【涼宮ハルヒの憂鬱】佐々木ss保管庫

2chの佐々木スレに投稿されたssの保管庫です

佐々木スレ9-391 ラブレター

2007-06-08 | その他中学時代ss

391 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/05/25(金) 00:20:35 ID:NVUkIAv4
ちょwwwもしかしてオンドゥル語ですかwww

短いSS落とします



「先輩、これ、渡してもらえますか」
と、可愛らしい便箋を渡された。
いわゆるラブレターだ。宛先は―――キョン。

「キョン、はい、これ。」
と、国木田がピンクの便箋をキョンに手渡した。
「国木田………お前………」
キョンの顔が引きつっている。
明らかにラブレターと分かるそれを男から貰うなど誰だって遠慮したいからな。
「勘違いしているようだけど、僕からのわけないよ。以前キョンが―――」

「ほう、キョンにラブレターだと?」
中河君の驚いた声がした。なにやら男子が騒がしい。
どうやらキョン君にラブレターが届いたみたい。
キョン君意外ともてるんだなあ。ねぇ、佐々木さん。
「………そうみたいね」
気にならない?
「なんで私に聞くの?」
さて、どうしてでしょうね?

「私には関係ない」
そんなこと言ってもムダムダ。佐々木いつもキョン君見てるくせに。

「ほらほら、正直になっちゃいなさい」
岡本が佐々木に詰め寄っている。
そうだ。佐々木といい、ラブレターの主といいなんでキョンなんだ?
「須藤、勘違いするな。佐々木とはそんなのではないぞ」
その言葉は聞き飽きた。では、その子と付き合うのか?

「悪い今日はちょっと野暮用がある」
放課後、いつものごとくキョンと共に帰宅の徒に誘ったが断られた。
十中八九、野暮用というのは件のラブレターの子に関することだろう。
私はおとなしく引き下がった。
私が彼に何かを強制出来ることなど何もない。
だから彼の自転車の後ろに乗れることはもうないかもしれない。

「早かったね。もういいのかい?」
交際を申し込まれたが、断ってしまった。
受験生たる我が身にはそんな余裕はないからな。
しかし……なんでまだ佐々木がいるんだ?先に帰っていいと伝えたはずだが。
「………未練………だろうね」
未練?ふむ、質問の答えになってないぞ。
「くっくっ、分からないならそれでいいさ。キミはそのままでいてくれ」
いつにも増して分から。
俺は理解する努力を放棄した。
それより佐々木に言うべき言葉がある。
「一緒に帰るか」


おわり



めちゃくちゃテキトーにやってしまった