藻岩山の小さな小さな春（２０１２．０４．１９）

暖かい。
パーカを脱いで登る。

途中であった人に、「もうすぐ花が咲きますね」というと、
「下でエゾエンゴサクが咲いていましたよ」と教えて貰う。

お地蔵様の７番から眼を光らせて慎重に下山。
６番を少し下った辺りから、今咲きだしたばかりのエゾエンゴサクが、
小さな姿で、ポツリポツリと姿を現している。
藻岩山の小さな小さな春を、み～～つけた。

暴風雪の爪痕が・・（２０１２．０４．０６）

４日の暴風雪はものすごかった。
藻岩山に来た人はいたのだろうか。

今日は穏やかな藻岩山だ。

でも、歩きだすと、
あちこちに折れた枝が、
吹き飛ばされて、力尽きていた。
細い枝、太い枝。
可哀そうなほど。



暴風に力尽きて折れた枝を見ながら、
老人は藻岩山を上る。

暖かな陽射しが嬉しい（２０１２．０３．２８）

藻岩山の春は、まだまだ遠いのだが、
暖かな陽射しを受けて、心が弾む。
頂上のベンチで、日向ぼっこ。






セッケイカワゲラも散歩を楽しんでいる。

まだまだ冬だ。（２０１２．０３．１３）

藻岩山の登山口に着くと、雪が降っている。
風も強い。
尾根道では、吹き溜まっていて道が消えている。
強い風にあおられて、体のバランスを崩す。
危ない、危ない。

藻岩山の冬は、まだまだ終わらない。
三角点もまだ雪の下だ。

どうして藻岩山を登るのかな？（２０１２．０３．０８）

「どうして藻岩山を登るの？」
「暇でやることがないからだね」
「やることがないのは分かるけど、どうして藻岩山なの？」
「藻岩山を登るのが好きだからね」
「だから、どうして藻岩山が好きなの？」
「景色はいいし、木や花が綺麗だし、運動不足も解消できるしね。」
「他にも山があるし、原生林もあるし、運動不足を解消できる所もたくさんあるよ。どうして藻岩山なの？」
「しつこいね。理屈じゃないの！　好きなものは好きなの！！」
「ふーん、理屈じゃないものを話しても無駄だね」
・・・・・・。



しばらくぶりで展望台に上がる。
ロープウェイの中腹駅の向こう側に札幌の街が広がっている。