『山道は
楽しきことこそ多かりき
背を向け走る
たぬきの短足 』
なんともいとおしき姿なれど
広葉樹が少ない山林では
食べ物がなく
里に下りてきては
畑の作物を頂戴する
悪人のような扱われ方
鹿も同様
害獣として
“駆除”の対象となってしまっている
夜道、仕事を終えての運転席から
ヘッドライトの光に追われるように
懸命に道端を走る狸の後姿が見える
うちのウサギに似て
お尻が丸っこく
そしてウサギとは違って
足が短いから
もう
一生懸命、ちょこちょこと走っている体
狸に罪はないのにね
こんな山にしてしまったのは
いったい誰なのかね
申し訳ないね
楽しきことこそ多かりき
背を向け走る
たぬきの短足 』
なんともいとおしき姿なれど
広葉樹が少ない山林では
食べ物がなく
里に下りてきては
畑の作物を頂戴する
悪人のような扱われ方
鹿も同様
害獣として
“駆除”の対象となってしまっている
夜道、仕事を終えての運転席から
ヘッドライトの光に追われるように
懸命に道端を走る狸の後姿が見える
うちのウサギに似て
お尻が丸っこく
そしてウサギとは違って
足が短いから
もう
一生懸命、ちょこちょこと走っている体
狸に罪はないのにね
こんな山にしてしまったのは
いったい誰なのかね
申し訳ないね