
この齢になって色々な事に疑問を持つことが多い。
きょうも唸りながら読んでいる記事でちょっと分からない事。
それは下記の記事です。
名古屋 80代夫婦殺害やり直し裁判 被告に死刑判決 名古屋地裁 | NHK
【NHK】6年前、名古屋市で80代の夫婦を殺害し財布を奪った罪に問われ、1審の無期懲役の判決が取り消された48歳の被告に対するやり…
NHKニュース
詳しくは分かりませんが容疑者は夫婦2人を殺害。
その目的かどうかは分かりませんが現金を奪った。
そこで、裁判となり「無期懲役」の判決を受けた。
その後、審理を差し戻されて、二審で死刑判決が出た。
ここからが良く分からないのは一審と二審での違い。
頭が悪いので「無期懲役」と「死刑判決」との違いは
何だったんだろうと思う。
どうも記事を読むと、次の点だった。
① 単なる殺人であれば「無期懲役」?
② 強盗目的であれば「死刑」?
独断で勝手に意見を述べるのはどうかと思いますが
簡単に言えば、罪を足し算するやり方は正義か?
どう考えても変なのは、被害者が2名死亡しても強盗を
加算すると「死刑」?これは非常に変だと感じる。
人の命の重さで、加算すると重罪になる点です。
殺人の上に重罪があるとは思えない。
被害者にとれば二度と戻らない命は最上級です。
それ以上があるのは全く理解が出来ません。
なので、強盗があってもなくても死刑にならない法律の
判断はどうも納得が出来ない。
現行法で努力されている法曹界の方々はどうして分かり
易く刑法罰を規定しないのか?
法律を扱う専門家である裁判官・検察官・弁護士は庶民に
分からない規定を作りたいのかが分からない。
殺人であれば誰が聞いても「死刑」なのか「無期懲役」だと
判決できないのは不可解。意見が分かれる判決は無意味です。
簡単に言えば、一審と二審の裁判官とはどう違うのか?
それは処罰の罰則規定が曖昧だからだと思います。
なので、小学生にも分かる条文にしないのは何故なのか?
「殺人+強盗」= 死刑...では話にもならない。
間違って理解すると、強盗罪は殺人罪よりも重要なのか?
この点が分からない。
この裁判で「無期懲役」と「死刑」に分れたことに重大な
誤認はないのかと思う。
判決が「二転三転」することに専門家が疑問を持たないのは
相当に変だと思います。
そこで、判決を出す過程において明確な基準がない為に
混乱を繰り返していることを恥じないのか?
そもそも刑罰は、人間が決める訳ですから法律に従って
厳粛に裁くことです。それは必ず公正で明確な判断基準で
ないと被害者及び加害者は納得できない。
従って、法律は単純明快が必然だろうと思います。
簡単に言えば、殺人は理由の如何を問わず死刑とする。
これが正しいと思われます。
刑罰とは何か?それは重罪にする事が犯罪抑止になる?
こんな曖昧なことを信じる人は殆どいないと思います。
僕が勝手に思うのは、被害者への「償い」が正しいと思う。
従って、他人の命を奪った人間は自分の命で償うしか術は
ないと明確にすべきと思います。
僕が言いたいのは刑法の罰則が非常に曖昧で分かり難いから
裁判長でさえ迷う条文をいつまで使っているのか?です。
法律を扱う人間も常に判決を迷っているのは不思議です。
ハッキリ言って、法改正をしてもっと判断が分かれない
条文に変えるべきだろうと思います。