産土神さま

産土神さまとは、人がこの世に生を受けたときから亡くなるまでの一生を見守ってくださる神様です。
氏神様とか鎮守の神様というのはその家や地域を守ってくれる神様なので、同じ家族でも個人個人産土神様は違うそうです。

私はこれまでお宮参りをした神様が産土神様だと思っていたのですが、どうやら違うそうで、自分の産土神様をきちんと知って、しっかりお参りしておくと、一生見守って下さるということです。

オーラソーマのセミナーを一緒に受講した人の中に、産土神様を見てくださる人がいたので、お願いしました。
生年月日とその人が受胎したときに母親が住んでいた場所で産土神様は決まるとか・・・（出生地ではありません）

結果、私の産土神様は静岡市の某所にある「淡島神社」ということがわかりました。
で、先日お参りに行ってきましたよ。
街中にふつ～～にある小さなお社でしたが、ご祭神が「少名彦命」とのこと。
この「少名彦命」はこれまでもわりと私の身近に現れる神様なので
「あ、いつもお世話になってます～」って感じでした。

現在私が住んでいる地域　志太地区最古の社「飽波神社」のご祭神も「少名彦命」さまですし、おととし出かけた松山の道後温泉には温泉につかって病が癒えて喜んだ「少名彦命」さまがその上で踊ってついた足跡が残っている石がありました。

海の向こうから光る玉に乗って現れ、大国主命にいろいろな技術や知識を授け、日本の国造りの礎となった小さな神様は最後　常世の国へ帰っていったとされており、私の好きな高橋克彦さんの小説「龍の柩」では宇宙人ではないかとも言われています。

だから私の産土神様が「少名彦命」様だとわかって、ちょっと感激！
医療の神様としても祀られているので、これからの私の進みたいと思っている方向性にもあっているかも・・・
という感慨とともにお参りしました。
境内はとっても静かで鳥の鳴き声が響いていました。周囲では工場の音とか車の音とかが響いていましたが、でも静かなんです。落ち着いた雰囲気とでもいうんでしょうか・・・

なにかパワーを感じるかも、なにか不思議な体験ができるかも、とちょっと邪念もあったのですが、なにも起きませんでした
ただ静かなだけ・・・（私って鈍感？）

とにかく、これからのご加護を改めてご祈念してきました。
折があればまた時々お参りに来ようと思います。

「少名彦命」様　これからもどうぞよろしくお願いいたします