘッドライトはフランス製で
軽くて良いんだ、今でも持っていると息子に言うと
「ウチには他の家に必ずあるものは無いけど、
　こんなもの無いよなってものがあるよな」と
呆れられる

東南アジアでも標高４０００ｍとなると
暑くない
番組で写されていた様々な色の高山植物を見て
初めてチラッと
「行ってみても良いな」
とぼそっと言う息子

そうだよね
行ってみないと解らない
本当に
世界は広くて
面白いことが一杯なんだから