大道芸ワールドカップ

静岡の11月といえば

大道芸ワールドカップ　in　静岡

今年で２１回目　１９９２年に始まったので２０周年です


昔は青年ＨやＹ嬢を連れて見にいったものですが最近はもっぱらダンナさんと二人ででかけます

そして大道芸といえばデビッド・ラムゼイを見なくっちゃ～

ということで

今日はデビッドは常磐公園のステージでやるので
今年は駿府公園には行かずに
市役所前のステージから青葉通りを通って常磐公園へ行くコースにしました

毎年大道芸の間は静岡の街中はけっこうな人出になりますが
今年は特に多いような気がします
行きのＪＲの電車も満員なら駅から呉服町に向かう道も脚立を持った人たちや赤い鼻をつけた子供たちでいっぱい

あまりに混雑しているので市役所前まで行くのに静銀の横の道から迂回していきました

市役所前はすでに最初のパフォーマンス「ポパイ＆サン」の演技が始まっていてお客さんたちの輪が出来上がっていました
私とダンナさんは次の演目の「プティ・ムッシュ」が始まるまで歩道で待機
ところがポパイ＆サンの演技が終わってもみんな動こうとしません
ここは市役所の階段がちょうどよいスタジアムになっていて演技が見やすいのですね

ようやく空いている場所を見つけて座ることができました

「プティ・ムッシュ」はフランスのパフォーマー
和訳すると「小さいおっさん」・・・
日本人からするとそんなに小さくは見えませんがフランス人から見ると小柄なんでしょうね
そんな彼が折りたたみ式のテントと格闘するというパントマイム
よくまぁただのテント相手にあそこまで笑わせてくれると感心しました

次は青葉通りに移動してスペインの「レアンドレ」
彼もパントマイムです
観客の中から引っ張り出した子供たちがなかなか演技に参加してくれなくてちょっと苦労していましたがそれさえも笑いに変えてしまう演技力は素晴らしいですね


もう一つ青葉通りの別のステージで見たかったのですがすでに演技が始まってしまっていたのでパスして常磐公園に向かいました


そこでは私たちが見ようと思っていたパフォーマーの一つ前の演技がすでに始まっていました
別にそんなに真剣に見るつもりもなかったので後ろから踏み台に乗ってみていたのですが・・・
この「ファニー・ボーンズ」たしか去年もデビッド・ラムゼイの前に演技していてとても面白かったイギリス人と日本人のコンビでした
日本人の「けーぼー」が俳優の中尾明慶に似ているので覚えていました
「どうせ僕たちのこと前座くらいにしか思ってないだろ！　前座には前座の意地があるんだぞ！！」と開き直って演じるのはとてもコミカルなパペット・パフォーマンス
とっても面白いのです
そのうちワールドカップ部門に進出することでしょう

さてその次がワールドカップ部門出場の「スケーティング・ピラー」
およそ直径２ｍの小さな円形の舞台の上でローラースケートを履いてアクロバットを演じます
見ているこっちが怖くなるくらいスリリングな演技に観客はみんな「怖い怖い」「マジありえない」「ひぇ～～～～～」と歓声をあげながら拍手喝采
私たちの前に座っていた外国人の母子が帰り際に「スゴカッタデスネ～　コワイネェ　シンジラレナイネ」と声をかけてきました
みんなとその興奮を共有したかったのね　わかるわ～～～　その気持ち

この「スケーティング・ピラー」と「プティ・ムッシュ」と「レアンドレ」はワールドカップ部門の出場者です
明日優勝者が決まるけど・・・
私的にはこの「スケーティング・ピラー」が一押しかな
（って３組しか見てないけどさ）

そして最後はお楽しみのデビッド・ラムゼイ
もう彼を見なきゃ大道芸は終わらないってほぼ毎年見てますが・・・
だいたい同じようなことをやっているんだけどやっぱり何回見ても面白い
安定感のあるパフォーマーです

しかし今年の大道芸は寒かった
特に今日は曇っていて陽射しが薄かった上に風が冷たくてお客さんも○○クロのライトダウンを着ていたり厚手のニットを羽織っていたりといつもの大道芸とは様子が違いました
地面に座っているとお尻が冷たくなっちゃった

青葉通りは風が吹くたびに落ち葉が舞ってスタッフさんは落ち葉掃除が大変そう
アクロバットなパフォーマンスの時は足元がきれいでないと滑って危ないものね
掃いても掃いても落ちてくる落ち葉と格闘していました


大道芸ワールドカップ　in　静岡はそんなボランティアのスタッフさんたちによって運営されています
スタッフのみなさん　どうもありがとう
おかげで今年も楽しいひと時を過ごすことができました

写真は帰りがけに通った市役所前で再度演じていた「ポパイ＆サン」
後ろからまた見ちゃいました

息子がイケメンで今後が楽しみです
（そういえばイケメンジャグラーのアラン君は今年は来てないのかなあ）