仏検の二次試験を大阪日仏センター=アリアンス・フランセーズで受けてきました。
試験前からすごい緊張していました。控え室から受験室前に案内されて、二つのテーマが書かれた紙が渡されます。内容を読んでまず愕然。。。
私が与えられた二つのテーマは「多くの子供が犯罪の犠牲者になっていることについて」、そして「『勝ち組』・『負け組』の考え方が広まっていることについて」(ちゃんとした問題文は忘れました)でした。
なんと二つとも私が予測していたテーマでした(7/9の記事参照)。ですが、予想していたテーマたちの中で、作文するなどして何らかの準備をしていたのは「ニート」「クールビズ」「未成年者の犯罪」の三つだけ。あとは手付けずでした。
予想を的中させておきながらなんの準備もしてこなかったことにしばし後悔の嵐・・・。でもとにかく何か言わないといけないので、テーマを選び、半分パニックになった頭で一生懸命言うことを考えました。
そして呼ばれて試験室の中へ。
名前の確認とどちらのテーマを選んだか聞かれた後、何か言われたのでもう発表するのかと思って震える声でしゃべり始めたところ、どうもテーマを音読するように言っておられたらしく、止められました。
早くも失態。だって音読するなんて試験案内にはどこにも書いてなかったもん。。
音読の後はいよいよ3分間の発表・・・。以下、私の発表(言おうとしたこと)です。
「私はテーマBを選びました。こちらの方が関心があったからです。一般的に『勝ち組』とはお金をたくさん稼ぐ人、社長になった人とか、のことを言い、反対に『負け組』とはお金をあまり稼げない人のことを言います。ですが、女性に関してはちょっと特殊な意味になります。『負け組』とは30歳過ぎても独身の女性のことを言うのです。私は28歳なので私ももうすぐ『負け組』になります」
・・・ここで日本人の面接官の方が少し笑ってくださったので、一気に気が楽になりました。
「私はこの考え方が大嫌いです。幸福は稼ぐお金の量で計れないと思うからです。それに私の同僚にはいわゆる『負け組』の人がいますが、彼女たちはその生活を楽しんでいます。私はそんな彼女たちの生き方が好きです。なので『勝ち組』『負け組』という考え方は好きではありません」
ネイティブの面接官の方はあまりこのテーマについて詳しくないのか、ここで『勝ち組』『負け組』の定義について確認してこられました。私が言わんとしたことはだいたい伝わっていたようでした。
その後、日本人の面接官の方から「あなたは今の状況に満足していないようですが、ではどうしたらいいと思いますか」と質問がありました。ちょっと困ってしまったのですが、事前に「未成年者の犯罪」について作文した内容をちょっと思い出し、ちょっと強引ながらも転用してみました。
「でも、だんだん私と同じように考える人が増えてきているように思います。今の子供たちはとてもストレスを抱えているということがたびたび言われています。彼らの中には凶悪な犯罪をおこしてしまう人もいます。最近も高校生が自分の家に火をつけ、彼の母と弟と妹が亡くなりました。彼にとても厳しく、より勉強をさせようとした父親が原因でした」
「・・・つまり『勝ち組』にさせようとした、ということですね」と日本人の面接官。そうです。それを言わないと前後の脈絡が全くなくなりますよね・・・。ナイスフォローに感謝です。
その後は、仕事のこととかフランス語の勉強方法のこととか少し質問があって、試験終了。
試験直後は、とりあえずしゃべれたことと和やかに会話が進んだことに対する満足感で、すごく手ごたえを感じていたのですが・・・。時間がたって冷静になってくると、私のフランス語のめちゃくちゃさに恥ずかしくなりました。文法に関してはほとんど点がないかも・・・。でもあんな緊張感の中で、活用とか時制とか気を配るだけの心の余裕なんて出ないですよ~。あと、思い返してみると、収入による『勝ち組』『負け組』の考え方と、女性が結婚しているか否かによる『勝ち組』『負け組』の考え方がごっちゃになってしまっていたなあ、と・・・。
結果についてはだんだん不安になってきましたが、とにかく無事に終わってよかったです。自分の力は出したと思うし、準備不足だったことを除いては悔いはありません。
試験前からすごい緊張していました。控え室から受験室前に案内されて、二つのテーマが書かれた紙が渡されます。内容を読んでまず愕然。。。
私が与えられた二つのテーマは「多くの子供が犯罪の犠牲者になっていることについて」、そして「『勝ち組』・『負け組』の考え方が広まっていることについて」(ちゃんとした問題文は忘れました)でした。
なんと二つとも私が予測していたテーマでした(7/9の記事参照)。ですが、予想していたテーマたちの中で、作文するなどして何らかの準備をしていたのは「ニート」「クールビズ」「未成年者の犯罪」の三つだけ。あとは手付けずでした。
予想を的中させておきながらなんの準備もしてこなかったことにしばし後悔の嵐・・・。でもとにかく何か言わないといけないので、テーマを選び、半分パニックになった頭で一生懸命言うことを考えました。
そして呼ばれて試験室の中へ。
名前の確認とどちらのテーマを選んだか聞かれた後、何か言われたのでもう発表するのかと思って震える声でしゃべり始めたところ、どうもテーマを音読するように言っておられたらしく、止められました。
早くも失態。だって音読するなんて試験案内にはどこにも書いてなかったもん。。
音読の後はいよいよ3分間の発表・・・。以下、私の発表(言おうとしたこと)です。
「私はテーマBを選びました。こちらの方が関心があったからです。一般的に『勝ち組』とはお金をたくさん稼ぐ人、社長になった人とか、のことを言い、反対に『負け組』とはお金をあまり稼げない人のことを言います。ですが、女性に関してはちょっと特殊な意味になります。『負け組』とは30歳過ぎても独身の女性のことを言うのです。私は28歳なので私ももうすぐ『負け組』になります」
・・・ここで日本人の面接官の方が少し笑ってくださったので、一気に気が楽になりました。
「私はこの考え方が大嫌いです。幸福は稼ぐお金の量で計れないと思うからです。それに私の同僚にはいわゆる『負け組』の人がいますが、彼女たちはその生活を楽しんでいます。私はそんな彼女たちの生き方が好きです。なので『勝ち組』『負け組』という考え方は好きではありません」
ネイティブの面接官の方はあまりこのテーマについて詳しくないのか、ここで『勝ち組』『負け組』の定義について確認してこられました。私が言わんとしたことはだいたい伝わっていたようでした。
その後、日本人の面接官の方から「あなたは今の状況に満足していないようですが、ではどうしたらいいと思いますか」と質問がありました。ちょっと困ってしまったのですが、事前に「未成年者の犯罪」について作文した内容をちょっと思い出し、ちょっと強引ながらも転用してみました。
「でも、だんだん私と同じように考える人が増えてきているように思います。今の子供たちはとてもストレスを抱えているということがたびたび言われています。彼らの中には凶悪な犯罪をおこしてしまう人もいます。最近も高校生が自分の家に火をつけ、彼の母と弟と妹が亡くなりました。彼にとても厳しく、より勉強をさせようとした父親が原因でした」
「・・・つまり『勝ち組』にさせようとした、ということですね」と日本人の面接官。そうです。それを言わないと前後の脈絡が全くなくなりますよね・・・。ナイスフォローに感謝です。
その後は、仕事のこととかフランス語の勉強方法のこととか少し質問があって、試験終了。
試験直後は、とりあえずしゃべれたことと和やかに会話が進んだことに対する満足感で、すごく手ごたえを感じていたのですが・・・。時間がたって冷静になってくると、私のフランス語のめちゃくちゃさに恥ずかしくなりました。文法に関してはほとんど点がないかも・・・。でもあんな緊張感の中で、活用とか時制とか気を配るだけの心の余裕なんて出ないですよ~。あと、思い返してみると、収入による『勝ち組』『負け組』の考え方と、女性が結婚しているか否かによる『勝ち組』『負け組』の考え方がごっちゃになってしまっていたなあ、と・・・。
結果についてはだんだん不安になってきましたが、とにかく無事に終わってよかったです。自分の力は出したと思うし、準備不足だったことを除いては悔いはありません。
お疲れ様でした。
私は「子供が犯罪の犠牲になっている・・・」方を選びました。問題を渡されて、もう心臓バクバクでしたよ。さとさん、きっと大丈夫ですよ。言いたいことがちゃんと言えて、何より手応えを感じられたのが素晴らしいです。結果の発送は8月11日と、待合室に掲示がありましたね。
私は、1次もギリギリだったので厳しいと思いますが、これから1年間、取り組むべき課題がはっきりしたので、よかったと思っています。
それから、さとさんの先生がおっしゃるように、試験官は意地悪ではありませんでした。
お疲れ様でした。
極度の緊張の中、一生懸命発表されたコト尊敬します。
今日はユックリ休んでくださいね♪
ホントにガチガチになってしまって、声も紙を持つ手も震えて、恥ずかしかったです。
問題、miauleuseさんも同じ組み合わせだったんですね!どちらを選ぶか実はちょっと迷いました。
私の面接をしてくれた試験官さんも、たくさんフォローしてくれたし、意地悪じゃなかったです。話すスピードだけは容赦なかったですけど。。。
思い出すと笑っちゃうくらいのヘナチョコフランス語でしたが、一生懸命やった結果なので満足しています。
試験も終わり、ようやく夏が来た!!って感じです。
疲れがとれたら、夏を満喫したいと思います♪
文法的に完璧なのってあまり要求されてない気がするので(私が言うのもへんですが)良い方向に進む事を願っています!
とりあえずいちばん気にしてた「なんにもしゃべれない」状態は回避できたので、それだけでもよかったかな、と。
あとはもう祈るだけです。
ま~ず、合格まちがいなしって思いますよ。
1次のアドヴァンテージもあるし。
仏検に関しては、さとさん「勝ち組」です(笑)
だけど、あんなカタストロフなフランス語では
合格間違いなしとか勝ち組なんて、とても言えませんよ~
でもやっぱりここまで頑張ったんだし、なんとか
このまま合格していてほしいものです。