傾聴

どうもいけない、
子どもの話の腰を折ってしまいがち・・

そうなると子どもは話すのが嫌になって当然。
“もっと聴こう”
ってことは
“自分は話すのをよそう”

そう心に決めて
うなづき隊に徹することを目標にした。

「今日、大事件があった。で、それだけ」

大事件って何よって気になるけど
「あんたも巻き込まれたんか？」と聞いてみた

「いや、でも大事件や」

「ふうん」とだけ・・

物足りなくなったのか
しばらくして
大事件の話をし始めた。

話したいことと
聞かれたいことは別モン。

誰かに話したくて聴いてもらい事があるんだけど
親ってのはきっと
子どもの話を聴かなくなってしまってるんだろうなあ。

こうに違いない、こうすりゃ良いって先回りして
自分の思いつきや考えをさも良いことのように押しつけてることが多くない？

子どもは自分で考えて
自分で動ける
しかも
親とはまったく別の人格者
何度もそれを感じてきたのに
やっぱり
先手打って何かしてしいそうな衝動を
ぐっと引っ込めるってことが
中学生男子と対等に生きる道かなあ