今日も元気だピーじいさん♪
犬好きであるみなさんは、ワンコの誕生日はもちろん覚えていると思います。
間違っても忘れていたなんてことはあり得ない話。大切な家族の記念日を忘れた
時点で、愛犬家、、いや、人間失格と言っても過言ではありません。
そこを踏まえないでいただくとして、我がザッシュ一族へ2011年に流れ着いた
ピーがなんと、、なんと、なんと~~~
4/29にめでたく14歳となりました!
(はい拍手♪) ↓ マウスをスライドして見るな!
Qは27歳、、
今年も盛大な誕生日パレードをやろうと思い、昨年の内容を確認しようとした所
なんと、誕生日当日の2014/4/29の記事はなく、前日の28日は修行中だった
パウパウ(現コルク)と朝田ちゃんの記事が中心で、ピーネタはなし。
その後の30日は、ハーブや海や鳥の病院記事で、これまた誕生日の事には
一切触れていませんでした。
我が一族にとって記念日は特別な事。忘れるハズはないと思い、一昨年の記事も
読み返してみた所、ここでも誕生日の記事はなし。翌日の30日の記事では
「へっぽこピーは4月28日にザッシュ一族入隊3年目&9歳の誕生日を迎える事が
できました~(家主)」とまさかの家主誕生日間違い(涙)
結局、やった気になっていたピー誕生日パレードはおろか、誕生ピーの記事は幻だったと
いう愕然の事実が判明しました(汗 涙)
実を言うと、誕生日の記事を書かなかったのは深い理由があるのです、、(きっと、たぶん)
しかしその理由を語るには時間が足りず、貴重なみなさまの時間を奪うワケには
ゆきません。ふっ、その理由はいずれブログをやめた後に記事にするか、墓場まで
持ってゆきますので、今回の件はスッパリ忘れていただき、今後とも広く暖かい
目でザッシュ一族を見守っていただけるとこれ幸いです。
さてと、みなさまからの突っ込みは忘れ、本題に戻らせていただきます。
2011年のGWにやってきた頃のピーは「むっつり、どわどわ、ガウガウ」と表情も
乏しい3拍子揃った迷犬でした。それが歳を重ねるにつれ「ニコニコ、ちょわ
ちょわ、ペシペシ」と変化し、現在はやさぐれ度がずいぶん減ったピーじいさんと
なりました。
ザッシュ一族に流れ着いた頃のピー(2011年)

ピーがザッシュ一族に入隊してからというもの、個人的には3つの時期に分けられて
いるのかなと思っており、現在は 3 のピーじいさん期にあたります。
1.ピーやさぐれ期
2.ピーデトックス期
3.ピーじいさん期
ご存知の方もいるかとは思いますが、ピーは虐待されていた所をレスキューされ、
その後、色々な所をたらい回しにされて最後にザッシュ一族に流れ着きました。
たらい回しにされた理由も「噛み犬」という事が最大の理由で、きっと行く先々で
噛みまくっていたのだと思われます。
やさぐれ全盛時代(2011年)

ピーが我が家にやってきた頃は、家主もQも生傷が絶えず毎日が戦争状態。
散歩に連れてゆくためにリードを装着しようとした瞬間「ガウ!」と噛まれる
ため、リード装着が30分かかる事もザラでした。
正直な所「うちもダメかもしれない」と思う事が再三あったのですが、時々見せる
甘えベタな姿を見ると「もう少しがんばってみよう」と踏みとどまっていた気が
します。その後 Doggie’s 911のオンラインセッションによって、ウソのように
ピーの行動が改善されてゆきました。
もう一つ、やさぐれ期から気になっていたのが筋肉のなさでした。うちに来る
以前は散歩をしていたの?というくらい足の筋肉がなく、サラロンと一緒に歩いて
いてもすぐにペースが遅くなりヘタってしまうという毎日。これではマズいという
思いから、小型犬にも関わらず、サラロンと同じメニューの野蛮散歩チームへ参加
させます。往復10km行軍や山岳野営散歩などを行ってゆくうちに、人間は痩せま
せんでしたがピーの筋肉はムキムキと付き始めました。
往復10km行軍にて(2012年)

山岳野営散歩(2012年)

そんな毎日を送ってゆくうちに、ピーもだんだんと穏やかになり、サラロンとの
連帯感も生まれ始めます。本能からか常にボスの座を狙うものの、すでに不動の
地位を確立していたボス犬のロンを超えることはできませんでしたが、楽しい事が
増えていったり、サラロンとの連携もうまく行き始めたり、この頃が一番充実して
いた時期だったのかなとも思います。
サラロンと絆を深めたピー(2013年)

しかし良い事ばかりではなく、過去に蓄積されたストレスが解放され始めたのと同時に
毛が抜け始めました。そして最初の頃程ではないものの、やさぐれ度が復活し始め
イライラ状態が増えるようになりました。しかしそこはハーバリストの
家主という怖くて強くて頼もしい味方がいます。ハゲとイライラをデトックスする
ためのハーブを処方し、時間はかかりましたが見事に毛は戻り、甘えベタな笑う
ピーも帰ってきました。渡りに船とばかり、若干心配しているQ髪の処方も頼み
ましたが「1回¥5.000」という身内に厳しい家主からの一言がトラウマとなり、
そのときから現在まで、Qがやさぐれ気味ということも付け加えておきます。
ハゲピーの時代(2013年)

そして昨年の11月に、ピーを長年見てもらっている先生から、内蔵の状態や、検査
結果を総合的に判断した結果、飛び級宣言が発令され、11歳からまさかの
13歳となります。人間の世界で言えば「ぶちょー、長い間ご苦労様でした!」と
定年退職してさぁこれからが第二の人生と思っていたところ、いきなりあと二年で
古稀となったワケです。
11歳から13歳へとまさかの飛び級宣言(2014年)

そして今年に入り、緑内障からくる左眼球破裂と、13歳となった体にガタが出始め
ました。これらはすべて過去の虐待が原因の後遺症でした。でもハーブのおかげで
検査結果では老犬特有の不具合はあるものの、緊急性を要する症状は今のところ
ありません。しかし右目の状態もあまりよくないため、いづれは左眼球破裂と同じ
状況になる可能性が高いと言われています。
そんな目も耳も見えず聴こえずなピーですが、不思議な事にピーを見ていると
落ち込んでいるようには見えません。しっかり散歩でリードしてあげることで
ピーも安心して楽しそうに歩き、飼い主も普段からピーの目や耳が不自由という
事によるストレスは感じません。犬という生き物は「現実を直視し、イジけず、
悲観せず、状況を素直に受け入れた生き方ができる」のではないでしょうか。
おかしなもので、来た頃はやさぐれピーに手を焼きまくっていましたが、
14歳になった今、やさぐれる元気が健康のバロメーターとなっています。
あとどれだけ、やさぐれていられるかはわかりませんが、気合いと根性で犬生を
駆け抜けてきたきピーにとって、安住の地でいて欲しいと願うザッシュ一族です。
ピー、14歳(または11歳)の誕生日おめでとう
まだまだ、やさぐれながらドカンと遊ぼうな♪
→ iphoneなど誕生日プレゼントは、Q宛でお願いいたします♪
GWは海へ山へレッツラゴ~♪